江戸の下町文化が色濃く残る「日本の食の原点」浅草で、すき焼きの元祖を再び。2025年12月13日、「江戸肉割烹 さゝや 浅草」開店。

浅草の老舗一等地である観音通り沿い、<ニュー浅草>の跡地に新しい歴史を紡ぐ。時は文明開化、我さきに食べられていた角切り肉で食す、すき焼きの元祖「牛鍋」が浅草で復活

2025年12月13日、歴史ある 「ニュー浅草」 の跡地で<江戸肉割烹 さゝや 浅草>を開店する運びとなりました。

<江戸肉割烹 さゝや 浅草>は、2011年に築地に開店してから瞬く間に人気店となり、肉割烹というジャンルを世に知らしめた「江戸肉割烹 さゝや築地」の再興を果たした店舗です。一旦、築地の地で惜しまれながらものれんを下ろしましたが、浅草という地にご縁をいただき、文明開化の頃より親しまれてきた“角切り肉すき焼き”をフルサービスにてご提供いたします

皆様をお迎えできることに深く感謝し、ここにお知らせいたします。

牛鍋

「ニュー浅草」とは、この名を聞けばほとんどの食通が「あー、あの角地のね」と応じる、1959年(昭和34年)に浅草本店が創業し、盛況を極めた老舗の大衆酒場です。浅草では、大きな建物の名物酒場として長年にわたり多くの飲兵衛に愛されてきました。

のれんをくぐるとアットホームな温かさに包まれ、吹き抜けの高い天井には象徴的な赤提灯が揺らめいています。観光地の中心にありながら、地元の常連客からも変わらず愛され続ける浅草のランドマーク的存在です。その歴史を紡ぐべく、店内にもその名残を感じさせ、<江戸肉割烹 さゝや 浅草>の歴史が始まります。

明治文系開花の頃(牛鍋)『安愚楽鍋』より
  • ◆文明開化の頃たべられていた『牛鍋』とは

明治時代の頃、牛鍋は「安愚楽鍋」という滑稽小説が出るほど、文明開化を象徴する料理として誕生しました。

それまで日本では牛肉を食べる習慣がほとんどありませんでしたが、明治政府が肉食を推奨したことで牛肉文化が広まり、鍋で江戸甘味噌とともに煮て食す「牛鍋」が横浜を発祥の地として広がっていきました。

東京では、割下で牛肉を煮る現在の「すき焼き」の原型として親しまれ、庶民の洋風料理として人気となりました。

◆さゝや 浅草のこだわり

当時と同様に召し上がっていただけるように、南部鉄の浅鍋を使用した牛鍋を提供いたします。

浅草さゝやの特徴は、目の前で砂糖をカラメリゼして作る割下と、絡めた角切り肉をふわふわのメレンゲ山芋たまごにくぐらせることです。

こちらがセットのお膳です。

*牛 (牛鍋)

鍋に使われる角切り肉は割下に絡めても旨みが強く感じられるよう「ロース芯」を含む高級部位の国産牛リブロースを使用。 

霜降りによる脂の融点の低さから口溶けが良く、赤身は柔らかで、味わいがしっかりとしています。

一方、神戸牛はスライスにする事でとろけるような食感と甘いかおりが割下とあいまって至福の瞬間をもたらします。

口福になるように計算されてます。ぜひ!

白身をきめ細かく泡立てたものに山芋を加えたフワフワたまごにくぐらせれば、すき焼きの甘いタレを感じつつもしっかりと牛肉の豊かな芳味が楽しめます。角切り肉からギュっとあふれ出す肉汁をフワフワなたまごがしっかりと包み、口の中でいつも以上に「美味しいが滞留する」幸せを体験していただけます。

鶏すき鍋

*鶏(鶏すき鍋)

もう一つの江戸を代表する鍋として「鶏すき鍋」があります。

「鬼平料理番日記」(阿部孤柳)によると、軍鶏鍋屋「五鉄」の名物で、「鶏すき鍋」は、江戸の庶民に愛されたご馳走の一つです。「五鉄の店では新牛蒡の笹がきとともに出汁で煮ながら食べる」とあり、煮る鍋汁は割下だけで、、、という表現もあります。また、具材も当時軍鶏をモツ交じりで買うという買い方があった為、「鶏すき鍋(軍鶏鍋)」には臓物(モツ)も入れるのが本流。

浅草さゝやでは、その本流の鶏すき鍋を堪能していただけます。

鶏の仕入れは、築地さゝやの時と同様の明治35年創業変わらぬこだわりを持つ「宮川食鶏」を使ってます。

すき焼きを余すことなく様々な肉で楽しんでいただけるのが「浅草さゝや」です。

こちらの鍋はいずれも、先付小鉢3品・ご飯・甘味がついて下記のお値段で提供してます。

  ◆ 牛鍋   3,299円(税込) 

  ◆ 鶏すき鍋 2,199円(税込)

他にも、江戸時代のファーストフードの うな串、焼鳥・日本の食文化の一つである馬肉が楽しめます。

開店特典として、12月中は、

ビール 199円(219円税込)、酎ハイ・烏龍ハイ・緑茶ハイ99円(109円税込)

 こちらで提供させていただきます!

2011-2020年築地

◆さゝや築地の歴史

風薫る築地の路地裏に佇む一軒、どこか懐かしさを感じる古き良き古民家にて、肉業態の集大成のお店として2011年6月開店の肉に特化した「肉割烹」の料理店。

料理の3本柱は「肉刺し」「原始焼」「焼鉄」。

この屋敷が建てられた明治から大正時代の文化である温故知新を大切にお客様に感じてもらえるよう、古き文化・素材・料理法を尊重し、手に入る物は当時のものを利用し、活かしながら新しい発想を取り入れて表現しております。

日常の中の非日常を時間を気にせず楽しんでいただけます。995%のお客様は、どなたかの紹介で訪れ、大変愛されるお店でしたが、2020年12月末(12月31日)惜しまれながら土地の問題でのれんを下ろすことになりました。

店舗情報

  

店舗名:江戸肉割烹 さゝや 浅草

住所:〒111-0032 東京都台東区浅草1-35-3 ニュー浅草ビル

電話:03-5246-3775

営業時間:11:00〜22:00 

     21:00 フードラスト

     21:30 ドリンクラスト

定休日:不定休

インスタグラム:https://www.instagram.com/sasaya_asakusa

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会社概要

URL
https://www.spice-works.co.jp/company/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都台東区浅草橋1-7-6 SW1ビル
電話番号
03-5839-2970
代表者名
下遠野 亘
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2006年05月