Coreturaが商用車向け独自SDVプラットフォームの実現に向け、QNXとベクターの基盤ソフトウェアプラットフォーム「Alloy Kore」を採用

Daimler TruckとVolvo Groupの合弁会社Coreturaが、SDVイノベーションを加速するビークルOS基盤ソフトウェアレイヤーに「Alloy Kore」を採用

BlackBerry Japan 株式会社

ドイツ・シュツットガルト、カナダ・オンタリオ州ウォータールー -2026年9月22日 – ソフトウェア定義型システム(SDS)の主要なエコシステムパートナーであるVector(以下、ベクター)と、BlackBerry Limited(本社:カナダ オンタリオ州、CEO:ジョン・ジアマッテオ、NYSE:BB、TSX:BB)の事業部門であるQNXは、Daimler TruckとVolvo Groupが設立したソフトウェア定義型車両(SDV)プラットフォーム企業である「Coretura」が、両社が共同開発した車載基盤ソフトウェアプラットフォーム「Alloy Kore(アロイ コア)」を採用したことを発表しました。これは、次世代のソフトウェア定義型商用車の実現に向けたCoreturaのビジョンを加速させるものです。この重要な節目は、商用車の開発・展開、そしてソフトウェアアップデートによる継続的な改善のあり方を再定義しようとするCoreturaの先駆的な取り組みを裏付けるものです。同時に、これはAlloy Koreにとって初のデザインウィン(採用事例)であり、SDVイノベーションを支え、信頼できる基盤としての役割をさらに強化していきます。

商用車ソフトウェアの変革をリード

Coreturaは、単一のプラットフォームと単一の標準に基づいた、商用車向けのSDVプラットフォームを構築しています。この方針を推進するため、Coreturaは、商用車環境におけるハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を対象として、自社のSDVプラットフォームアーキテクチャ内の安全認証取得済みソフトウェアプラットフォーム基盤にAlloy Koreを採用しました。

Coreturaの最高経営責任者(CEO)であるJohan Lundén氏は次のように述べています。
「Coreturaは、着想したそのスピードそのままにモビリティを前進させるために設立されました。私たちは、業界が信頼を寄せることができる一つの基盤を構築しています。これにより、お客様は自社の顧客に価値をもたらすアプリケーションのエンジニアリングに集中できます。Alloy Koreの採用は、その歩みを前進させる明確な一歩であり、発売後も長きにわたってよりスマートに、より安全に、そしてより価値あるものであり続ける商用車を提供する助けとなります」

Alloy Kore:SDVを支える戦略的基盤

業界は、数億行に及ぶコードで動作する車両へと急速に進化しています。しかし、今日の断片化した開発モデルは、非効率や統合上の課題、コスト増大を招いています。Alloy Koreは、安全認証取得済みのリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)と、事前統合された共通の車載システムサービス群を組み合わせ、HPC全体に展開できる単一かつスケーラブルな車両ソフトウェア基盤とすることで、これらの課題に対応します。その結果、統合にかかる負担が大幅に軽減され、開発サイクルは短縮し、認証作業は効率化されます。さらにOEMメーカーは、エンジニアリング投資をアプリケーションレイヤーでのブランド差別化に集中できます。

Alloy Koreの実装:Vector Distribution

Coreturaは、Alloy Koreを、同プラットフォームをすぐに利用できる形で実装した「Vector Distribution」を通じて採用しました。Alloy Koreのアーキテクチャ上に構築されたこのディストリビューションは、車載OS基盤に、ベクターのミドルウェア、通信、統合機能を組み合わせ、ハイパフォーマンスコンピューティング環境への展開を実現します。Coreturaにとっては、これにより、自社の商用車プラットフォームの要件に合わせて調整しながら、開発プログラム全体で一貫したソフトウェア基盤を維持できる、検証済みかつ本番運用可能なソフトウェア環境が得られます。

アーリーアクセス(早期利用)から初の顧客採用へ

CoreturaによるAlloy Koreの採用は、共有されるソフトウェア基盤へと向かう業界全体のより大きな潮流を反映しています。エンジニアリングの力は、真に差別化を生み出す領域に集中されつつあります。

QNXのプレジデントであるJohn Wallは次のように述べています。
「Coreturaは、ソフトウェアがイノベーションを牽引する商用車の未来に向けた大胆なビジョンを形にしています。そして、同社によるAlloy Koreの採用は、ソフトウェア定義型商用車の未来にとって重要な一歩となります。Coreturaは、この業界が必要とするソフトウェア定義型車両プラットフォームを構築しており、その土台となる認証取得済みの基盤ソフトウェアレイヤーとしてAlloy Koreを選択しました。それはまさに、私たちがAlloy Koreを設計した際に意図した役割そのものです」

ベクターのプレジデント兼マネージングディレクターであるDr. Matthias Traub氏は次のように述べています。
「CoreturaがAlloy Koreの採用を決定したことは、当社のプラットフォームにとってだけでなく、ソフトウェア定義型商用車全体の発展にとっても重要なマイルストーンです。業界は、複雑さを管理し、イノベーションを加速する、オープンで本番運用可能なソフトウェア基盤を必要としています。私たちはQNXとともに、まさにこの目的のためにAlloy Koreを開発しました。ソフトウェア定義型車両プラットフォームの一部として、OEMメーカーが差別化をより速く、より効率的に実現できるようにする、スケーラブルな基盤です」

詳細は、QNX.comをご覧いただくとともに、@QNX Newsをフォローしてください。

Coreturaについて
Coreturaは、Daimler TruckとVolvo Groupが設立したソフトウェア・デファインド車両プラットフォーム企業です。その目的は、アイデアのスピードでモビリティを前進させることにあります。Coreturaは、商用車向けに単一のプラットフォームと単一の標準を構築します。それは、業界が必要としながらも、単独のメーカーが自前で構築すべきではない基盤ソフトウェアレイヤーです。その結果もたらされるのは、発売後も長きにわたって商用車がよりスマートに、より安全に、そしてより価値あるものであり続けることを可能にする、迅速でシームレスなイノベーションです。スウェーデン・ヨーテボリに本社を置くCoreturaには、15を超える国々から130名以上のエンジニアが集まり、自動車分野の深い専門知識と最新のソフトウェアエンジニアリングが交わる領域で活躍しています。詳細はwww.coretura.comをご覧ください。


ベクターについて 

ベクターは、ソフトウェア・デファインド・システムの開発と運用をリードするエコシステムパートナーです。35年以上にわたり、ベクターは自動車業界を中心に、医療(MedTech)、産業機器、鉄道、農業および航空宇宙産業の分野にも展開を広げながら、世界中のメーカーおよびサプライヤーが、最高水準の機能性、安全性、サイバーセキュリティ、効率性を備えた複雑な電子製品を実現できるよう支援してきました。

車両からクラウドまで、独自コンポーネントをもとに構築されオープンソースのコンポーネントとシームレスに統合された、オープンでモジュラー型、かつスケーラブルなソフトウェアプラットフォームによって、ベクターはソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)変革のキーイネーブラーとなっています。戦略的なSDVイニシアチブにおいて、Mercedes-Benz、Mahindraなどの業界リーダーと提携しています。財団が所有する独立企業であるベクターは、ドイツ・シュツットガルトに本社を置き、世界中で約4,500名の従業員を擁し、2025年には9億3,000万ユーロの売上を計上しました。詳細はwww.vector.comをご覧ください。

BlackBerryについて  

BlackBerryは、世界の企業や政府機関向けに、インテリジェントなソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryの高性能な基盤ソフトウェアにより、大手自動車メーカーや産業界の大手企業は、安全性、セキュリティ、信頼性を損なうことなく、革新的なアプリケーションの開発、新たな収益源の創出、変革的なビジネスモデルの展開を実現できます。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く当社は、セキュアな通信分野における深い実績を有し、包括的で高度なセキュリティを備え、広範な認証を取得したポートフォリオを通じて、モバイル機器の防御、ミッションクリティカルな状況下でのコミュニケーション、そして重要事象の管理を可能にする運用上の耐障害性を提供しています。詳細は、BlackBerry.comをご覧いただくと同時に、@QNX Newsをフォローしてください。 

  

QNXについて  

QNXは、BlackBerry Limited(NYSE: BB; TSX: BB)の事業部門として、ソフトウェア定義型システムおよびフィジカルAIシステムが、現実環境下で安全かつ予測可能に動作するために不可欠な、信頼できる基盤を提供しています。約半世紀にわたり、QNXは、失敗の許されないセーフティクリティカルなアプリケーションを支えてきました。QNXは、安全かつセキュアなオペレーティングシステム、ハイパーバイザー、ミドルウェア、ソリューション、開発ツールの提供において業界をリードするとともに、信頼される組み込みソフトウェアの専門家によるサポートおよびサービスを提供しています。現在、QNXテクノロジーは、世界中を走行する数億台規模の車両をはじめ、産業制御、ロボティクス、医療機器、商用輸送、鉄道、航空宇宙・防衛分野にわたる幅広いミッションクリティカルシステムの基盤となっています。QNXは、カナダ・オタワに本社を置いています。詳細はQNX公式サイトをご覧ください。 

©2026 BlackBerry Limited。BLACKBERRYおよびEMBLEM Design、QNXおよびQNXロゴデザインなどの商標(ただし、これらに限定されない)は、BlackBerry Limitedの商標または登録商標です。また、このような商標に対する独占的権利が明確に留保されています。その他すべての商標は各社の所有物です。BlackBerryは第三者のいかなる製品またはサービスについて責任を負うものではありません。 

報道関係者お問合せ先 

QNX Japan 広報事務局 

電話: 03-4405-9537 

Email: qnxpr@next-pr.co.jp 

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会社概要

BlackBerry Japan 株式会社

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URL
https://blackberry.qnx.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-30
電話番号
-
代表者名
アガルワル サッチン
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年05月