【23〜26卒 業界別イメージ調査】介護・福祉業界への就活を検討する学生は10.5%。社会貢献性の高さは認識されるも、働き方などの就業条件にマイナスイメージが。
『23・24・25・26卒生対象 業界別イメージ調査 介護・福祉業界編』2022年11月実施 株式会社インタツアー
株式会社インタツアー(代表:作馬 誠大、本社:東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル南館)は、23卒~26卒学生を対象とした調査『業界別イメージ調査 介護・福祉業界編』の結果を発表しました。
学生が就職活動を行う際、業界研究を行った上で業界を選択。その中から企業を選んでいくというケースが大多数を占めます。この業界選択の段階では「人気業界」「不人気業界」のほか、「自分に向いている業界」などの情報を蓄積し、自分のイメージを描いていきます。
当調査では23卒~26卒学生を対象として、介護・福祉業界における仕事のイメージ、介護・福祉業界以外に志望している業界、介護・福祉業界で思い浮かべる企業名などを聞き、データにまとめました。
学生が就職活動を行う際、業界研究を行った上で業界を選択。その中から企業を選んでいくというケースが大多数を占めます。この業界選択の段階では「人気業界」「不人気業界」のほか、「自分に向いている業界」などの情報を蓄積し、自分のイメージを描いていきます。
当調査では23卒~26卒学生を対象として、介護・福祉業界における仕事のイメージ、介護・福祉業界以外に志望している業界、介護・福祉業界で思い浮かべる企業名などを聞き、データにまとめました。
【徹底調査】就活生に不人気な介護業界の意外なライバル業界とは?-資料ダウンロード
https://intetour.biz/download/230106questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=11g
今回の調査では、「介護・福祉業界」について学生が持っているイメージを調査しました。
●業界のマイナスのイメージは「給料が低い」「ワークライフバランスがとれない」など
●待遇や労働環境に不安
●具体的な仕事のイメージは「高齢者のお世話」が多数を占める
●選考を受ける(受けるかもしれない)学生は10.5% ただし業界自体の認知は高い
●競合する志望業界は「メーカー」が最多 「官公庁」「サービス業」に興味を持つ学生も多い
●【知っている企業名】約8割の学生が具体的な企業名を挙げられない
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:23・24・25・26卒大学生
調査母数:16,894名(文系学生15,111名、理系学生1,783名)
回答数:1,046名(23卒 244名、24卒 548名、25卒 175名、26卒 79名)
調査方法:『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
調査期間:2022年11月14日~2022年11月21日
設問2. 介護・福祉業界のプラスイメージで他に思いつくものがあれば教えてください(自由記述)
設問3. 介護・福祉業界のマイナスイメージを教えてください(複数回答)
設問4. 介護・福祉業界のマイナスイメージで他に思いつくものがあれば教えてください(自由記述)
設問5. 介護・福祉業界ではどのような仕事をするイメージがありますか?(自由記述)
設問6. 介護・福祉業界の選考を受けようと思っていますか?
設問7. 介護・福祉業界の他に志望している業界を教えてください(3つまで)
設問8. 介護・福祉業界で思い浮かべる企業名を3つほど教えてください(自由記述)
【設問1】では、介護・福祉業界に対する「いいイメージ」について聞きました。
「社会貢献度が高い」と答えた学生は67.7%と最も多く、2位以下に対して圧倒的な差をつけました。その他には「アットホーム」が21.7%、「安定している」が16.9%、「スキルが身につく」が15.8%、「将来性がある」が13.5%と回答しています。
特に回答が多かったのが「人の役に立てる(やりがいを感じられる)」や「需要が高まる」の2点。設問1で最も多かった「社会貢献度が高い」の理由づけとしても、仕事に対するやりがいの大きさや社会的ニーズの高さを感じている学生が多いことがわかります。
最も多かったのが、「給与が安い」の67.7%。次いで「ワークライフバランスが取れない」の47.8%となりました。社会貢献性やニーズの高さ、仕事のやりがいにプラスイメージを描いている反面、就労環境や条件面に対してはシビアに見ている学生が多いことがうかがえます。
「肉体的負担」や「長時間勤務でブラック(残業多め)」「低賃金」と回答する学生が特に目立つ結果となりました。これらの回答はかねてから業界全体の課題として挙げられていますが、社会的貢献を果たすにあたり、相当の自己犠牲を払うのではないかという懸念を抱く学生が多いことを表しています。
最も多かったのが「高齢者のお世話」で、62.8%と2位以下と圧倒的な差のついた結果となりました。実際には「障害者のサポート」(10.7%)や「小さな子供の世話」(0.8%)なども含まれるのですが、少子高齢化社会という世相も今回の回答に大きな影響を与えているとも考えられます。
介護・福祉業界の選考を「受けようと思う(受けた)」「受けるかもしれない」と回答した学生は10.5%で、残りの89.5%が「受けるつもりはない(受けなかった)」と回答しています。不人気業界の一つと言われる介護・福祉業界ですが、社会貢献度の高さは認知されているものの、そこで働こうという動機づけがされていない、または弱いことが改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。
最も多かったのが「メーカー」の18.6%。次いで「商社(総合)」の10.9%、「官公庁・公社・団体」の10.5%という結果となっています。いずれも社会貢献性が高い上、安定性や条件の高さ、ワークライフバランスの取りやすさなどが魅力と感じられていると考えられます。また、業界大手となるとグローバルな事業展開を行う企業も多いことから、スケールの大きな仕事ができるというイメージがあるようにも思われます。
最も多かったのが「わからない」が79.9%と圧倒的で、「ベネッセ(ベネッセスタイルケア)」の6.3%や「ニチイ学館」の3.5%、「SOMPOケア株式会社」の2.4%など、知名度においてかなり厳しい現実が浮かび上がりました。回答全体を見るとテレビCMなど広告活動に力を入れている企業の名前も挙がっていますが、実際に学生が意識するまでには至っていないことがわかりました。この知名度の低さも、不人気業界としての課題の一つに挙げられるでしょう。
同調査の詳しい結果は「インタツアー」サービスサイトからダウンロードいただけます。
【徹底調査】就活生に不人気な介護業界の意外なライバル業界とは?-資料ダウンロード
https://intetour.biz/download/230106questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=11g
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館16F
代表:代表取締役社長 作馬 誠大
事業内容:インタビューから始まるリレーションシップ採用プラットフォーム「インタツアー」を展開。学生と企業の新しいタイミングで新しいつながり方の採用マーケティング機能で新卒採用支援を行っている。
https://intetour.co.jp/
担当:作馬、安田
TEL:03-6731-4455 E-MAIL:ittinfo@intetour.co.jp
問い合わせフォーム:https://intetour.co.jp/contact/
https://intetour.biz/download/230106questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=11g
学生が就職活動を行う際、業界研究を行った上で業界を選択。その中から企業を選んでいくというケースが大多数を占めます。この業界選択の段階では「人気業界」「不人気業界」のほか、「自分に向いている業界」などの情報を蓄積し、自分のイメージを描いていきます。
今回の調査では、「介護・福祉業界」について学生が持っているイメージを調査しました。
- 調査結果のポイント
●介護・福祉業界のプラスのイメージは「社会貢献度が高く今後も需要がなくならない業界」
●業界のマイナスのイメージは「給料が低い」「ワークライフバランスがとれない」など
●待遇や労働環境に不安
●具体的な仕事のイメージは「高齢者のお世話」が多数を占める
●選考を受ける(受けるかもしれない)学生は10.5% ただし業界自体の認知は高い
●競合する志望業界は「メーカー」が最多 「官公庁」「サービス業」に興味を持つ学生も多い
●【知っている企業名】約8割の学生が具体的な企業名を挙げられない
- 調査概要
『23・24・25・26卒対象 業界別イメージ調査 介護・福祉業界編』
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:23・24・25・26卒大学生
調査母数:16,894名(文系学生15,111名、理系学生1,783名)
回答数:1,046名(23卒 244名、24卒 548名、25卒 175名、26卒 79名)
調査方法:『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
調査期間:2022年11月14日~2022年11月21日
- 23・24・25・26卒生対象 業界別イメージ調査 介護・福祉業界編 設問構成
設問1. 介護・福祉業界のプラスイメージを教えてください(複数回答)
設問2. 介護・福祉業界のプラスイメージで他に思いつくものがあれば教えてください(自由記述)
設問3. 介護・福祉業界のマイナスイメージを教えてください(複数回答)
設問4. 介護・福祉業界のマイナスイメージで他に思いつくものがあれば教えてください(自由記述)
設問5. 介護・福祉業界ではどのような仕事をするイメージがありますか?(自由記述)
設問6. 介護・福祉業界の選考を受けようと思っていますか?
設問7. 介護・福祉業界の他に志望している業界を教えてください(3つまで)
設問8. 介護・福祉業界で思い浮かべる企業名を3つほど教えてください(自由記述)
- プラスイメージは「社会貢献度が高い」67.7%
【設問1】では、介護・福祉業界に対する「いいイメージ」について聞きました。
「社会貢献度が高い」と答えた学生は67.7%と最も多く、2位以下に対して圧倒的な差をつけました。その他には「アットホーム」が21.7%、「安定している」が16.9%、「スキルが身につく」が15.8%、「将来性がある」が13.5%と回答しています。
- 「人の役に立てる(やりがいを感じられる)」や「需要が高まる」といったプラスイメージも
【設問2】では、設問1以外で思いつくプラスイメージを自由回答形式で聞きました。
特に回答が多かったのが「人の役に立てる(やりがいを感じられる)」や「需要が高まる」の2点。設問1で最も多かった「社会貢献度が高い」の理由づけとしても、仕事に対するやりがいの大きさや社会的ニーズの高さを感じている学生が多いことがわかります。
- マイナスイメージは「給与が低い」「ワークライフバランスが取れない」が上位
【設問3】では、介護・福祉業界に対する「良くないイメージ」を聞きました。
最も多かったのが、「給与が安い」の67.7%。次いで「ワークライフバランスが取れない」の47.8%となりました。社会貢献性やニーズの高さ、仕事のやりがいにプラスイメージを描いている反面、就労環境や条件面に対してはシビアに見ている学生が多いことがうかがえます。
- 「肉体的負担」「長時間勤務でブラック(残業多め)」「低賃金」といったマイナスイメージも
【設問4】では、設問3以外で思いつくマイナスイメージを自由回答形式で聞きました。
「肉体的負担」や「長時間勤務でブラック(残業多め)」「低賃金」と回答する学生が特に目立つ結果となりました。これらの回答はかねてから業界全体の課題として挙げられていますが、社会的貢献を果たすにあたり、相当の自己犠牲を払うのではないかという懸念を抱く学生が多いことを表しています。
- 介護・福祉業界の仕事「高齢者のお世話」62.8%
【設問5】では、介護・福祉業界での仕事についてのイメージを聞きました。
最も多かったのが「高齢者のお世話」で、62.8%と2位以下と圧倒的な差のついた結果となりました。実際には「障害者のサポート」(10.7%)や「小さな子供の世話」(0.8%)なども含まれるのですが、少子高齢化社会という世相も今回の回答に大きな影響を与えているとも考えられます。
- 介護・福祉業界への就職を検討する学生「10.5%」
【設問6】では、介護・福祉業界の選考希望について聞きました。
介護・福祉業界の選考を「受けようと思う(受けた)」「受けるかもしれない」と回答した学生は10.5%で、残りの89.5%が「受けるつもりはない(受けなかった)」と回答しています。不人気業界の一つと言われる介護・福祉業界ですが、社会貢献度の高さは認知されているものの、そこで働こうという動機づけがされていない、または弱いことが改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。
- 介護・福祉業界以外の人気業界「メーカー」18.6%
【設問7】では、介護・福祉業界以外で志望する業界を聞きました。
最も多かったのが「メーカー」の18.6%。次いで「商社(総合)」の10.9%、「官公庁・公社・団体」の10.5%という結果となっています。いずれも社会貢献性が高い上、安定性や条件の高さ、ワークライフバランスの取りやすさなどが魅力と感じられていると考えられます。また、業界大手となるとグローバルな事業展開を行う企業も多いことから、スケールの大きな仕事ができるというイメージがあるようにも思われます。
- 介護・福祉業界で思い浮かべる企業「わからない」が79.9%…知名度の低さに課題
【設問8】では、介護・福祉業界と聞いて思い浮かべる企業について聞きました。
最も多かったのが「わからない」が79.9%と圧倒的で、「ベネッセ(ベネッセスタイルケア)」の6.3%や「ニチイ学館」の3.5%、「SOMPOケア株式会社」の2.4%など、知名度においてかなり厳しい現実が浮かび上がりました。回答全体を見るとテレビCMなど広告活動に力を入れている企業の名前も挙がっていますが、実際に学生が意識するまでには至っていないことがわかりました。この知名度の低さも、不人気業界としての課題の一つに挙げられるでしょう。
同調査の詳しい結果は「インタツアー」サービスサイトからダウンロードいただけます。
【徹底調査】就活生に不人気な介護業界の意外なライバル業界とは?-資料ダウンロード
https://intetour.biz/download/230106questionnaire?utm_source=prtimes&utm_medium=report&utm_campaign=11g
- 会社概要
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館16F
代表:代表取締役社長 作馬 誠大
事業内容:インタビューから始まるリレーションシップ採用プラットフォーム「インタツアー」を展開。学生と企業の新しいタイミングで新しいつながり方の採用マーケティング機能で新卒採用支援を行っている。
https://intetour.co.jp/
- このプレスリリースについてのお問い合わせ先
担当:作馬、安田
TEL:03-6731-4455 E-MAIL:ittinfo@intetour.co.jp
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