Okta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)の無料プラン拡充と有料プランの機能強化を発表

Okta Japan株式会社

アイデンティティ管理サービスを提供するOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ 以下Okta)は本日、開発者が必要とするスケーラビリティ、セキュリティ、カスタマイズ性をさらに高めるため、Okta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)の無料プランの拡充と、有料プランの機能強化を発表しました。無料プランでは、月間アクティブユーザー(MAU)数を25,000ユーザーに拡充し、パスワードレス認証機能の有効化、Social Connections設定上限の撤廃、Custom Domainsのサポートなどが含まれます。また、有料プランには、多要素認証(MFA)によるエンタープライズグレードのアイデンティティセキュリティ、Enterprise Connectionsの拡充、Custom Signup/Loginなどが追加されました。

OktaのCustomer Identity Cloud担当プレジデントであるShiven Ramjiは次のように述べています。「開発者は、アプリケーションを迅速に展開するという大きな需要に直面しながら、ますます巧妙化するAIを駆使したボット攻撃から防御しなければならないという課題にも直面しています。開発者がこうした脅威に先手を打ち、ビジネスを成長させるためには、アイデンティティとセキュリティを管理できるソリューションが必要です。Okta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)の機能をより多く利用できるようにすることで、開発者は最初から安全なアプリケーションを構築でき、ユーザー数の大幅な増加に合わせて拡張することができます。」

より強力で拡張可能な認証によるアプリケーションの保護

従来のアイデンティティの脅威は、AIの進歩によってさらに強化され、低品質で高強度の攻撃がより危険になり、新しい個別化された攻撃の出現を助長しています。ボットがほぼ50%のインターネットトラフィックを占める中、開発者はこのような状況下でアプリケーションのセキュリティを確保するという課題に直面しています。多要素認証、特に所有物ベースまたは生体認証要素は、依然として最も効果的な防御策の1つです。逆に、AIはボット検出にも威力を発揮します。AIは、Oktaが90日間にわたって自動ログイン試行の79%をブロックし、ボットトラフィックを90%削減するのに役立っています。

今回、拡張された無料プランでは、より強力な認証機能が開発者に提供され、パスワードレス認証を含むOkta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)の高度な機能がアプリケーション開発で実装できるようになりました。さらに、すべての有料プランで、MFA機能(Pro MFAやEnterprise MFA)を提供します。これらにより、AIベースの攻撃に対抗できるセキュリティを組み込むことを支援します。

サインアップとログインをカスタマイズして直感的なユーザー体験を実現

開発者にとって、安全であるだけでなく、ログインの摩擦を軽減し信頼を構築するアイデンティティ体験の創出は不可欠です。実際、ログインプロセスが困難なために83%の消費者がカートやサインアップを途中で放棄しているからです。有料のEssentialプランで提供するCustom Signup/Login機能などを活用して、ログイン体験を向上させることができます。

Okta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)の無料プランと有料プランの概要は以下の通りです。

無料プランの拡充

  • 最大月間アクティブユーザー数を25,000ユーザーまで拡大

  • ソーシャルログインプロバイダーによる認証をサポートするSocial Connectionsの上限撤廃

  • Okta Workforce Identity CloudをIdPとして利用できるOkta Connectionsが上限なしで利用可能

  • 異なる組織ユーザーごとの認証フローをカスタマイズできるAuth0 Organizationsを上限5個まで提供

  • ユーザー登録やパスワード変更時などのタイミングで独自のロジックを実行できるAuth0 Actionsと、さまざまなフォームを表示できるAuth0 Formesを上限5個まで提供

  • EmailやSMSでワンタイムパスワード(OTP)によるパスワードレス認証機能の有効化

  • Oktaが管理するドメイン名をお客様が管理するカスタムドメイン名に置き換えることで、ユーザーにシームレスなブランド体験を可能にするCustom Domainsをサポート

有料プランの機能強化(一部機能の紹介)

  • B2Cプランで最大10個設定のAuth0 Organizations、B2Bプランで無制限のAuth0 Organizations

  • B2CとB2BのEssentialsプランでPro MFA、B2CとB2BのProプランでEnterprise MFAを提供

  • B2B Proプランに5個のEnterprise Connectionsが含まれ、アドオンで最大15個まで追加可能

  • B2BとB2CのEssentialプランで、Custom Signup/Loginを提供

お客様のコメント

Browse AIの創設者兼CEOであるArdy Naghshineh氏は次のように述べています。「Okta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)のおかげで、限られたリソースをユーザー認証システムの開発ではなく、イノベーションとユーザー体験の向上に集中させることができました。新規ユーザーの登録が大幅に増加するたびに、Okta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)の信頼性と拡張性に確信を深めています。当社チームはエンジニアリングに費やす時間を数か月単位で節約でき、50万人のユーザーを対象にAIロボットによるウェブデータ抽出を自動化するプラットフォームの構築を継続することが可能になっています。」

価格情報

詳しくは以下サイトをご参照ください。

https://auth0.com/pricing

Oktaについて

Oktaは、アイデンティティ管理サービスのリーディングカンパニーです。Oktaはアイデンティティを保護することで、すべての人があらゆるテクノロジーを安全に利用できるようにします。Oktaのソリューションは、ユーザー、従業員、パートナーを保護しながら、企業や開発者がアイデンティティの力を利用してセキュリティと利便性を促進することを支援します。詳しくは以下をご覧ください。

https://www.okta.com/jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

Okta Japan株式会社

14フォロワー

RSS
URL
https://www.okta.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷 2-21−1 渋谷ヒカリエ30階
電話番号
-
代表者名
渡邉崇
上場
海外市場
資本金
-
設立
2020年09月