【年収987万円】Unityエンジニア2024年最新|フリーランス副業調査
平均年収ランキング9位はゲーム開発等のUnityエンジニア|フリーランス副業調査
フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス『SOKUDAN(ソクダン)』を運営する、CAMELORS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田根 靖之)がお知らせいたします。
2024年最新のフリーランス・副業の「Unityエンジニアの調査レポート」を発表します。
約5,000件のSOKUDANに掲載されている実際のフリーランス・副業案件(一部抜粋)から作成しました。
■調査サマリー
・Unityエンジニアの平均年収987万円
・平均年収ランキング9位
・週3日以下の案件が26%超
・フルリモート案件が84%超
■目次
・Unityの平均年収
・Unityの案件数、リモート可否、稼働日数
・Unity案件の多い業界、職種
・Unityの特徴、できること、作れるもの、フレームワーク、将来性
■調査結果はこちら
【2024年】Unityエンジニア平均年収、案件数|フリーランス副業調査
https://magazine.sokudan.work/post/e974VSIF
調査対象
SOKUDAN( https://sokudan.work/ )に掲載された求人案件(一部抜粋)の単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収と想定年収を試算しました。
・対象期間
2019年7月1月ー2024年1月2日
・対象案件数
2,289件 ※一部抜粋
※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。
出典:SOKUDAN Magazine ( https://magazine.sokudan.work )
Unityの平均年収
平均年収987万円(言語年収ランキング9位)
平均 |
中央値 |
|
年収 |
987万円(9位) |
980万円 |
月収 |
82万円 |
81万円 |
時給 |
4,894円 |
4,891円 |
Unityの平均年収は987万円で、言語年収ランキングで9位に位置しています。中央値は980万円とほぼ同等です。月収に換算すると平均82万円、中央値81万円となります。時給では平均4,894円、中央値4,891円とわずかな差があります。これらの数値から、Unityエンジニアの給与水準は比較的高いと言えます。
Unityの案件数
案件数(案件比率)2.1% (案件数ランキング11位)
Unityの案件数は全体の案件数の2.1%を占めており、これは案件数ランキングで11位に相当します。この数字は、Unityが比較的需要のある開発環境であることを示していますが、トップ10には入っていないことから、主流の言語やフレームワークほどの案件数ではないことがわかります。
ただし、11位という順位は、Unityが特定の分野、特にゲーム開発やインタラクティブコンテンツ制作において重要な位置を占めていることを示唆しています。
Unityの稼働日数
週4~5日: 73.7%
週2~3日: 26.3%
Unityエンジニアの稼働日数に関するデータを見ると、週4〜5日の稼働が73.7%を占めており、大多数のエンジニアがフルタイムに近い形で働いていることがわかります。一方、週2〜3日の稼働は26.3%となっており、パートタイムや副業として携わるエンジニアも一定数存在します。このデータからは、Unityの案件が比較的安定した長期プロジェクトが多いことや、フルタイムでの需要が高いことが推測できます。
Unityのリモート可否
リモート(一部)可: 63.2%
フルリモート(在宅OK): 36.8%
Unityの案件におけるリモートワークの状況を見ると、一部リモート可能な案件が63.2%を占めており、過半数の案件で柔軟な働き方が可能です。さらに、フルリモート(完全在宅)が可能な案件も36.8%あり、合わせると全案件の100%でリモートワークが何らかの形で認められています。この数字は、Unityの開発環境がリモートワークと相性が良いこと、また業界全体としてリモートワークへの適応が進んでいることを示しています。
Unity案件の多い業界
玩具・ゲーム: 52.63%
AR / VR: 15.79%
システムインテグレータ: 10.53%
Unityの案件は、玩具・ゲーム業界が52.63%と過半数を占めており、この分野での需要が圧倒的に高いことがわかります。次いでAR/VR分野が15.79%を占め、Unityの3D技術やインタラクティブ性が重視される新興分野での活用が進んでいます。
さらに、システムインテグレータ業界も10.53%を占めており、Unityの応用範囲が従来のゲーム開発を超えて拡大していることが示唆されています。これらの数字は、Unityがゲーム開発のみならず、多様な産業分野で活用されている現状を反映しています。
Unity案件の職種
iOS/Androidエンジニア: 73.68%
バックエンドエンジニア: 21.05%
Unity案件の職種分布を見ると、iOS/Androidエンジニアが73.68%と圧倒的多数を占めています。これは、Unityがモバイルゲームやアプリ開発で広く使用されていることを反映しています。一方、バックエンドエンジニアの需要も21.05%あり、Unityプロジェクトにおいてサーバーサイドの開発も重要な役割を果たしていることがわかります。
この数字は、Unityを使用したプロジェクトが単なるフロントエンド開発だけでなく、バックエンド統合を含む総合的なアプリケーション開発に及んでいることを示唆しています。
Unityの特徴
Unityは、ゲーム開発やインタラクティブコンテンツ制作に特化したクロスプラットフォーム対応の統合開発環境です。その最大の特徴は、直感的なビジュアルエディタとプログラミングの融合により、効率的な開発を可能にすることです。C#を主要言語として採用し、豊富なアセットストアを備えており、開発者は必要なリソースを容易に入手できます。
また、2D・3Dの両方に対応し、物理エンジンや音響エンジンなども内蔵しているため、多様なジャンルのコンテンツ制作に適しています。さらに、PC、モバイル、コンソール、WebGL、AR/VRなど、幅広いプラットフォームに対応しており、一度の開発で複数のプラットフォームにリリースできる点も大きな魅力です。
Unityの学習曲線は比較的緩やかで、初心者でも取り組みやすい反面、高度な機能や最適化技術も備えており、プロフェッショナルな開発にも対応します。継続的なアップデートにより、最新のグラフィック技術や開発トレンドにも迅速に対応している点も、Unityの重要な特徴の一つです。
Unityでできること
Unityは多様な可能性を秘めた開発環境であり、以下のようなことが実現可能です。
-
ゲーム開発:2Dや3Dのゲームを、モバイル、PC、コンソール向けに制作できます。
-
モバイルアプリ開発:ゲーム以外の一般的なアプリケーションも開発可能です。
-
AR/VR体験の創造:拡張現実や仮想現実のアプリケーションを構築できます。
-
シミュレーション:教育、訓練、科学研究用のシミュレーションソフトウェアを作成できます。
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アニメーション制作:2Dや3Dのアニメーションコンテンツを制作できます。
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インタラクティブな広告:ユーザー参加型の広告コンテンツを作成できます。
-
建築ビジュアライゼーション:建築物や都市計画の3Dモデルを作成し、視覚化できます。
-
プロトタイピング:新しいアイデアを素早く形にし、検証することができます。
-
クロスプラットフォーム開発:一度の開発で複数のプラットフォームに展開できます。
-
マルチプレイヤーゲーム:ネットワーク機能を利用したオンラインゲームの開発が可能です。
これらの機能により、Unityは単なるゲームエンジンを超えて、多様なデジタルコンテンツ制作のための総合的なプラットフォームとなっています。
Unityで作れるもの
Unityを使用して、以下のようなさまざまな製品やコンテンツを作成することができます。
【ゲーム】
2Dプラットフォームゲーム
3Dアクションゲーム
RPG(ロールプレイングゲーム)
パズルゲーム
シミュレーションゲーム
VRゲーム
【アプリケーション】
教育用アプリ
ビジネス向けアプリ
健康・フィットネスアプリ
生産性向上アプリ
【AR/VR体験】
仮想観光ツアー
製品の3Dビュワー
没入型学習環境
バーチャルショールーム
【シミュレーション】
飛行シミュレーター
医療トレーニングシミュレーター
建築・都市計画シミュレーター
物理実験シミュレーター
【インタラクティブメディア】
デジタル広告
インタラクティブな展示物
デジタルサイネージ
エデュテインメントコンテンツ
【ビジュアライゼーション】
建築プレゼンテーション
製品デザインのプロトタイプ
データの3D可視化
科学的概念の視覚的説明
これらの例は、Unityの多様な応用可能性のほんの一部に過ぎません。Unityの柔軟性と強力な機能により、開発者の想像力次第で、さらに多くのユニークな製品やコンテンツを生み出すことができます。
Unityのフレームワーク
Unityは独自のフレームワークを持つ統合開発環境ですが、開発をさらに効率化するためのさまざまな追加フレームワークやツールが存在します。
【UI開発】
Unity UI System: Unityの標準UIシステム
NGUI: 高性能な2D/3D UIシステム
【ネットワーク】
Photon: マルチプレイヤーゲーム開発用のネットワークエンジン
Mirror: オープンソースのネットワーキングフレームワーク
【AI・機械学習】
ML-Agents: 機械学習を利用したAI開発ツールキット
【アニメーション】
DOTween: 強力なアニメーションエンジン
LeanTween: 軽量で高速なアニメーションシステム
【デザインパターン】
Zenject: 依存性注入フレームワーク
UniRx: リアクティブプログラミングを実現するフレームワーク
【データ管理】
SQLite: 軽量データベース
JSON.NET: JSON操作ライブラリ
【AR/VR開発】
Vuforia: AR開発用ツールキット
SteamVR: VR開発用フレームワーク
【テスト】
Unity Test Framework: ユニットテストフレームワーク
これらのフレームワークやツールを適切に組み合わせることで、Unityでの開発効率を大幅に向上させることができます。プロジェクトの要件に応じて、最適なツールを選択することが重要です。
Unity将来性
Unityの将来性は非常に高く、継続的な成長が期待されています。ゲーム開発市場の拡大に加え、AR/VR技術の進化、メタバースの台頭など、Unityの活用範囲は今後さらに広がると予想されています。特に、産業用シミュレーション、建築ビジュアライゼーション、教育テクノロジーなどの分野での需要が増加しており、Unityエンジニアの活躍の場は多岐にわたっています。
年収面でも、Unityエンジニアの需要の高まりを反映し、平均年収は987万円(言語年収ランキング9位)と高水準を維持しています。経験やスキルレベルに応じて、さらに高い年収を得られる可能性も十分にあります。
また、Unityの継続的なアップデートにより、最新技術への対応や開発効率の向上が図られており、エンジニアの市場価値も維持・向上しやすい環境にあります。これらの要因から、Unityは今後も重要な開発プラットフォームとして成長を続け、Unityエンジニアの需要と年収は安定的に推移すると予測されます。
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