【フリーランスが企業の人材不足を救う】Hajimari、フリーランス活用実態レポート2022を発表
インボイス制度やフリーランス保護新法でも注目される2023年の動向予測も発表
<調査サマリー>
- フリーランスを活用する企業は増加し、半数以上が複数名活用
- リモートワークを用い、地方在住フリーランスの活用も増加
- フリーランスの活用は2023年も引き続き増加傾向と予測
- フリーランス活用企業の増加
エンジニアやデザイナーなどのITフリーランスと企業のマッチングサービス「ITプロパートナーズ」実働型マーケターと企業のマッチングサービス「マーケティングプロパートナーズ」を利用する企業は2020年〜2022年にかけて約180%増加しています。
新規事業立ち上げ・事業グロース・リソース不足など様々な経営課題に紐づく人材ニーズを解消するため、フリーランスを活用する企業が増加しています。
- 複数名のフリーランスを活用するケースも増加
企業あたりのフリーランス活用人数をみると、利用企業のうち7割以上が2名以上のフリーランスを活用しており、組織内におけるフリーランス活用が広がっている傾向が顕著にみられます。
複数名のフリーランスを活用している企業の場合、参画したフリーランスの価値貢献の高さを評価され、同一プロジェクト内での活用だけでなく、事業や職種を横断し、全社規模で活用に踏み切るケースも多くみられます。
外部人材をうまく活用するためのチーム体制や業務フローが構築され、積極的にフリーランスを採用する企業が増加している傾向にあります。
- 多くの企業でリモートワークを許容 住む地域に関係なく優秀な人材を活用する傾向に
サービス利用企業のうち、90%はリモートワークを許容しています。
2020年のコロナ禍以降、急速にリモートワーク体制が整ったという背景もあり、サービスユーザーにもリモートワーク前提の案件を希望する傾向がみられます。
市場全体をみても、出社を必要としないワークスタイルが新たなスタンダードとして定着していることが明らかです。
また、リモートワーク下でも出社と同等のパフォーマンスを実現するための業務スタイルを確立している企業も増えた印象です。
それに伴い、業務管理・勤怠管理が発生しないフリーランスであるからこそ、能動的な報連相や積極的なアウトプットなど、より自律・自走できる業務スタンスが必須となってきております。
リモートワークを許容する企業の増加もあり、ユーザーのなかには地方に在住する人も増えています。
地方人材の活用は、人材不足の解消や地方創生の観点からも今後増加していくと考えられます。
- サービスに登録するユーザーは昨対比136%
リモートワークの浸透や副業解禁企業の増加など、様々な社会的要因により、フリーランス人口は年々増加しています。「ITプロパートナーズ」「マーケティングプロパートナーズ」に登録するユーザーも年々増加し、2022年は昨対比136%の伸び率を記録し、現在登録ユーザーは65,000人を突破いたしました。
フリーランス人口が増加するにつれ、業種・職種も広まり、フリーランスの活用は多くの企業でより活発になっていくと考えられます。
- 優秀なフリーランスは、週2,3日稼働の自由な働き方でも高いパフォーマンスを出すことが可能
フリーランスの中には、自分自身の事業や、起業準備、子育てや介護といった家庭の事情と仕事を両立するため、週2〜4日で稼働するケースが多くなっています。
優秀なフリーランスに妥当な業務を任せることができれば、稼働する時間に関わらず高いパフォーマンスを出すことが可能です。
企業にとっても、適切な分量の業務を任せることができ、正社員採用時に比べ、余分なコストをカットすることができます。
- フリーランスの活用が当たり前になる世の中へ
今回の調査により、フリーランスを始めとした外部人材の活用に対して積極的な企業が増加傾向にあることがみて取れました。
少子高齢化を背景に、ハイスキル・ハイレイヤーな正社員人材の獲得は年々激化し、人材不足に悩む企業は増加しています。
一方で、世界情勢・市場の変化が早く、先行きの見通しが立てづらい「VUCA*」と呼ばれる現代では、企業に求められる事業や組織の在り方は刻一刻と変わっています。
2023年10月からはインボイス制度が開始されることもあり、企業にとっても、フリーランスを活用を促進していくにあたっての障壁となる可能性は否めません。
企業・フリーランス双方にとって大きな転換期となる1年となることは間違いなく、市場全体からみれば、フリーランスを活用したことのある企業、既に活用している企業の割合は低いのが実状です。
しかしながら、今回の調査結果からも、優秀な人材の確保が必要になっているからこそ正社員採用の代替手段としてフリーランスの活用が浸透してきていることが考えられ、フリーランスを始めとした外部人材を活用する傾向は、来年度以降も加速していくことが予想されました。
Hajimariでは、こうした時代の変化に柔軟に対応し、新たな課題解決のソリューションとしてフリーランスを活用する手段を提供し続けます。
引き続き、フリーランス・企業双方にとって満足度の高いサービスを提供してまいります。
*VUCA…Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つのキーワードの頭文字を取った言葉で、変化が激しく、あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、想定外の事象が発生する将来予測が困難な状態を指します。
- 調査概要
調査方法:Hajimariの提供する「ITプロパートナーズ」「マーケティングプロパートナーズ」を利用するユーザー・企業のデータ調査
調査期間:2022年4月~2022年12月
≪利用条件≫
1 情報の出典元として、株式会社Hajimariの名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
Hajimari:https://www.hajimari.inc/
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- 株式会社Hajimariについて
会社名:株式会社Hajimari
設立 :2015年2月26日
代表取締役:木村 直人
所在地 :〒150-0043
渋谷区道玄坂1丁目16番10号 渋谷DTビル6階/7階//9階
事業内容 :
「自立した人材を増やし、人生の幸福度を高める。」というビジョンの実現を目指し、フリーランスと企業のマッチングサービスを中心に現在8事業を展開しています。
2022年からは長野県長野市にサテライトオフィスを設け、地方創生事業も開始いたしました。
コーポレートサイト:https://www.hajimari.inc/
●本件に関するお問い合わせ
広報担当 和田
お問い合わせ先:https://www.hajimari.inc/contact
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