PKSHA AI ヘルプデスクを拡張しセールス支援機能を搭載、10月より先行パートナーからトライアルを開始

ヘルプデスク機能を超えて、社内ナレッジを学習したAIが従業員の生産性向上や新入社員の育成をサポート

パークシャテクノロジー

 株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Workplace(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 哲也)が、生成AIを活用し、特定業務に最適化したAIアシスタントの検証に2023年9月より着手したことをお知らせいたします。PKSHA Workplaceは、AIヘルプデスクをはじめとする自然言語処理技術を活用した多様なAI SaaSプロダクトの展開及び先端技術を基盤に、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく「AI Powered Future Work」の実現を目指します。
  • 開発の背景:パートナーと共に未来の働き方実現に向けた対話型AI活用のベストケースを検証

 業務のオンライン化が定着する中で、働き方の多様化がかつてない速度で広がっています。そのような環境下において新たな働き方をサポートすべく、PKSHA Workplaceは Microsoft Teams 上で展開する「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams(※)」をはじめ、多様なAI SaaSを展開する中で「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2023 Modern Work/Apps & Solutions for Microsoft Teams」部門」を受賞する等、パートナー企業との取組を強化してまいりました。また、2022年以降、対話型AIの広まりを受け、「PKSHA LLMS」のリリースや、マイクロソフト社のAzure OpenAI Serviceを活用した上でChatGPTと連携した機能の開発にも取組む等、対話型AIの活用においても積極的に取り組んでいました。AI SaaSによる日本企業特有の課題解決に実績を持つPKSHAは、テクノロジーを活用した新しい働き方の実現を目指す中、環境の変化及び先端技術の進出を受け、様々な業務領域における業務効率化と組織活力の向上に向け対話型AIを活用したAIアシスタントの検証・開発に着手することを決定しました。第一弾として、企業内に蓄積されたナレッジを活用した営業活動支援領域における検証に着手し、10月より日本マイクロソフト株式会社等のパートナー企業の一部の従業員へのトライアルも予定しています。


  • 開発の概要:企業独自のナレッジを活用し営業活動を支援

 今回の検証においては、営業職をはじめ、顧客と相対するフロント業務の業務効率化を主な検証領域として着手します。

 技術の進化や顧客ニーズの多様化に伴い、営業職が取り扱う一部のサービスは専門性や複雑性が高くなり、必要な情報を即座に把握することが難しいといった課題に対して、AIアシスタントが要約や必要なファクト情報を提供することで、ナレッジの活用を通じた業務効率化を目指します。具体的には、国内外のマニュアルやドキュメント、動画データ等、社内独自のアセットをAIアシスタントに読み込ませることでそれらの支援を実現します。

 企業内に蓄積された知財/データの活用により、個人の業務効率化はもちろん、人材育成期間の短縮や学習コストの低減を通じた組織活力の向上を目指します。


  • 今後の展望:10月トライアル活用、チーム力のアップやマネジメント工数削減にも

 2023年9月にこれらの検証に本格着手、10月に予定しているトライアルを通じ標準的にこの機能が展開されることにより、個々の営業社員の業務効率化や支援に留まらず、チームのベース力のアップ、マネジメント工数の削減も視野に入れ設計を行います。今回、営業活動支援領域から着手した上で、今後も多様な業務領域におけるAIアシスタントの開発を視野にいれています。

 これらの検証を通じ、特定の領域における社内ナレッジの利活用促進・学習コストの低下 (ナレッジマネジメント) の側面から、日本企業が抱える課題に対する新たなソリューションを開発することで、人とソフトウエアが共に進化する「AI Powered Future Work」の実現を加速してまいります。


◆日本マイクロソフト株式会社 

 執行役員 常務 パートナー事業本部長 兼ISVビジネス統括本部長 浅野 智氏からのコメント

 日本マイクロソフトは、株式会社PKSHA Workplace様が生成AIを活用した、特定業務に最適化したAIアシスタントの検証を開始されたことを心より歓迎申し上げます。

 株式会社PKSHA Workplace様は、AIの活用により多くのエンタープライズ企業の業務生産性向上に貢献されていますが、その対象領域を組織全体に広げていく、対話型AIアシスタントの開発は、企業内のデータ活用や、人材育成、組織の活性化に繋がるものと確信しております。

 特に営業組織においては、AIアシスタントにより、営業活動に使う膨大なマニュアルやドキュメント情報からの知識習得を効率化し、人材育成期間を短縮し、学習コストの大幅削減に繋がることを期待しています。

 当社では一部の従業員が本トライアルに参加させていただくことで、多くのお客様の働き方や組織マネジメントにおける課題解決に貢献していきます。日本マイクロソフトは今後も株式会社PKSHA Workplace様とともに、お客様のデジタルトランスフォーメーションを推進してまいります。


「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」について:

 AIヘルプデスクは、PKSHAの深層学習と自然言語処理を活用したAI対話エンジンやFAQ自動生成、有人連携、問合せ管理といった複数機能がシームレスに連携することで、社内ヘルプデスクを Microsoft Teams 上で自動化するサービスです。 社内問合せに対応するバックオフィス部門、 商品および技術情報の問合せに対応する各サポート部門の 各種問合せ業務をサポートし、生産性を向上させます。 

※ 一部機能にOpenAI社のGPT-4モデルを利用 

https://aisaas.pkshatech.com/aihelpdesk/


◆PKSHA Workplaceについて

 「AI Powered Future Work:社員の知恵と繋がりを企業の力に」を事業ビジョンに掲げ、未来の働き方を実現するAI SaaS製品を開発・提供を行っています。<AIヘルプデスク for Microsoft Teams>を中心に、企業内のナレッジマネジメントとコミュニケーションの高度化を実現します。製品や顧客の価値の最大化にダイレクトに繋がる職場環境を目指して、AIというテクノロジーが溶け込み、社員同士、あるいは社員とソフトウェアの共進化を促進するワークスタイルを支援いたします。


◆PKSHA Technologyグループについて

 「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と人の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースに顧客の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。

会社名:株式会社PKSHA Technology

所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F

代表者:代表取締役 上野山 勝也

URL: https://www.pkshatech.com/


◆本件に関するお問合せ

pr@pkshatech.com


※ Microsoft、Azure、Microsoft Teams は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 

※ その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

株式会社PKSHA Technology

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URL
http://pkshatech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
電話番号
-
代表者名
上野山 勝也
上場
東証プライム
資本金
4926万円
設立
2012年10月