【シニアの意識調査】対症療法より「予防・習慣改善」に商機あり。胃もたれに関する1,961名調査から読み解く、シニアの顧客化インサイト
50代以上のシニア1476名以上に『胃もたれ』に関するアンケート調査を実施

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『胃もたれ』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、胃もたれの経験、感じやすい症状や食事内容、生活習慣、対処法、そして知りたい情報について調査しました。年末年始の食生活も含めて、胃もたれが起こる背景と、日常で求められているケアの方向性が見えてきました。
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調査トピックス
◆ 胃もたれは一部の不調ではなく、身近な悩みとして広がる
胃もたれを感じる頻度は「ときどきある」(34.2%)が最多で、「よくある」(11.8%)を合わせると4割超が現在も胃もたれを感じています。「以前はあったが、今はあまりない」(21.0%)も含めると、多くのシニア層にとって胃もたれは一度は向き合う身近な不調といえます。
◆ 脂っこい料理や食べ過ぎに、生活習慣の乱れが重なる
胃もたれを感じやすい食品は「脂っこい料理」(63.2%)が突出し、食べ方では「食べ過ぎ」(68.1%)が最多でした。加えて「睡眠時間が短い/浅い」(48.3%)、「運動する習慣が少ない」(48.1%)、「ストレスを感じやすい」(44.8%)も高く、食事内容だけでなく日々の生活リズムが症状に影響している様子がうかがえます。
◆ 知りたいのは、日常で実践できる予防と対処の情報
胃もたれについて助かる情報では「食事で気をつけること」(57.9%)、「生活習慣で気をつけること」(54.4%)が上位でした。症状が出た後の対処だけでなく、胃もたれを起こしにくくする食べ方や暮らし方を知りたいというニーズが強いことが分かります。
1:これまでに「胃もたれ」を感じたことはありますか ?(有効回答者数:1961名)
過去の胃もたれの経験は「ときどきある」(34.2%)が最も多く、「ほとんどない/ない」(33.1%)、「以前はあったが、今はあまりない」(21.0%)が続きました。「よくある」(11.8%)は少数派ですが、現在進行形で胃もたれを感じている人は決して少なくありません。
この結果から、胃もたれは一部の人だけの強い症状ではなく、頻度の差はあっても広く共有されている不調だと分かります。慢性的な悩みとして抱えている層と、食生活や体調次第で繰り返す層の両方が存在しており、予防とセルフケアの情報が届きやすいテーマといえそうです。

2:あなたが「胃もたれ」と感じる症状に近いものはどれ ですか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)
自身が経験したことがある胃もたれの症状では「胸やけがする」(51.1%)が半数を超え、「食べたものが胃に残っている感じがする」(31.4%)、「食後に胃が重く感じる」(29.0%)、「お腹が張る(膨満感がある)」(22.8%)が続きました。胃もたれは単に“胃が重い”だけでなく、胸やけや張り感まで含めて捉えられています。
感じ方が幅広いことは、本人が『どこからが胃もたれなのか』を曖昧に認識している可能性も示します。症状の種類に応じて食事の見直し方や受診判断が変わる場面もあるため、胃もたれのサインを整理して伝える情報の価値は高いと考えられます。

3:胃もたれは、いつ起こることが多いですか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)
胃もたれが発生しやすいタイミングは「特に決まっていない」(44.1%)が最多で、「夜(夕食の前後)」(31.9%)が続きました。「昼(昼食の前後)」(17.0%)、「寝る前」(12.4%)、「朝(朝食の前後)」(12.1%)は比較的少なめです。
時間帯が固定されない人が多い一方で、夕食まわりに集中する傾向も見えます。これは、夜の食事量や食後の過ごし方が胃に負担をかけやすいことを示しており、特定の食品だけでなく“いつ・どう食べるか”を含めた生活提案が有効だと考えられます。

4:胃もたれを感じやすい食品はありますか? (複数選択可)(有効回答者数:901名)
胃もたれを感じやすい食品では「脂っこい料理」(63.2%)が突出し、「分からない/特に思い当たらない」(27.3%)、「甘いもの」(21.0%)が続きました。「カフェイン飲料」(9.1%)や「アルコール」(5.8%)は一部にとどまっています。
脂質の多い食事が胃もたれの大きな引き金になっていることは明白です。一方で、原因が特定できない層も3割近くいるため、単に控える食品を示すだけではなく、量や時間帯、体調との関係を振り返れるような情報提供も求められていると考えられます。

5:胃もたれを感じやすいのはどのような食べ方をしたときですか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)
胃もたれを起こしやすい食べ方では「食べ過ぎ」(68.1%)が最も高く、「早食い」(21.4%)、「分からない/特に思い当たらない」(20.3%)、「夜遅い食事」(17.2%)が続きました。何を食べるか以上に、どのように食べるかが症状に直結している様子がうかがえます。
この結果は、胃もたれ対策が特別な食事制限だけでなく、食事量や食べるスピードの調整でも改善余地があることを示しています。シニア層向けの情報では、消化に良い献立だけでなく、食べ方の習慣改善をセットで伝えることが実践につながりやすそうです。

6:最近の生活について、当てはまるものはありますか? (複数選択可)(有効回答者数:901名)
最近の生活面では「睡眠時間が短い/浅い」(48.3%)、「運動する習慣が少ない」(48.1%)、「ストレスを感じやすい」(44.8%)がほぼ並び、「食後すぐ横になることがある」(25.2%)も一定数見られました。胃もたれは食事内容だけでは説明しきれない生活背景を伴っています。
胃の不快感は、消化そのものだけでなく、睡眠や活動量、ストレスとも結びつきやすい症状です。だからこそ、胃もたれを“食べ過ぎた日の一時的な不調”として片づけず、生活全体の乱れを見直すきっかけとして捉える視点が必要といえます。

7:胃もたれのとき、どんな対処をしていますか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)
胃もたれが起きた時の対処法では「市販の胃腸薬を飲む」(41.2%)が最多で、「食事の量を減らす」(32.5%)、「消化の良いものを食べる」(29.0%)が続きました。一方で「特に何もしない」(20.2%)も2割あり、症状があっても自己流でやり過ごす層が少なくありません。
薬と食事調整がセルフケアの中心ですが、何もしない層の存在は『そのうち治るだろう』という受け止め方の強さも示しています。受診目安やセルフケアの限界を分かりやすく示すことが、放置の長期化を防ぐうえで重要になりそうです。

8:胃もたれで困ることがあれば教えてください。 (複数選択可)(有効回答者数:893名)
胃もたれが起きた時の困りごとでは「気分が落ち込む」(38.9%)、「食事が楽しめない」(36.4%)が高く、「特に困っていない」(23.7%)を上回りました。「夜眠りにくい」(21.1%)、「家事や仕事がつらい」(14.8%)も見られ、身体症状だけでなく生活の質にも影響しています。
胃もたれは命に関わる重症感が薄い一方で、食事の楽しみや日常の気分をじわじわと損なう不調です。特にシニア層では食事が生活の充実感に直結しやすいため、『たかが胃もたれ』と軽視せず、快適な日常を守るテーマとして扱う必要がありそうです。

9:年末年始は、普段より胃もたれを感じましたか?(有効回答者数:901名)
年末年始の胃もたれの頻度は「普段と同じくらい」(37.7%)が最多でしたが、「普段より感じた(多かった)」(22.9%)も2割超でした。「年末年始は胃もたれを感じなかった」(22.4%)、「普段より感じなかった(少なかった)」(12.9%)を合わせると、変化の感じ方は分かれています。
全員が年末年始に悪化するわけではないものの、食事量や生活リズムが変わる時期に症状が強まりやすい層は確実に存在します。季節イベントは胃もたれ対策の必要性を実感しやすいタイミングであり、予防情報を届ける好機ともいえます。

10:年末年始(お正月の前後)の食事内容について、当てはまるものを選んでください。(複数選択可)(有効回答者数:1961名)
年末年始の食事は「普段より食事の量が多かった」(43.7%)が最も高く、「普段とあまり変わらない食事だった」(30.2%)、「甘いもの(お菓子・デザート)を食べる機会が多かった」(29.3%)、「食事の時間が不規則だった」(27.0%)が続きました。
胃もたれを引き起こしやすい“量の増加”“甘いもの”“不規則な時間”が、年末年始に重なりやすいことが分かります。イベント時期の不調は特別な体質の問題だけではなく、食習慣の変化による必然的な結果でもあり、事前の注意喚起が有効と考えられます。

11:胃もたれについて、どんな情報があると助かりますか?(複数選択可)(有効回答者数:1961名)
胃もたれに関して求める情報では「食事で気をつけること」(57.9%)と「生活習慣で気をつけること」(54.4%)が突出し、「原因の見分け方」(31.0%)が続きました。「市販薬の選び方」(14.0%)や「病院に行く目安」(13.1%)は比較的低めです。
関心が集中しているのは、薬の前にまず日常生活で整えられる対策です。胃もたれを感じたときの対処だけでなく、起こしにくくする食べ方や暮らし方を知りたいという意識が強く、予防型コンテンツの相性が非常に良いテーマだと分かります。

総評
本調査から、胃もたれはシニア層にとって非常に身近な不調であり、「ときどきある」(34.2%)と「よくある」(11.8%)を合わせると4割超が現在も症状を感じていることが分かりました。加えて「以前はあったが、今はあまりない」(21.0%)も一定数おり、胃もたれは一過性の不調というより、ライフステージの中で繰り返し向き合いやすいテーマといえます。
症状の実感としては「胸やけがする」(51.1%)が最多で、「食べたものが胃に残っている感じがする」(31.4%)、「食後に胃が重く感じる」(29.0%)が続きました。胃もたれの感じ方は人によって幅があり、本人の中でも曖昧に処理されやすい症状であるため、原因や対処法を整理して伝える価値は高いと考えられます。
胃もたれを招きやすい要因としては、「脂っこい料理」(63.2%)と「食べ過ぎ」(68.1%)が際立っていました。一方で、生活面でも「睡眠時間が短い/浅い」(48.3%)、「運動する習慣が少ない」(48.1%)、「ストレスを感じやすい」(44.8%)が高く、単なる食べ過ぎだけではなく、生活全体の乱れが症状を底上げしている構図が見えてきます。
実際の対処法では「市販の胃腸薬を飲む」(41.2%)、「食事の量を減らす」(32.5%)、「消化の良いものを食べる」(29.0%)が上位でしたが、「特に何もしない」(20.2%)も無視できません。さらに困りごととして「気分が落ち込む」(38.9%)や「食事が楽しめない」(36.4%)が挙がっており、胃もたれは気分や生活の質にも静かに影響していることが分かります。
知りたい情報では「食事で気をつけること」(57.9%)、「生活習慣で気をつけること」(54.4%)への関心が高く、求められているのは日常で実践できる予防と調整のヒントです。胃もたれ対策では、症状が出てからの対処に加えて、食事量・食べ方・生活リズムを整える予防型の情報発信が、シニア層の納得感と行動変容の両方につながると考えられます。
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調査概要
◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:1961
◾️調査対象期間:2026年1月7日
データのご利用に関して
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会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
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