【年度末ストレス×肌調査】3月決算期に向けて肌荒れ悪化を実感する社会人73.7%、そのうち84.2%が「仕事のストレスが原因」と回答

〜皮膚科医が解説するストレス性肌荒れのメカニズムと3つの対処法〜

医療法人社団鉄結会

【結論】本調査のポイント 

結論から言うと、ストレスと肌荒れには明確な関係があり、ストレスホルモンの分泌が皮脂の過剰分泌や肌のバリア機能低下を引き起こします。年度末の肌トラブルには、まず睡眠時間の確保と保湿ケアの徹底が効果的であり、2週間以上改善しない場合は皮膚科受診が推奨されます。

・社会人の73.7%が年度末に向けて肌荒れの悪化を実感している

・肌荒れ悪化を感じる人の84.2%が「仕事のストレス」を原因と認識

・ストレス性肌荒れの主な症状は「ニキビ・吹き出物」が68.3%で最多

用語解説 

■ ストレス性肌荒れとは 

ストレス性肌荒れとは、精神的・身体的ストレスが原因となって発症する肌トラブルの総称である。ストレスによって分泌されるコルチゾールが皮脂分泌を促進し、また自律神経の乱れが肌のターンオーバーを阻害することで、ニキビ、乾燥、かゆみ、赤みなどの症状を引き起こす。 

■ コルチゾールとは 

コルチゾールとは、副腎皮質から分泌されるストレスホルモンの一種である。適度な量は体の恒常性維持に必要だが、過剰分泌されると皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増加させ、また肌のバリア機能を低下させることで肌荒れの原因となる。 

■ 肌のバリア機能とは 

肌のバリア機能とは、角質層が外部刺激から肌を守り、水分の蒸発を防ぐ働きのことである。ストレスや睡眠不足により低下すると、乾燥、敏感肌、炎症などの肌トラブルが起こりやすくなる。

ストレス性肌荒れの症状別対処法比較

症状

主な原因

セルフケア

皮膚科での治療

ニキビ・吹き出物

皮脂の過剰分泌

洗顔の見直し・保湿

外用薬・内服薬処方

乾燥・かさつき

バリア機能低下

保湿ケア強化

保湿剤処方・生活指導

赤み・かゆみ

炎症反応

刺激の少ないスキンケア

抗炎症外用薬処方

くすみ・肌荒れ

ターンオーバー乱れ

睡眠改善・栄養摂取

ピーリング・ビタミン処方

敏感肌症状

免疫機能低下

低刺激製品への切替

原因特定・適切な治療

※一般的な目安であり、個人差があります。

医療法人社団鉄結会アイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、年度末を控えた社会人の肌状態とストレスの関係性を明らかにするため、全国の社会人300名を対象としたアンケート調査を実施しました。本調査では、3月決算期に向けた繁忙期における肌荒れの実態と、その背景にあるストレス要因について詳しく分析しています。

調査背景 

毎年2月から3月にかけて、多くの企業で決算業務や年度末の業務が集中し、社会人のストレスレベルが上昇する時期となります。当院の外来でも、この時期に肌トラブルを訴えて来院される患者様が増加する傾向にあります。ストレスと肌荒れの関係性は医学的にも認められていますが、実際にどの程度の社会人が年度末に肌の変化を感じているのか、その実態を明らかにするため本調査を実施しました。

調査概要

・調査対象:全国の20〜50代の社会人男女

・調査期間:2026年1月20日〜1月29日

・調査方法:インターネット調査

・調査対象人数:300名

調査結果

【調査結果】社会人の73.7%が年度末に肌荒れ悪化を実感 

設問:年度末(2月〜3月)に向けて、肌荒れが悪化すると感じますか?

7割以上の社会人が年度末に肌荒れの悪化を実感していることが明らかになりました。特に「かなり悪化する」と回答した人が約3割に上り、年度末の繁忙期が肌に与える影響の深刻さが示されています。

【調査結果】84.2%が「仕事のストレス」を肌荒れ悪化の原因と認識 

設問:年度末に肌荒れが悪化する主な原因は何だと思いますか?(肌荒れ悪化を感じる方のみ回答)

肌荒れ悪化を感じる人の8割以上が仕事のストレスを原因として認識しています。また、睡眠不足も7割以上が原因として挙げており、ストレスによる生活リズムの乱れが複合的に肌へ影響を与えていることがわかります。

【調査結果】最も多い症状は「ニキビ・吹き出物」で68.3% 

設問:年度末に経験する肌トラブルの症状として当てはまるものをすべて選んでください

ストレス性肌荒れの代表的な症状であるニキビ・吹き出物が最も多く、次いで乾燥症状が続きます。これはストレスホルモンによる皮脂分泌の増加とバリア機能の低下という両面の影響を反映しています。

【調査結果】6割以上が「スキンケアの強化」で対処、皮膚科受診は18.3%にとどまる 

設問:ストレスによる肌荒れに対して、どのような対処をしていますか?

多くの人がセルフケアで対処している一方、皮膚科を受診する人は2割未満にとどまっています。症状が長引く場合は専門的な治療が必要なケースもあるため、適切な受診タイミングの啓発が重要です。

【調査結果】78.0%が専門家からの情報を「得たい」と回答 

設問:ストレスと肌荒れの関係について、専門家から詳しい情報を得たいと思いますか?

約8割の社会人がストレスと肌荒れの関係について専門家からの情報を求めていることが明らかになりました。正しい知識の普及と適切な対処法の啓発へのニーズの高さがうかがえます。

調査まとめ

本調査により、年度末を迎える社会人の7割以上が肌荒れの悪化を実感しており、その主な原因として仕事のストレスが認識されていることが明らかになりました。ストレス性肌荒れの症状としてはニキビ・吹き出物と乾燥が多く、多くの人がセルフケアで対処している一方で、皮膚科受診率は2割未満と低い状況です。約8割の社会人が専門家からの情報を求めており、ストレスと肌の関係についての正しい知識の普及が求められています。

医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師

皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、ストレスと肌荒れには明確な医学的関連があり、年度末に肌トラブルが増加するのは決して気のせいではありません。適切な対処により改善が期待できますので、諦めずにケアを続けることが大切です。

 

ストレスを受けると、体内ではコルチゾールというホルモンが分泌されます。このコルチゾールは皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促進するため、ニキビや吹き出物ができやすくなります。また、ストレスは自律神経のバランスを乱し、肌のターンオーバー(新陳代謝)を阻害します。その結果、古い角質が溜まりやすくなり、くすみや毛穴の詰まりの原因となります。

さらに、ストレス状態では交感神経が優位となり、末梢血管が収縮して肌への血流が低下します。これにより肌に必要な栄養や酸素が十分に届かなくなり、肌のバリア機能が低下して乾燥や敏感肌の症状が現れやすくなります。

今回の調査で睡眠不足を原因として挙げた方が7割以上いらっしゃいましたが、これも重要なポイントです。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌の修復・再生が行われます。年度末の残業続きで睡眠時間が削られると、この修復プロセスが阻害されてしまいます。

調査では皮膚科受診率が18.3%と低い結果でしたが、2週間以上セルフケアを続けても改善しない場合や、症状が悪化している場合は、早めの受診をお勧めします。ストレス性の肌荒れであっても、症状に応じた適切な外用薬や内服薬で効果的に改善できるケースが多くあります。

 

【エビデンス】日本皮膚科学会の尋常性痤瘡治療ガイドラインでも、ストレスはニキビの悪化因子として認められています。皮膚科医としての臨床経験では、年度末から年度初めにかけて肌荒れで来院される患者様は通常期の1.5倍程度に増加する印象があり、今回の調査結果と一致しています。

ストレス性肌荒れを防ぐ生活習慣

・睡眠時間は最低6時間以上を確保する

・バランスの良い食事でビタミンB群・Cを摂取する

・軽い運動やストレッチで血行を促進する

今日からできるスキンケアのポイント

・洗顔は朝晩2回、こすりすぎない

・保湿は洗顔後すぐに行う

・刺激の少ない製品を選ぶ

皮膚科受診を検討すべきサイン

・セルフケアで2週間以上改善しない

・症状が徐々に悪化している

・かゆみや痛みを伴う炎症がある

髙桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

 

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科

・ミラドライ認定医

 

臨床実績(2024年時点、累計)

・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上

・腋臭症治療:2,000件以上

・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

 

略歴

・2009年 東京大学医学部医学科 卒業

・2009年 東京逓信病院 初期研修

・2012年 東京警察病院 皮膚科

・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科

・2019年 アイシークリニック 治療責任者

 

 監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)

Q1. ストレスと肌荒れは本当に関係がありますか?

A. はい、ストレスと肌荒れには医学的に明確な関連性があります。

ストレスを受けるとコルチゾールというホルモンが分泌され、皮脂分泌の増加や肌のバリア機能低下を引き起こします。今回の調査でも84.2%の方がストレスを肌荒れの原因と認識しており、臨床経験からもその関連性は明らかです。

Q2. 仕事のストレスでできたニキビはどうすれば治りますか?

A. 基本的なスキンケアと生活習慣の改善が効果的ですが、長引く場合は皮膚科受診をお勧めします。

調査では63.0%がスキンケア強化で対処していますが、皮膚科受診率は18.3%にとどまっています。まずは洗顔と保湿の見直し、睡眠時間の確保を心がけ、2週間以上改善しない場合は皮膚科で適切な治療を受けることで早期改善が期待できます。

Q3. 年度末の肌荒れを予防する方法はありますか?

A. 睡眠の確保、保湿ケアの徹底、バランスの良い食事が予防の三本柱です。

調査で71.5%が睡眠不足を原因として挙げています。繁忙期でも最低6時間の睡眠を確保し、保湿ケアを怠らないことが重要です。また、ビタミンB群やビタミンCを含む食品を意識的に摂取することで、肌の抵抗力を高めることができます。

Q4. ストレス性の肌荒れと普通の肌荒れの見分け方は?

A. 繁忙期やストレスの多い時期と症状の発症時期が一致している場合は、ストレス性の可能性が高いです。

今回の調査では73.7%が年度末に肌荒れ悪化を実感しており、時期との関連性が明確です。また、ストレス性の肌荒れは突発的に現れ、ストレスが軽減されると改善する傾向があります。ただし、原因の特定が難しい場合は皮膚科での診断をお勧めします。

Q5. 市販薬と皮膚科の薬、どちらが効果的ですか?

A. 軽度の症状には市販薬で対応可能ですが、症状が強い場合や長引く場合は皮膚科の処方薬がより効果的です。

調査では34.7%が市販薬を使用していますが、市販薬は成分濃度が低く抑えられています。炎症を伴うニキビや広範囲の肌荒れには、皮膚科で処方される外用抗菌薬や抗炎症薬がより高い効果を発揮します。2週間市販薬を使用しても改善しない場合は受診をお勧めします。

放置のリスク

・ストレス性の肌荒れを放置すると、ニキビ跡や色素沈着が残る可能性がある

・慢性的な肌荒れが続くとバリア機能が低下し、敏感肌へ移行するリスクがある

・精神的なストレスと肌荒れの悪循環に陥り、両方の症状が悪化する恐れがある

こんな方はご相談ください|受診の目安

・セルフケアを2週間以上続けても改善しない場合

・ニキビに膿や強い痛みを伴う場合

・広範囲に赤みやかゆみが広がっている場合

・肌荒れによって日常生活に支障が出ている場合

クリニック案内

アイシークリニックの特徴

・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で土日も診療、仕事帰りや休日に通院可能

・皮膚科・形成外科の医師が肌トラブルの原因を正確に診断

・症状に応じた外用薬・内服薬の処方から生活指導まで総合的にサポート

・完全予約制で待ち時間を最小限に、忙しい社会人でも通いやすい体制を整備

各院情報 

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階 

アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階 

アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F 

アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階 

アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階 

アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
電話番号
03-6276-3870
代表者名
高桑康太
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年09月