【大阪工業大学】「祈りの文化×テクノロジー」 学生が挑む新時代のおまもりデザインプログラム
大阪工業大学(学長:井上晋)空間デザイン学科のプロダクトデザイン研究室(指導教員:赤井愛 教授)は、神社仏閣オンライン(代表取締役:河村英昌)と合同で、2025年に向けた新しいおまもりのデザインを開発する授業「ロボティクス&デザイン工学演習 『おまもり』をデザインする」を実施します。
本プログラムでは、日本の伝統的な祈りの文化とテクノロジーを掛け合わせることで、学生らが新しい時代に即したおまもりの可能性を探求し、現代社会が抱える多様な不安や悩みに寄り添うご利益を検討し、新たな「おまもりデザイン」のあり方を創出します。
【本件のポイント】
・大学と神社仏閣オンラインが合同で授業を展開
・最新の機材やソフトウェアあるいは伝統的な素材を使い、次世代型おまもりを制作
・社会実装(売り場イメージや量産化)を視野に入れたデザインに挑戦
【背景と目的】
近年、学生らが抱える不安は深化・多様化の一途をたどっています。そのような中で「祈り」という日本の伝統文化が持つ力が改めて注目され始めています。この度、神社仏閣オンラインと協力し、学生らが先端機材やソフトウェア、あるいは昔から受け継がれる素材などを活用して次世代型のおまもりを開発する授業を共同企画しました。
「伝統文化の魅力を再認識する機会の提供」「学生らが自分の願いを表現しつつ、社会実装(売り場イメージや量産化)を視野に入れたデザインに挑戦」「自分たちの思いに即したご利益とそのかたちを創造し、祈りの文化を未来へつなぐ」こうした目的を掲げ、本プログラムを通じて若者が日本の「祈りの文化」を担う一歩を踏み出すことを目指します。
【プログラム概要】
・授業名
「ロボティクス&デザイン工学演習 『おまもり』をデザインする」
・授業期間等
2025年4月14日(月)~7月28日(月)
3限13:00~15:00、4限15:20~17:00
・内容
学生らが最新の機材やソフトウェア、あるいは伝統的な素材を使い、次世代型おまもりを企画・デザイン・制作します。量産化を念頭に置きつつ、学生自身の「願い」をカタチにする点を重視し、新たな「おまもりデザイン」を開発します。
【メッセージ】
■神社仏閣オンライン 代表取締役 河村英昌
本授業を通して、若者世代が日本の伝統的な祈りの文化の凄さを改めて実感し、祈りの文化の担い
手になっていただくことを願っています。先端テクノロジーを活用することで、より多くの方々に祈
りの魅力を伝え、今の時代ならではの新しい形のおまもりが誕生することを楽しみにしています。
■ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科 教授 赤井愛
不安や悩みの元となる課題をいかに解決するか、という工学的アプローチとは異なり、課題を直接
的に解決するわけではないけれど、不安や悩みを和らげ、励ます存在となるプロダクト「おまもり」
のありようを考えることは、私達にとって新しいチャレンジです。同じ不安や悩みを持つ方々の共感
を得られる提案を目指します。
【今後の展望】
本プログラムで開発されたおまもりは、今後の展開として実際に神社仏閣での頒布や展示などの可
能性も視野に入れています。若者の柔軟な発想とテクノロジーを掛け合わせることで、日本の伝統文
化をより身近なものとして広め、社会の新たなニーズに応える取り組みへと発展していくことを目指
します。
プログラム詳細はこちらから
d140284-123-ebf96f275d718d26eaad424dff586029.pdfこのプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像