丸紅株式会社の「三峰川伊那蓄電所」に系統用蓄電システムを納入

Mega Powerを採用した高圧蓄電所として初の運転開始

株式会社パワーエックス

2024年11月19日 11時00分

株式会社パワーエックス（本社：東京都港区、取締役兼代表執行役社長 CEO：伊藤正裕）とニシム電子工業株式会社（本社：福岡県福岡市博多区、代表取締役社長：山科秀之）は、丸紅株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：柿木真澄）の「三峰川伊那蓄電所」（長野県伊那市）に両社の「高圧パッケージ」を採用した系統用蓄電所高圧パッケージを納入し、2024年10月から運転を開始しました。今後、丸紅新電力株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役須田彰）が、本蓄電所の運用業務を担います。

本パッケージは、パワーエックスが国内工場で製造した大型定置用蓄電池「Mega Power」と、九州電力グループのニシム電子工業が提供するエネルギーマネジメントシステム「TAMERBAクラウド」によって構成されます。また、PCS（パワーコンディショナ）および高圧受電設備には国産メーカーの製品を採用し、高い信頼性と安定性を実現します。

「三峰川伊那蓄電所」は、丸紅グループにとって国内初の蓄電所であると同時に、パワーエックスにとっても「Mega Power」を用いた高圧蓄電システムが運転を開始する最初のプロジェクトです。

今回の運転開始を契機に、パワーエックスとニシムは、本高圧パッケージを、系統用のみならず再生可能エネルギー併設蓄電所や再生可能エネルギーの効率的な活用など、多様な用途に展開していきます。