武蔵野美術大学が年齢、所属、ジャンル不問のビジネスデザインアワード「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」を開催【5/7締切】募集説明会とトークセッションを4/27開催!
本件のポイント
・武蔵野美術大学が「大学発スタートアップ創出支援事業」(東京都事業)の支援を受けて実施するビジネスデザインアワード。
・エントリー時は年齢・所属・ジャンル不問。ただし、最終選考までに本学学生が1名以上所属していることが条件(学生とのマッチングは事務局がサポート)。
・一次選考通過者には最終プレゼンテーション選考活動資金10万円提供、サポートマネージャーの伴走支援、本学市ヶ谷キャンパス7Fコワーキングスペースの無償利用提供の支援。
・社会実装を目指すアワード受賞者にはプロジェクト活動資金として10万円提供、3か月間の本学市ヶ谷キャンパス7Fコワーキングスペースの無償利用提供、企業によるプロジェクト支援を実施。
・4月27日(土)に応募説明会とトークイベントを開催。
「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」について
本学は、東京都のスタートアップ支援事業の一つである「大学発スタートアップ創出支援事業」に、参画⼤学で唯⼀の「環境構築型」として採択されました。その取り組みのひとつである「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」は、社会にインパクトを与えるような、新たな事業を創り出す美大生を発掘することを目的としたビジネスデザインアワードです。
【賞】
グランプリ1組、準グランプリ1組、特別賞数組。一次選考通過したファイナリストには最終プレゼン選考に向けた活動資金10万円を支給します。アワード終了後も社会実装に向けた活動に取り組む意思がある受賞者には追加活動資金として10万円を支給します。
【参加対象】
年齢、所属、ジャンルは一切問いません。社会を豊かにする新たな選択肢となる、創造的な事業を生み出す熱意を持っている方であれば、個人、チームどちらでも参加できます*。
*最終選考までにチームメンバーの中に本学在学中の学生(大学院生含む)が1名以上所属していることが条件となります。その場合、武蔵野美術大学の学生とのマッチングは、アワード運営事務局がサポートします。
【参加方法】
特設サイト(https://jikkenku.musabi.ac.jp)のエントリーフォームよりご応募ください。
【エントリー締め切り】
2024年5月7日(火)
【審査員】※五十音順
青木俊介
武蔵野美術大学 教授
ユカイ工学株式会社 代表
東京大学在学中にチームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。「ロボティクスで、世界をユカイに。」というビジョンのもと、家庭向けロボット製品を数多く手がける。2015-2021年グッドデザイン賞審査委員。2021年より東京藝術大学非常勤講師、武蔵野美術大学教授(特任)。家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」、共感するファミリーロボット「BOCCO emo」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、小さなしっぽクッション「Petit Qoobo」エデュケーションシリーズkurikit「ユカイな生きものロボットキット」、やみつき体感ロボット「甘噛みハムハム」などを発表。
加藤晃央
CEKAI共同代表
武蔵野美術大学在学中にクリエイティブマネジメントカンパニーである株式会社モーフィングを設立。美大生やクリエイター向けメディアの立ち上げや、企業との共創によるプロジェクトマネジメントを行う。2013 年、独立した個が集結できるアソシエーションCEKAIおよび世界株式会社を共同設立。日米を拠点としてグローバルに活動する組織において、自律分散的な仕組みづくりや場づくりに従事。クリエイターの可能性を高め、繋げ、拡張させることをミッションとし、究極の裏方を目指す。(https://cekai.jp)
西村真里子
株式会社HEART CATCH 代表取締役 / プロデューサー
武蔵野美術大学 客員教授
日本IBM ITエンジニアとしてキャリアをスタート。グローバル言語検索タクソノミーで特許取得。後、アドビシステムズのフィールドマーケティングマネージャーに従事。2011年、クリエイティブ企業バスキュールにプロデューサーとして参画。カンヌライオンズ金賞受賞。2014年株式会社HEART CATCH共同創業。2020年米国ロサンゼルスにHEART CATCH LA共同創業。テクノロジー&クリエイティブのキャリアを活かし、企業や自治体の新規事業案件の企画に多く携わる。日米のスタートアップに投資しグロース支援、オペレーション支援を実施(J-Startupサポーター)。内閣府日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員、デジタル庁スピンオフWeb3研究会DAO”Dig DAO”メンバー。Art Thinking Collective(仏パリ / ビジネススクール ESCP)インストラクター。Forbes Japanオフィシャルコラムニスト。武蔵野美術大学 客員教授。
丸山幸伸
武蔵野美術大学 教授
日立製作所に入社後、プロダクトデザインを担当。2001年に日立ヒューマンインタラクションラボ(HHIL)、2010年にビジョンデザイン研究の分野を立ち上げ、2014年に渡英し、欧州R&D部門 Experience Design Lab.ラボ長。帰国後はロボット・AI、スマートシティのサービスデザインを経て、2018年日立グローバルライフソリューションズに出向しビジョン駆動型商品開発戦略の導入をリード。デザイン方法論開発、人財教育にも従事。現職は、日立製作所研究開発グループ主管デザイン長(Head of Design)。2023年に、武蔵野美術大学造形構想学部教授に着任。
三澤直加
代表取締役/ビジョンデザイナー
デザイン事務所で多くのプロダクトの企画・開発に携わった後、2011年に共創型サービスデザイン会社「グラグリッド」を設立。分野を問わず、さまざまな企業のビジョン策定、事業開発の現場に伴走する。デザイナーの視点で創造的な解決策を提案するとともに、組織の中から創造的な文化づくりを支援している。特に、絵や図を描きながら考える「ビジュアル思考」スタイルは、企業における合意形成、個性の発見、企画力の向上において多くの成果を生み出している。
・経済産業省 サービスデザイン研究会メンバー
・武蔵野美術大学 「クリエイティブヒューマンバリュー」非常勤講師
・金沢美術工芸大学 デザイン方法論「サービスデザイン」非常勤講師
・HCD-Net認定 人間中心設計専門家
・サービスデザインの国際カンファレンス(SDGC)メンバー
・日本デザイン学会 会員
「武蔵野美術大学実験区CREATORSHIP SESSION」について
2024年春からスタートした「武蔵野美術大学実験区」は、アート、デザイン教育で養った「創造的思考力」を駆使して描いたビジョンを、クリエイティブとビジネスという手法で社会実装するのが特徴の創業支援プログラムです。このプログラムの一環として、本学在学中に起業されたCEKAI共同代表・加藤晃央さんをゲストにお迎えして、社会変革マインドについて考えるトークセッション「CREATORSHIP SESSION」を実施します。
【開催概要】
●開催日時:2024年4月27日(土) 16:40〜18:10
・第1部:「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」説明会16:40〜17:00
・第2部:CREATORSHIP SESSION(ゲストトーク)17:00〜18:10
●場所:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 1号館1階103講義室
●参加費:無料
●事前申込:https://peatix.com/event/3920436
会場の都合上、参加人数枠が埋まり次第受付終了とさせていただきます。
【モデレータープロフィール】
酒井博基
武蔵野美術大学創業支援プログラムディレクター
武蔵野美術大学大学院修士課程修了。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科博士課程中退。ビジネスのシクミとシカケをデザインするクリエイティブカンパニー「d-land」代表。「六本木未来会議」「中央線高架下プロジェクト(コミュニティステーション東小金井)」「LUMINE CLASSROOM」などのプロデュースを手掛ける。2016年グッドデザイン特別賞ベスト100及び特別賞[地域づくり]をはじめ、受賞歴多数。
書籍「ウェルビーイング的思考100 〜生きづらさを、自分流でととのえる〜」(オレンジページ)が2023年に出版。
「大学発スタートアップ創出支援事業」について
東京都は、2022年11月にスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」を策定しました。
その取組の一つとして、知の拠点である大学が集積する東京の強みを活かし、大学等の優れた研究シーズやアイデアの事業化を促進する本事業が今年度新たに開始されました。
本事業では、東京都とコーディネーターが連携し、大学発スタートアップの創出に向けた各種取組に対して、経費支援及び民間アクセラレーター等とのマッチング、学内の体制整備に向けたコンサルティング等伴走支援が行われます。
なお、本事業には「事業化促進型」と「環境構築型」があり、本学は参画大学で唯一の「環境構築型」として採択されました。
本件に関するお問い合わせ先
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス事務室
ichigaya_campus@musabi.ac.jp
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