【12月22日 働く女性の日/子育てと仕事を両立する女性 約1,300人にアンケート調査】出産を機にキャリアを諦めた女性の割合は男性の約2倍!

~政府の子育て支援に対する満足度はたったの1割に留まるという結果に~

BABY JOB株式会社

保育施設向けおむつのサブスク「手ぶら登園」や保育施設探しをサポートする「えんさがそっ♪」など、子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社は、12月22日に登録されていた働く女性の日に合わせて、子育てしながら働く男女1,486名(女性1,291名、男性195名)を対象にアンケート調査を行いました。

子どもが生まれてからの変化として「キャリアアップを諦めた、もしくは目指さなくなった」と回答した人は、男性が11.8%、女性は19.4%であり、男性の約2倍の割合で出産を機にキャリアを諦めている女性がいることが明らかになりました。また、「妊娠中や子どもが小さい時期における国の支援」について、「とても満足している」「満足している」と回答したのはたったの14.8%と、非常に低い結果となりました。今回のアンケートで収集したリアルな声を政府などの関係機関に提出することで、より質の高い子育て支援政策の構築に寄与してまいります。

  • 約9割の保護者が「子どもが生まれて働くことの意識が変わった」と回答。効率を重視し、より柔軟な働き方が求められる。

BABY JOBが、子育てをしながら働く男女1,486名を対象にアンケート調査を実施したところ、「子どもが生まれて働くことの意識が変わった」と回答した人は女性1,146名(88.8%)、男性175名(89.7%)と9割近い結果となりました。男女問わず、子どもの存在が仕事観に大きく影響を与えていることが明らかになりました。

また、子育てをしながら働く女性1,291名に具体的な働き方の変化について尋ねた結果、「できる限り残業をしなくなった」と回答した人は49.9%で、「時短勤務に変更した」は49.0%、「仕事の効率を重視するようになった」は40.4%と、短い時間の中で生産性を高めることを意識している人が多くいることが分かりました。

  • 出産を機にキャリアを諦めた女性の割合は男性のおよそ2倍。

子どもが生まれてからの変化として、「キャリアアップを諦めた、もしくは目指さなくなった」人は男性が11.8%であるのに対し、女性は19.4%という結果になりました。男性の約2倍の割合で、出産を機にキャリアを諦めている女性がいることが明らかになりました。

  • 働きやすい環境の整備は間に合っておらず、テレワーク導入は3割、フレックスタイム導入は2割。

多くの女性が働く時間を短くしながら効率を高めるなど柔軟な働き方を求める中で、企業はこれに応える環境を整えていく必要が示唆されます。子育てをしながら働く女性に対し、「妊娠中や子どもが小さい時期における職場での支援や理解について、どの程度満足していますか?」と質問したところ、「とても満足している」「満足している」と回答したのは64.2%であり、まだまだ満足度が高いとは言えない結果となりました。


子育てをしながら働く保護者でも柔軟に働きやすくなる「テレワーク制度」と「フレックスタイム勤務制度」について、自身の働く会社で導入されているかを尋ねたところ、テレワーク制度が導入されている人は33.8%、フレックスタイム制度は26.5%でした。また、テレワーク制度が導入されていない企業で働く女性のうち、「環境を整えてほしいと思っている」人は50.2%と半数以上にものぼる結果となりました。まだまだ多くの職場では柔軟な働き方に対応する環境が整えられておらず、多くの人が環境の整備を求めていることが明らかになりました。

異次元の少子化対策において、子どもが3歳になるまでは従業員がテレワークを活用できるように努力義務を課す案が出されています。また政府は、3歳から小学校就学前の子を持つ従業員に対しては、テレワークや時短勤務、始業時刻の変更などから2つ以上を選べるように企業へ義務付けるようにするため、これから各企業の環境整備が加速することが期待されます。


  • 国の子育て支援に対する満足度はたった1割。異次元の少子化対策に期待する人も2割に留まる。

子育てをしながら働く女性に対し、「妊娠中や子どもが小さい時期における国の支援について、どの程度満足していますか?」と質問したところ、「とても満足している」「満足している」と回答したのはたったの14.8%と、非常に低い結果となりました。


それに対し、政府は子育て支援として、2023年から異次元の少子化対策をテーマに掲げ、積極的な取り組みを行っていますが、「現在、国が進めている異次元の少子化対策についてどのように思いますか?」という質問に対し、「とても期待している」「期待している」と回答した人もたったの23.4%に留まりました。多くの女性が国の政策に対して、不満を抱いていることが明らかとなりました。

(国からの支援に満足している理由 ※一部抜粋)

・制度は充実していると思うから。だけど、手続きが複雑で分かりにくい。(0歳の保護者)

・子どもが小さい時期の支援は諸外国と比べても充実していると思う。ただ、男女共に働けというなら保育園、病児保育の充実等の働きやすさをサポートすることなどの是正が必要なこともあると思う。(1歳、4歳の保護者)


(国からの支援に満足していない理由 ※一部抜粋)

・国の方でも様々な考えをもとに対応を練ってらっしゃるのは伝わってきますが、一時的な支援ばかりなので、もう少し長期的な支援をしてくれるとより助かる。(1歳、4歳の保護者)

・男性はまだまだ育休が取りづらいので、もっと取れるように支援してほしい。(0歳、3歳の保護者)

・保育無償化までの期間の保育料が高い。生活のために共働きだが、収入増やせば保育料があがるし、何のために子どもを預けて仕事してるのかと感じる。(2歳の保護者)

・子どもを産めば産むほど家計が圧迫される状況(2歳の保護者)


一方で、政府が「異次元の少子化対策」として掲げている具体的な各施策についてどのように思うか質問したところ、「学童保育(放課後児童クラブ)の受け入れ人数増加に向けての動き」「時短勤務による賃金低下を補う給付」「児童手当を中学卒業までから高校卒業までに延長」「自治体が行っているこども医療費助成の支援」「保育士1人あたりが見る子どもの人数を見直し、保育の質向上を目指す」については、9割以上の人が「早く実現してほしい」「実現してほしい」と回答しています。今後、これらの施策が実現されることで、子育て世帯にとって働きやすい環境がより一層整備されると考えられます。


  • 子育てと仕事を両立するために、保護者が求めることは

子育てをしながら働く女性1,291名に「仕事と育児の両立をするにあたって、どのような支援があると嬉しいですか?」と質問したところ、「経済的負担の軽減について」「身体的負担の軽減について」「職場環境の改善について」の3点に関する意見が多く挙げられました。


■経済的負担の軽減を求める声

・パートだと仕事をしてもそのお金がすべて保育料に消えるので支援をしてほしい。(1歳の保護者)

・子どもが急な熱や風邪で保育園に預けられない時の病児保育の料金をもう少し引き下げてほしい。または欠勤の理由が子供の病欠の場合は、少しでも良いので給料補助がほしいと思っています。(1歳の保護者)


■身体的負担の軽減を求める声

・子どものお迎え〜夕飯、入浴介助などを代わりにしてくれる支援があると嬉しい。日常的にベビーシッターを使うのは高いので、無料で利用できる制度があると助かる。(0歳、2歳の保護者)


■職場環境の改善に関する声

・子どもの体調不良時に使用できる休暇制度がほしい。時短勤務が3歳以降は会社の努力義務というのは酷い。3歳になったからフルタイムに戻れると思われてるのが不思議でならない。努力義務である以上、会社は努力してくれないし、そうなればパートにならざるを得なくやるせない。(1歳、3歳の保護者)

・出勤時間を好きな時間に調整できるようにして欲しい。また小さいうちは体調を崩しやすいため、多めに休みが欲しい。(2歳の保護者)

・企業のテレワークや時短勤務を努力義務ではなくしっかり義務化して欲しい。放課後の預かり先の問題や子どものほうが親より遅く出ていくため子どもが戸締りをしないといけないなど、安心して仕事のできる環境ではないので、早急に手助けして欲しい。(2歳、5歳の保護者)

・フレックスタイム制を中小企業にも拡まる取り組みをしてほしい。(0歳、2歳、4歳の保護者)


【調査概要】

アンケート対象:子育てをしながら働く全国の女性1,291名(20代~40代)、男性195名(20代~50代)

アンケート実施期間:2023年11月15日~2023年12月8日

調査方法:アンケートフォーム


  • 子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現へ

BABY JOBは、子育て支援のリーディングカンパニーとして、これからも「すべての人が子育てを楽しいと思える社会の実現」をビジョンとして掲げ、あらゆる角度から、子育てをする保護者の支援を行っています。その一環として、今後も今回のように子育て世帯のリアルな悩みや要望、意見を収集し、発信していくことで、社会がより子育てしやすい環境へと変わるように活動を続けてまいります。また、今回のアンケート結果で得られた情報は、子育て環境改善に向けてこども家庭庁や内閣府に対して情報提供を行います。


  • 働きながら子育てをする社員をサポートするための子育て支援

①おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」の利用料無料

全社員を対象に、BABY JOBが提供している「手ぶら登園」を利用する場合の費用を無料としています。


②在宅勤務制度

全社員を対象に、週2日出社、週3日在宅を推奨(部門や職務によって異なる)しています。


③フレックス勤務制度

全社員を対象に、7〜22時の間でフレックス勤務ができる制度を設けています。保育施設に送ってから仕事をしたり、授業参観のために中抜けをしたりなど、気兼ねなく子どもとの時間を調整することができます。


④”孤育て”をさせない取り組みとしてママパパ会を実施

子育てに関する悩みの共有や情報の収集を気軽にできるコミュニティを作っています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000038762.html


  • 手ぶら登園について

『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつが使い放題になる日本初※1のサブスクです。

保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。2019年7月にサービスを本格的に開始し、現在(2023年12月時点)は4,400施設以上で導入されています。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。

紙おむつのサブスク:https://tebura-touen.com/


また、紙おむつに加えて使い捨てコットカバーのサブスクを2022年2月より開始しています。サービスを利用することで、保護者がお昼寝用の寝具を持ち込み・持ち帰り・洗濯する負担を減らすことができます。さらに、下痢や嘔吐で汚れた場合には新しいカバーに取り替える使い捨て仕様のため、衛生的で感染症予防の観点でも安心できるサービスです。

コットカバーのサブスク:https://nap.tebura-touen.com/


※1)2019年当時、BABY JOB調べ

※手ぶら登園ⓇはBABY JOB株式会社の登録商標です。


  • 保育施設探しサポート「えんさがそっ♪」

保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行えるプラットフォーム「えんさがそっ♪」。

えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/


保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育施設をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。

  • BABY JOB株式会社とは

すべての人が子育てを楽しいと思える社会を実現するために、保育施設向けの紙おむつの定額制サービス「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。


■名称:BABY JOB株式会社

■事業内容:保育施設サポート事業、子育て支援事業

■代表取締役社長 上野 公嗣

■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号

■設立:2018年10月1日

■資本金:1億円

■HP:https://baby-job.co.jp/

■手ぶら登園サービス公式Webサイト:https://tebura-touen.com/

■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/

■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen

■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/

■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com

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会社概要

BABY JOB株式会社

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URL
https://baby-job.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7−8
電話番号
06-4862-7193
代表者名
上野公嗣
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年10月