ID管理基盤「LaKeel Passport」がパスワードレス認証技術「パスキー」への対応を開始
株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努、以下「ラキール」)は、この度、ID管理基盤サービスである「LaKeel Passport」において、従来型のパスワードに変わる新たな認証技術「パスキー」への対応を開始したことをお知らせします。
パスキーとは
パスキーとはパスワードに変わる簡単かつ安全な認証方法です。手持ちのデバイスを使用して、パスワード入力ではなく生体認証やPINを使ってログインできるようになります。これにより、第三者による不正ログインやフィッシング対策にも有効になります。
LaKeel Passport×パスキー認証によるシナジー効果
LaKeel Passportは、社内システムやクラウドサービスのID一元管理や多様な認証を実現するID管理基盤サービスです。
従来のLaKeel Passportでは、事前登録したID、パスワード、その他認証情報を組み合わせた多要素・多段階認証によってアクセスが可能でした。パスキー認証への対応により、ログイン時に既に利用デバイスに登録されているユーザー独自の顔や指紋の生体情報やPINコードを利用することで、簡単にログインができます。これにより、認証機能の利便性が大幅に向上します。
なお、認証時に要求されるお客様の顔や指紋の生体情報は利用端末内で保存され、LaKeel Passportには送信、保存されません。
パスキーはサイトのドメインに紐づいており、フィッシングサイトに誘導されても、ドメインに紐づくパスキーが存在しないため、パスキーを使って認証を始めることができず、サービス全体の安全性が大幅に向上します。
また、パスキーに対応していない既存システムでも、LaKeel Passportを利用することで、パスキーを利用したログインが可能になります。
ただし、既存システムが連携規格であるSAML*¹やOIDC*²に対応している必要があります。
*¹SAML…(Security Assertion Markup Language)シングルサインオンを実現する仕組みのことで、異なるインターネットドメインの間でユーザーの認証情報をやり取りする際に使われる認証規格のこと
*²OIDC…(OpenID Connect)サービス間でユーザーの同意のもと認証情報を連携するための規格のこと
LaKeel Passportについて
LaKeel Passportは大手法人向けのID管理・認証を統合管理するサービスです。LaKeel DXのID管理基盤として利用可能なほか、連携規格であるSAMLやOIDCに対応しており、外部SNSアカウント連携、Microsoft365などの既存システムのID管理やクラウドサービスのID管理基盤としても利用できます。
そのほか多要素・多段階認証、デバイス制御といった機能によってセキュリティレベルの強化が可能になります。また、IDごとにサービス、API、画面要素、ファイル、データなど、様々な要素に対して自由度の高い権限設定が可能になるため、ガバナンスの強化を実現します。
LaKeel Passportサービスサイト https://dx.lakeel.com/apps/feature_pass/
ラキールについて
2005年6月10日創立。2012年8月より独自のプロダクトブランドLaKeel(ラキール)シリーズの提供を開始。クラウド型アプリケーション開発運用基盤「LaKeel DX」を中心に、先進的なアーキテクチャと深い業務理解を基に構築された14種類のプロダクトを展開しています。2021年7月東京証券取引所マザーズ(現グロース)市場に上場。ビジネスのコアに変革をもたらすプロダクトを提供し続け、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。また2年連続「健康経営優良法人」に認定され、従業員が安心して挑戦できる働く環境づくりにも力を入れています。
株式会社ラキール https://www.lakeel.com
* 会社名、製品名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
* 本リリースに掲載された内容は発表日現在のものであり、予告なく変更または撤回される場合があります。また、本リリースに掲載された予測や将来の見通し等に関する情報は不確実なものであり、実際に生じる結果と異なる場合がありますので、予めご了承ください。
■本件に関するお問合せ先
株式会社ラキール
広報・マーケティング本部
TEL:03-6441-3859 Email:marketing@lakeel.com
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