ペットと住まいの臭いに関する調査報告書
〜ペットの臭い対策を行なっても、あまり臭いを抑えられていない方が3割弱〜
■調査結果の総括
当社では、今年2月に住まいの臭いについて調査を実施したところ、他人の住まいに行った時に気になる臭いではペットの臭いが最も多く26.8%になりました。今回は、実際に犬や猫を飼っている方にペットと住まいの臭いについて調査を実施しました。
はじめにペットをどこで飼っているか質問したところ、犬も猫も約9割の方が室内で飼っていることが判明しました。室内飼いが多いためか、気になるペットの臭いについての質問では、犬を飼っている方では「おしっこの臭い」(57.1%)、「うんちの臭い」(45.8%)、猫を飼っている方では「うんちの臭い」(66.9%)、「おしっこの臭い」(55.7%)と、排泄物の臭いが多くなりました。一方、ペットの体臭については、犬を飼っている方が多く43.5%いますが、猫は13.1%にとどまっています。
これらの気になる臭い対策としては、犬を飼っている方も猫を飼っている方も、「うんちをした場合、すぐに片付けるようにしている」が最も多く、続いて「猫砂やトイレマットなどは頻繁に交換している」となっています。また「空気清浄機などを常に使用している」「できるだけ換気をよくしている」なども上位となっており、臭いがこもらない対策が多いようです。しかし、このような臭い対策を行なっても、あまり臭いを抑えられていない方が3割弱となっています。
■調査結果の要約
●犬の室内飼い=93.7%、猫の室内飼い=96.9%
※室内飼いとは、主に室内+主に室内だが屋外に自由に出入り可能
●犬を飼っている方の気になる臭い=「おしっこの臭い」(57.1%)、「うんちの臭い」(45.8%)、
「ペットの体臭」(43.5%)
猫を飼っている方の気になる臭い=「うんちの臭い」(66.9%)、「おしっこの臭い」(55.7%)、
「ペットの体臭」(13.1%)
●犬を飼っている方の臭い対策BEST5
●猫を飼っている方の臭い対策BEST5
●犬を飼っている方=対策で臭いを抑えられている68.3%、対策であまり臭いを抑えられていない28.7%
猫を飼っている方=対策で臭いを抑えられている70.0%、対策であまり臭いを抑えられていない28.7%
■調査結果(詳細)
Q1.ご自宅のペットは、主に室内で飼っていますか? (SA)
【犬を飼っている方】
【猫を飼っている方】
→ 室内飼いは、「主に室内で飼っている」「主に室内で飼っているが屋外に自由に出入りしている」を合算
→ 犬の室内飼い93.7%、猫の室内飼い96.9%
Q2.部屋の中で気になるペットの臭いをいくつでもお選びください (MA)
※Q1で、「主に室内で飼っている方」と「主に室内で飼っているが屋外に自由に出入りしている方」に質問
【犬を飼っている方】N=301
【猫を飼っている方】N=314
Q3.ペットの臭い対策で行っていることをいくつでもお選びください(MA)
※Q2で、「ペットの臭いが気になったことはない」「わからない」以外を選んだ方に質問
【犬を飼っている方】N=245
【猫を飼っている方】N=263
Q4.現在実施しているペットの臭い対策で、十分に臭いを抑えられていますか?
※Q3で、「特に臭い対策は行っていない」「わからない」以外を選んだ方に質問
【犬を飼っている方】
【猫を飼っている方】
→ 対策で臭いを抑えられているは,「十分に臭いを抑えられている」「ある程度の臭いを抑えられている」
を合算
→ 対策であまり臭いを抑えられていないは,「あまり臭いを抑えられていない」「まったく臭いを抑えられてい
ない」を合算
●調査概要
・有効回答:645サンプル 内訳:犬を飼っている方=321サンプル、猫を飼っている方=324サンプル
・調査対象:20代以上の既婚女性
・調査時期:2023年8月24日から8月28日
・調査地域:全国(沖縄を除く)
【地域】
・調査方法:WEB調査
・調査会社:ジャストシステム
◆当社概要
・会社名 株式会社LIXIL住宅研究所
・代表者 代表取締役社長 加嶋 伸彦
・本社所在地 〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1
・URL 【株式会社LIXIL住宅研究所】 https://www.lixil-jk.co.jp/
◆LIXIL住宅研究所 概要
住宅及びビル建材・設備機器の製造販売・住宅フランチャイズチェーンの運営など、総合的な住生活関連事業を展開するLIXILの一員です。住宅フランチャイズチェーン事業の運営を担う企業として、アイフルホーム、フィアスホーム、GLホームの3ブランドを展開し、国内最大級の住宅フランチャイズチェーン事業を展開しています。
【参考】「すごい家」のAIR QUALITY=ペットを室内飼いしても、いつも空気がきれいな家について
当社では、これからの住宅に必要な機能をもれなく搭載し、さらにお求めやすく提供する新たなコンセプトの住宅「すごい家」を展開しています。「すごい家」では、「AIR QUALITY=いつも空気がきれいな家」を実現するため、24時間熱交換換気システム、高気密性能、チタンメッシュ採用空間除菌脱臭機、光触媒塗布床材などの機能を搭載しています。「いつも空気がきれいな家」とは、外からの空気をきれいにして取り込むテクノロジーと、家の中の空気をきれいにして循環するテクノロジーを用いて、冬の寒さ、夏の暑さ、春の花粉、外のほこり、細菌やウイルス、住まいの臭いなどのお悩みをできる限り解消する住まいです。
そして、この「すごい家」において、搭載している空調換気システムの換気・除菌・脱臭機能について第三者機関による実物大実験(モデルハウス)を実施し、その効果があることを実証しました。
1)24時間熱交換換気システム&高気密性能
熱交換型換気システムの空気の流れを利用し、屋外空気・全館の空気を階間に集めるとともに、冷暖房効果を損なうことなく換気を行い、高性能フィルター、光触媒のテクノロジーでクリーンな空気を室内に循環させます。
2)光触媒担持チタンメッシュフィルターを採用した空間除菌脱臭機
階間に集めた屋外空気・全館の空気は、光触媒担持チタンメッシュフィルターを採用した空間除菌脱臭機を通すことで、ウイルス・細菌なども光触媒技術で分解することが可能です。
3)光触媒塗布床材「清潔すこやかフロア」
蛍光灯やLED などの室内光により、床に付着・蓄積する菌・カビ・ウイルス、臭いやVOC(揮発性有機化合物)等を分解できる先端技術“可視光応答型光触媒”で、室内環境を清潔にするフローリング「清潔すこやかフロア」を採用しています。
■「すごい家」の実験結果について
●換気性能については、窓を開けずに24時間空調換気システムを稼働させた状態で室内にCO2を発生させると、
ピーク時には厚労省の換気状態の基準値を超える濃度1200ppmあったものが、30分後には約半分、1時間で約1/3になっていることが確認できました。
●空間除菌については、乳酸菌を用いて室内の除菌性能を実験しました。除菌・脱臭装置を停止した状態だと、光触媒フローリングの除菌性能による緩やかな減衰のみが見られましたが、除菌・脱臭装置を作動させると約60分で高い除菌効果が得られることが分かりました。除菌機能については、花粉などのアレルゲンにも同様の効果が期待できます。
●脱臭性能については、臭いの主要物質であるアンモニア水を用いて実験しました。臭気判定士による6段階評価試験で、当初強い臭気レベル4であった空間が、除菌・脱臭装置を作動して60分後にはほとんど無臭の臭気レベル1までさがるという脱臭効果が判定されました。
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