Liberawareと韓国の先端ロボティクス企業 Sequor Roboticsが業務提携に関する覚書を締結
〜フィジカルAIとドローン技術を融合し、次世代ドローンの開発体制を構築〜
株式会社Liberaware(千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「当社」)は、韓国・ソウルを拠点とするロボティクス企業のSequor Robotics, Inc.(代表:Jeongwoo Oh、以下「Sequor Robotics」)と、両国における製品開発および事業拡大を目的とした業務提携に関する覚書(MOU)を締結いたしました。

■背景と目的
当社は、屋内狭小空間における点検・計測に特化した世界最小級のドローン「IBIS2」の開発・製造・販売を通じて、インフラ維持管理や安全性向上に貢献してきました。
一方、Sequor Roboticsは、自社開発技術である「Latent 3D World Model」を基盤としたフィジカルAI(Physical AI)により、ロボット基盤モデル(Robot Foundation Model)を開発する企業であり、ロボットおよび自律走行ソリューション分野において高度な技術力を有しています。
今回のMOU締結は、両社は互いの強みを生かした協業を通じて、次世代の高度産業用ドローンおよびロボティクス製品の研究開発と商用化を推進していくことを目的としています。特に当社は、本締結を通じてフィジカルAIをはじめとする先端技術を自社ドローンに取り入れ、次世代ドローンの実用化準備を加速させてまいります。
■協業内容
今回の業務提携では、以下のような取り組みを共同で進めてまいります。
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韓国および日本市場における共同マーケティング活動
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製品関連情報の共有
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協調的なプロモーション活動
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製品・サービスの共同研究開発
■今後の展望
今後、両社は相互信頼を基盤に、両国市場における事業機会の創出や製品価値向上を目指した取り組みを進めます。また、当社が有する狭小空間飛行・3Dデータ処理技術と、Sequor RoboticsのフィジカルAI技術およびロボティクス知見を融合させることで、産業界における新たな価値創造を実現してまいります。
▼Sequor Roboticsについて
Sequor Robotics, Inc.は、ソウル大学ロボット学習研究室の研究員およびソウル科学高等学校のエンジニアを中心に設立された、ロボットAIソフトウェア専門のスタートアップ企業です。独自開発技術である「Latent 3D World Model」を基盤に、3Dフィジカルワールドを理解するロボット・ファウンデーションモデルを開発しています。
AIおよびロボティクス分野における深い専門性を背景に、単一ロボットから複雑なマルチロボットシステム、さらにはドローンまで、多様なシステムに必要とされる中核的AI能力を提供しています。同社は、モバイルロボットプラットフォームのみならず、四足歩行ロボット、ヒューマノイドなど、あらゆるロボットプラットフォームに汎用的に適用可能な「ユニバーサルロボットソリューション(Universal Robot Solution)」を目指しています。
代表取締役のオ・ジョンウ氏は、Forbes 30 Under 30 Korea(Deep/Enterprise Tech分野)選出に続き、Forbes 30 Under 30 Asia(Industry, Manufacturing & Energy分野)にも選出され、国際的にも高く評価されています。
会社名:Sequor Robotics, Inc.
代 表 者:Jeongwoo Oh (オ・ジョンウ)
所在地:大韓民国 ソウル特別市 九老区
設立:2022年
事業内容:
ロボット基盤モデル(Robotics Foundation Models)分野をリードし、汎用ロボット知能(General Purpose Robot Intelligence, GPRI)の実現に注力。AIおよびロボティクス分野における高度な専門性を基盤に、単一ロボットから複雑なマルチロボットシステムまで幅広いロボットシステムに必要なコアAI能力を提供。
URL:https://www.sequorrobotics.com
▼株式会社Liberawareについて
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗くて、危険な」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容:
・ドローン事業:ドローン等を用いた調査・点検・測量サービス、自社開発のドローン等の販売・
レンタルサービス
・デジタルツイン事業:ドローン等により取得したデータの画像処理、データ解析サービス、及び当社画像
処理技術のライセンス提供
・ソリューション開発事業:ハードウェアからソフトウェアまで幅広いソリューションを提供する受託開発事業
Xアカウント:https://x.com/liberaware
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