BlueSkeye AI、2件の米国特許を取得— 共感型AI技術とプライバシー保護で新たな一歩
AIと人間の自然な対話を実現—最新特許で広がる応用領域
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コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西岡和彦)が国内代理店を務める感情を認識するAI技術を提供するBlueSkeye AI(本社:イギリス)は、米国特許番号 12,135,943 および 12,154,313 の2件の特許を取得したことを発表しました。
今回の特許は、共感的な言語モデルおよびプライバシーを保護する人工知能に関する重要な技術革新が予見されます。本特許の取得により、同社の最先端AI技術分野におけるリーダーとしての地位をさらに確固たるものとしています。
■取得特許の概要
特許1:ユーザーの感情を踏まえた大規模言語モデルAI技術(LLMs) (特許番号 12,135,943)
この技術は、AIがユーザの表面的な感情や精神状態を考慮し、より人間らしい共感を通して対話を実現する大規模言語モデル(LLMs:large language models)に関するものです。この技術の具体的な応用可能な分野としては、ソーシャルロボットやバーチャルアシスタント、チャットボットなどがあり、AIがユーザーの個人情報を保護しながら、より人間らしい自然なコミュニケーションを可能とするよう設計されています。
特許2: 個人特定情報を含まない合成顔・音声の生成技術 (特許番号 12,154,313)
この特許は、実際の人物や映像の社会的・感情的な特徴を保持しつつ、特定の外見的特徴を排除した合成顔や合成音声を生成する技術に関するものです。
この技術は、個人を識別可能な情報を保持することなく感情データを処理するため、EU AI法を含む世界各国のデータ保護法(DPA)に準拠し、機密性の高い感情データを安全に活用するための重要な一歩となります。
■責任あるAI技術の発展へ
BlueSkeye AIの共同創設者であり、科学推進責任者(CESO) を務めるミシェル・ヴァルスター教授は次のように述べています。
「これらの特許取得は、責任あるAI技術の発展に向けた当社の取り組みにおいて重要なマイルストーンです。プライバシーに関する懸念が高まり、規制が進化する中で、当社の技術は、共感的なAIとの対話を実現しながらデータ保護を両立する新たな道を切り拓いていきます。」
BlueSkeye AIは、これらの技術を製品に組み込み、より安全で、よりスマートな人間中心のAIソリューションを提供することで、人々の利益に貢献していきます。
■BlueSkeye AIについて
BlueSkeye AIは、機械学習を活用した顔や声の分析を通じて、人間の行動を理解するAI技術を開発しています。特に、医療分野では患者の表出行動の自動解析を実現するなど、ユーザー体験の向上と個人情報保護の両立を目指したソリューションを提供しています。
また、ヘルスケア、自動車、ソーシャルロボティクス、消費者リサーチ など、多様な業界に応用可能なAI技術を開発し、より良い未来の実現に貢献しています。
■コーンズテクノロジーについて(BlueSkeye AI 国内代理店)
コーンズ テクノロジーは長年にわたり日本と諸外国との貿易発展に寄与してきたコーンズグループの一員で、日本産業界のニーズに合った新製品や新技術をプロモーション、マーケティング、及び販売する技術専門商社です。世界中のパートナーと密に連携して、当社はお客様に迅速且つフレキシブルに世界最高レベルのご提案をさせて頂きます。詳細については、https://cornestech.co.jp/をご覧ください。
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