イケア、5月17日(火)のIDAHOTBに寄せてHome Pride Homeのシンボルを公開
レインボーバッグの一部売り上げを寄付 プログレス・プライド・フラッグの掲揚を実施
「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer:ペトラ・ファーレ)の親会社であるIngkaグループ(Ingka Holding B.V. とその関連会社)は、2022年5月17日(火)の「IDAHOTB(国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日)」に寄せて、「Home Pride Home(ホーム・プライド・ホーム)」というシンボルを新たにデザインし、イケアの公式Instagramで公開します。イケア・ジャパンでは、今年も多様性を表現したSTORSTOMMA/ストールストッマ レインボーバッグを販売し、その一部売り上げをLGBT+を支援する非営利団体に寄付します。また、5月17日(火)~5月29日(日)に全国のイケアストアにてプログレス・プライド・フラッグを掲揚します。
LGBT+インクルージョン(多様性の受け容れ)は、イケアにとって、とても大事な課題です。イケアは、性的指向やジェンダーアイデンティティに関係なく、誰もが公平な扱いを受け、平等な機会を得る権利があると考えています。その信念を示すため、私たちはプログレス・プライド・フラッグの色を取り入れて「Home Pride Home」とデザインされたシンボルをつくりました。このシンボルは、どんな人でも、どこにいても、誰もがくつろげ、本当の自分でいられるべきだ、という願いが込められています。
「Home Pride Home」のシンボルは、イケアの公式Instagramアカウントのストーリーズで公開され、GIFスタンプとして使うことができます。「home pride home」で検索し、#HomePrideHome と一緒にサポートの気持ちをシェアしてください。そして、お客さまはシンボルをシェアしたり、印刷して飾ったりすることで、LGBT+コミュニティへの支援を表明いただけます。ウェブサイトでは、イギリスの慈善団体Stonewallと協働して、LGBT+コミュニティへの支援を示すヒントも紹介します。
Ingkaグループ Equality, Diversity and Inclusion ManagerのHelen Duphornは、以下のように述べています。「私たちは引き続き、あらゆる性的指向やジェンダーアイデンティティの人々が、どこにいても本来の自分でいられる世界の構築をサポートしていきます。『Home Pride Home』のシンボルをシェアし、受容を示すという小さなアクションで、インクルージョンを支援できます。この機会に、LGBT+インクルージョンを推進するために声を上げ、みんなで心を開き、家を開かれた場所にし、あらゆる人々が受け容れられ、尊重され、歓迎されていると感じられるようにしましょう。」
<日本国内の取り組み>
●STORSTOMMA/ストールストッマ レインボーバッグを販売、一部売り上げを寄付
今年も、多様性を表すレインボーカラーで彩られたSTORSTOMMA/ストールストッマ レインボーバッグを販売し、一部売上をLGBT+を支援する非営利団体に寄付します。
●プログレス・プライド・フラッグを掲揚
場所:全国のイケア店舗(都心型店舗を除く)
期間:5月17日(火)~5月29日(日)
プログレス・プライド・フラッグ:2018年にアーティストのダニエル・クエーサー氏がデザインしたものです。インクルージョン(多様性の受け入れ)について、よりわかりやすくするために、この旗ではあらゆる人種のLGBT+コミュニティをブラックとブラウンのストライプで、またトランスジェンダーのプライドをピンク、ライトブルー、ホワイトで表現しています。
●名古屋レインボープライドに、IKEA長久手が参加
5月14日(土)に開催される名古屋レインボープライドに、IKEA長久手が参加します。レインボーカラーのブースを出展し、イケアの多様性に関する考えや取り組み、6人のコワーカー(イケア従業員)ストーリーを紹介します。
●LGBT+アライ(理解し支援する人)として、LGBT+のコワーカー(従業員)をサポート
イケアは、すべての人を受けいれる職場環境をつくり、性的指向やジェンダーアイデンティティに関わらず、あらゆる人に平等な機会をもたらすことを目指しています。イケア・ジャパンでは、パートナーを配偶者、もしくは、配偶者ではないが12 か月以上に渡り同じ住所に住民登録している者と定義しています。法律婚、事実婚、同性婚に関わらずパートナーとして同じ福利厚生を受けることができます。パートナーが出産したときの連続特別有給休暇、また育児休業の対象とならない子の後見人となった場合も、育児のための特別休暇(無給:復帰時手当あり)を取得することが可能です。
<近年各地域で取り組んだ事例>
●STORSTOMMA/ストールストッマ レインボーバッグは、2020年以降世界で560万個を販売され、イケアはその売上の一部をイクオリティ(平等性)のために活動する世界各地のLGBT+支援団体に寄付しました。
●IKEA Nederlandでは、現在、性転換中のコワーカーが医学的治療および非医学的治療を受けるために10年間に24週間まで取得できる有給休暇を提供しています。
●IKEA Switzerlandは、2021年9月、同性婚の合法化を応援するキャンペーンを実施し、「STORSTOMMA/ストールストッマ レインボーバッグ」の売上から50,000スイスフランを「Marriage for All」の「YES」キャンペーンを支援するため寄付しました。スイスでは、 同月、国民投票により同性婚が合法化されました。
●IKEA USは、性別適合治療を受けているトランスジェンダーの子どもの親に「児童虐待」調査を指示する、テキサスのアンチ・トランス政策に反対する公開書簡に署名する、米国企業60社で構成されるグループに参加しました。
●IKEA Franceは、職場におけるLGBT+のインクルージョン推進に取り組むフランスの組織、L’Autre Cercleのコミットメント憲章に正式に署名しました。またフランスのコワーカーのためのリソースグループ「IKEA Pride France」も設立しました。
●IKEA Portugalは、IKEA IDAHOTB 2021と共同出資した地域のNGO、LIV(r)E Projectとともに、ポルトにあるLGBT+コミュニティの支援に取り組んでいます。交流や情報へのアクセスができる安全な場所をつくったり、企業をトレーニングしてステレオタイプを取り除こうと努めたり、労働市場でLGBT+の人々のインクルージョンを促進したり、LGBT+の人が職業訓練を受けられるようにしたり、労働差別の犠牲者に法的支援を提供したりしています。
「IDAHOTB」に寄せた、イケアの思いや取り組みの詳細は以下URLでご覧いただけます。
https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/community-engagement/make-lgbt-people-feel-at-home-pub9eaedea0
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