CIC Institute「東京都TIB CATAPULT『 Global CityTech Bridge』」2025年度採択プロジェクトの第二弾を決定!
CIC Institute(本社:東京都港区虎ノ門、創業者兼CEO:ティム・ロウ)は、東京都より受託した「東京都グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」において実施する「Global CityTech Bridge」の2025年度の採択プロジェクト第二弾を決定しましたのでお知らせします。
今回は、60以上の御応募の中から、審査とマッチングを経て、下記の4件のスタートアップと事業会社の共同プロジェクトを選定しました。
・排熱利用で脱炭素社会を目指す
・福祉モビリティのインフラ構築
・運転士早期育成用の多言語ツール作成
・人流解析AIで都市回遊性向上
CICではこれらのプロジェクトに対し、2024年度採択11件、2025年度第一弾採択5件と合わせて、社会実装に向けた実装支援金の提供や成長支援、海外展開支援など、多面的な支援を行っていきます。
プロジェクトの計画、途中経過などについては10月15日(水)17:00よりCIC Tokyoでにて発表予定です。(申込はこちら:https://catapult-20251015.peatix.com)
また、本事業へ参画する事業会社・スタートアップの皆様を引き続き募集しておりますので、ご関心のある方は事務局までご連絡ください。
【 2025 年度第第二弾 採択スタートアップと実装パートナー】

【採択スタートアップ・プロジェクトテーマ】
プロジェクトテーマ:排熱利用で脱炭素社会を目指す
採択スタートアップ:株式会社elleThermo
実装パートナー:サッポロ不動産開発株式会社
プロジェクトの概要:室温以上の熱を電力に変換する半導体増感型熱利用発電素子(STC)について、屋外の低温環境における発電特性データを収集することで、街中のインフラ設備に係る排熱の有効活用を推進し、脱炭素社会を目指します。
社会実装パートナーの役割:将来の実装も見据えて、恵比寿ガーデンプレイス敷地内で、実証実験の場と機会を提供いたします。


elleThermoのプレスリリースはこちら:https://ellethermo.com/posts/asaqCdyp
サッポロ不動産開発のプレスリリースはこちら:
https://www.sapporo-re.jp/news-release/2025/09245115/
【採択スタートアップ・プロジェクトテーマ】
プロジェクトテーマ:福祉モビリティのインフラ構築
採択スタートアップ:株式会社mairu tech
実装パートナー:株式会社長谷工シニアウェルデザイン
プロジェクトの概要:医療・福祉モビリティサービス、mairuの活用による、介護施設を中心としたスムーズな移動機会を実現します。これにより、利用者の方々へのより良いサービス提供と、施設職員の負担軽減を狙います。
社会実装パートナーの役割:介護付有料老人ホーム「ブランシエールケア常盤台」での活用機会を提供します。


【採択スタートアップ・プロジェクトテーマ】
プロジェクトテーマ:運転士早期育成用の多言語ツール作成
採択スタートアップ:株式会社ビースポーク
実装パートナー:東海旅客鉄道株式会社
プロジェクトの概要:新幹線運転士の運転技能の確実な継承のため、特に緊急時対応の操縦技術を対象に、AI技術により作成した映像教材を活用して、新規運転士の効果的な育成手法の確立を実証します。
社会実装パートナーの役割:新幹線運転士の技能教育の現場において作成した教材を活用し、現役の運転士からのフィードバックをもとに、より効果的な教材の作成に協力します。


*本プログラムの採択スタートアップ間で連携した初の3者(Delight Flow社×渋谷区×aora社)共同プロジェクトになります。
【採択スタートアップ・プロジェクトテーマ】
プロジェクトテーマ:人流解析AIで都市回遊性向上
採択スタートアップ:株式会社Delight Flow
実装パートナー:渋谷区
プロジェクトの概要:渋谷駅を中心とした広域的な人の流れの創出を目指し、人流解析AIによって渋谷駅東側エリアの回遊性向上施策の立案を行います。また、施策の実証の一部としてaora株式会社が運営するソーシャルファイナンスアプリ「Pucre」との連携による回遊性向上に取り組みます。
社会実装パートナーの役割:観光・まちづくり分野の知見を活かした実証へのフィードバック、および実証場所の探索・紹介を支援いたします。

*本プログラムの採択スタートアップ間で連携した初の3者(Delight Flow社×渋谷区×aora社)共同プロジェクトになります。

【 Global CityTech Bridge について】

"Global CityTech Bridge"は、CityTech(大都市関連テクノロジー)のイノベーション創出と社会実装を目指すものです。運営はCIC Institute と清水建設株式会社が共同で担い、Connected Places Catapult や社会実装パートナーとともに、スタートアップに対して、大企業とのマッチング、実証機会の提供、社会実装に対する経済的支援、海外市場展開支援、PR 機会の提供などを行います。今後、スマートシティ、モビリティ、エネルギー、脱炭素、資源循環、防災・レジリエンス等に関するソリューションを、課題先進都市である東京で実証・社会実装し、東京での実装例をもって海外展開を目指します。
Global CityTech Bridge の詳細情報はこちら:https://jp.cic.com/tib-catapult/
【 TiB Catapult について】

東京都では、「世界最高にスタートアップフレンドリーな東京」の実現に向け、"Tokyo Innovation Base"を設置する等、多様かつ充実したスタートアップ政策を推進しています。その一環として、世界の課題を解決し、グローバルに活躍するスタートアップの輩出を目指す事業会社等の連携体「クラスター」の創成事業として「 TIB CATAPULT 」が新たに始動しました。
TIB CATAPULT の詳細情報はこちら(東京都ウェブサイト):https://tibcatapult.metro.tokyo.lg.jp/
【 CIC Institute について】
CIC Instituteとは、世界各国でイノベーションセンターの運営やイノベーション関係プログラムの提供を行う CIC の専門チームです。このチームはイノベーションエコシステム構築や、スタートアップ、特にディープテック関連スタートアップの支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を行なっています。自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、多くのプロジェクトを実行し、CIC Tokyo を含む CIC 全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として活動しています。
CIC Institute の詳細情報はこちら:https://jp.cic.com/innovation-program/#about-cic-institute
【お問い合わせ】
Global CityTech Bridge 担当:加々美、エンフトゥル、池本 ( catapult@cic.com )
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