DGDV、AIネイティブのファッション嗜好データプラットフォームを構築する”Lekondo”のシードラウンドに出資
a16z SpeedrunのCohort 005にも採択後、グローバルで急成長している#OOTDアプリ
株式会社DG Daiwa Ventures(以下「DGDV」)は、AIを活用したファッション嗜好データプラットフォームを提供するLekondo Inc.(CEO:Yeng Tan、本社:米国ニューヨーク、以下「Lekondo」)のシードラウンドに出資したことをお知らせいたします。
Lekondoは、Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ、以下「a16z」)が運営する創業初期企業向けプログラム「a16z Speedrun」にも採択されたスタートアップで、ユーザーがコーディネート写真(#OOTD: Outfit Of The Day)を1枚アップロードするだけで、AIが自動でアイテムを認識・タグ付けし、デジタルクローゼットを生成するアプリを開発・提供しています。

従来のクローゼット管理サービスでは、アイテムを1点ずつ手動で登録する必要があり、継続利用のハードルとなっていました。Lekondoは、ユーザーがSNS上ですでに行っている「コーデを投稿する」という日常の行動をそのまま活かす形で、所有(Item)・着用(Usage)・嗜好(Taste)の3層のデータを日々蓄積する仕組みを構築しています。また、アップロードされたOOTDは似た嗜好を持つユーザー間で共有され、投稿が増えるほど嗜好の理解が深まる設計です。
Lekondoは2026年1月の正式ローンチ以降、大規模なマーケティング投資を行うことなく、10か国以上で約8.2万人のユーザーを獲得し、コーディネート投稿は累計35.6万件に達しています。特筆すべき点として日本でも ユーザーが増加しており、日本以外ではブラジル、米国、台湾、香港、韓国など、アジアおよび南北アメリカを中心にオーガニックな急成長を続けています。
AIエージェントを介した商取引(Agentic Commerce)は、世界的に急速な広がりを見せています。エージェントが購買の入口となる世界では、検索順位や広告枠の確保ではなく、ユーザー一人ひとりの嗜好・コンテクストデータが商品提案の起点となり、とりわけファッションのようなロングテール商材において、その重要性はさらに高まると考えています。
一方で、既存プラットフォームが保有するデータは、購買履歴(何を買ったか)や閲覧・クリックなどの行動データ(何に関心を持ったか)が中心であり、エージェントが解釈可能な形で「何を着ているか」を捉えたデータ基盤は、これまでほとんど存在していませんでした。Lekondoは、購買「前」の解像度の高い嗜好データを取得している点で、商取引の上流に位置するデータレイヤーとしてのポジションを確立しつつあります。
今回の出資にあたり、DGDVは、Lekondoが「実際に着用しているもの」という、これまで誰も構造化してこなかった領域のデータを、ユーザーの自然な行動のなかで無理なく蓄積している点に着目しました。CEOのYeng Tan氏はGoDaddyでAIプロダクトを手がけ、CTOのMitchell Overfield氏をはじめとするコアメンバーはDropbox出身です。本ラウンドでは、SnapchatやDiscordへの初期投資で知られるNiko Bonatsos氏らが率いる米国のVerdict Capitalがリード投資家として参画しています。
Lekondoにとって、DGDVは初の日本からの投資家となります。DGDVは、日本およびアジアのブランド・小売事業者との連携を通じ、Lekondoのグローバル展開を支援してまいります。
■ Lekondoについて
会社名:Lekondo Inc.
設立:2025年
代表者:CEO Yeng Tan / CTO Mitchell Overfield
所在地:米国ニューヨーク
事業内容:AIを活用したファッション嗜好データプラットフォーム「Lekondo」の開発・提供
■ DGDVについて
DGDVは、東京を拠点とするベンチャーキャピタルです。共同投資やイベントの共催などを通じて、北米をはじめとする各地域のトップ投資家と深く連携しています。AI、ディープテック、フィンテック、ロボティクスなど幅広い領域への投資を通じ、日本発スタートアップの世界への挑戦を支援しています。
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