ニールセン、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」によるフードデリバリーサービス、飲食店関連サービスの利用状況を発表

  • - 「飲食店関連サービス」と「フードデリバリーサービス」の利用者数は、それぞれ2,824万人と658万人

  • - 「飲食店関連サービス」は11時、「フードデリバリーサービス」は16時の利用が最も多い

  • - 50歳以上の「飲食店関連サービス」利用者数が2022年より大幅に増加し1,263万人

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社(東京都港区、代表取締役Dean Matthew Richardson)は、スマートフォン視聴率データ「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」をもとに、フードデリバリーサービスと飲食店関連サービスの利用状況を発表しました。

2024年6月の「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」によると、食品・料理サブカテゴリうち実店舗を持ちモバイルオーダーが可能な「飲食店関連サービス」のスマートフォンからの利用者数は2,824万人、「フードデリバリーサービス」では658万人となっていました。どちらのサービスでも一人あたりの月間利用回数は4回と、週に1回程度で利用されていることがわかりました(図表1)。

                      

次に、各サービス別の利用時間シェアを見ると、「フードデリバリーサービス」は16時台に最も利用されているのに対し、「飲食店関連サービス」は11時台の利用が最も多いことがわかりました。また、飲食店関連サービスは朝の時間帯、フードデリバリーサービスは夜の時間帯の利用が多いことから、各サービスの利用者は生活スタイルに合わせて各サービスを使い分けていることが考えられます(図表2)。

最後に、利用者数の多い「飲食店関連サービス」の年代別利用者数トレンドを見ると、50歳以上の利用が最も多くなっていました。18-34歳、35-49歳ではそれぞれ約780万人が利用しているのに対し、50歳以上では1,263万人が利用していることがわかります。また、2年前の同時期と比べると、50歳以上の利用者数は42%増加し、全体の利用者数増加を牽引していることがわかります(図表3)。

モバイルオーダーが可能な飲食店関連サービスとフードデリバリーサービスは、コロナ禍を経て大きく変化し、消費者の新たな生活スタイルに合わせて変化し続けています。フードデリバリーサービスは16時台や夜間の利用が多く、勤務形態や在宅での食事需要を反映している一方で、飲食店関連サービスは主に昼食時と朝に利用されていることから外出しやすい時間帯での店舗体験への需要を示していることがわかります。また、飲食店関連サービスでは50歳以上の利用が急速に増加し、最も利用者の多い年代層となりました。人々の1日あたりの食事の回数は決まっているため、一つのサービスの利用が増加することで別のサービスの利用が減少するなど、食事関連サービス全体の利用頻度に影響を与える可能性があります。食品、飲料業界の関係者としては、より的確な商品開発や効果的なマーケティング戦略を立てるために各サービスの利用傾向とその背景にあるニーズを継続的に把握していくことが重要になります。

ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView)について

ニールセン モバイル ネットビューは日本全国の8,000名(iOS、Android各4,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。サービスの詳細は、ウェブサイトでもご覧いただけます。

https://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html

                                                        ###

【ニールセン デジタル株式会社 会社概要】

社名:         ニールセン デジタル株式会社  英文社名: Nielsen Digital Co., Ltd.

本社所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー11階

資本金:      1億円

設立:          1999年5月

代表者:      代表取締役 Dean Matthew Richardson

主要株主:   米国ニールセン・カンパニー(The Nielsen Company)、株式会社ビデオリサーチ

ニールセン デジタル株式会社は、ニールセン・グローバル・メディアの日本法人として、視聴者分析と広告分析およびメディア分析のソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、および分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い評価をいただいています。ニールセン デジタル株式会社のサービス概要、および会社概要はwww.netratings.co.jp でご覧いただけます。

ニールセンについて

ニールセンは、視聴者測定、データ、分析におけるグローバルリーダーとして、世界のメディアとコンテンツの形成を担っています。あらゆるチャネルとプラットフォームにおける人々の行動に関する深い理解を通じ、実用的なインテリジェンスによって、将来にわたってクライアントがオーディエンスとのつながりを構築できるようにサポートします。ニールセンは世界55カ国以上で測定と分析のサービスを提供しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: www.nielsen.com

ニールセン デジタル株式会社が提供しているソリューションと主な製品サービス

AD & CONTENT(デジタル広告/コンテンツ視聴率)

  ニールセン デジタル広告視聴率 Nielsen Digital Ad Ratings

  ニールセン トータル広告視聴率 Nielsen Total Ad Ratings

  ニールセン デジタルコンテンツ視聴率 Nielsen Digital Content Ratings

AUDIENCE (視聴者パネル測定サービス )

 インターネット視聴率データ ニールセン ネットビュー  Nielsen NetView

 スマートフォン視聴率データ ニールセン モバイルネットビュー Nielsen Mobile NetView 

MEDIA ANALYTICS(メディア/広告効果分析サービス)

  ブランドリフト効果測定サービス Brand Lift Plus

  広告効果分析サービス ニールセン デジタルブランドエフェクト Nielsen Digital Brand Effect

  デジタル広告/クリエイティブリフト効果調査 ニールセン デジタル広告クリエイティブ評価Nielsen Digital Creative Evaluation

     

PLANNING/ ACTIVATION(プランニング/アクティベーション支援サービス)

  デジタル広告統計データ digiads

INTERNATIONAL DATA(海外データサービス)

 海外広告統計データ Nielsen Ad Intel International

 海外消費者視聴動向調査データ Nielsen Consumer & Media View

   海外テレビ視聴率データ Nielsen TV Audience Measurement

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ニールセン デジタル株式会社

12フォロワー

RSS
URL
https://www.netratings.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー11階
電話番号
03-6837-6500
代表者名
ディーン・マシュー・リチャードソン
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1999年05月