産業用デジタル印刷の生産性と表現力を高めるプリンタ・インク・ソフトウェア6製品を全世界で発売
9月「PRINTING United Expo2026」で6製品を一挙出展
株式会社ミマキエンジニアリングは、産業用デジタル印刷の生産性と表現力をさらに高める、工業製品とテキスタイル・アパレル向けのインクジェットプリンタ3機種、UV蛍光インクとDTFインクの新色2種、およびそれらの性能を最大限に引き出すソフトウェアの計6製品を、全世界に向けて発売します。
生産工程の効率化や省人化、より豊かな色表現や、さまざまな素材形状への印刷を可能にする新たなソリューションとして、9月23日から米国・ラスベガスで開催される「PRINTING United Expo 2026」にて全製品を一挙出展します。その後、各国の主要展示会および当社販売ネットワークによる招待展などを通じて順次公開し、世界各地のお客様に向けて展開していきます。
当社はお客様から寄せられる現場の声をもとに、一つひとつの課題に向き合ってきました。
-より効率よくつくり、限られた時間と人員で生産性を高めたい。
-これまで対応が難しかった形状にも対応し、新たな仕事につなげたい。
-より豊かな表現で、商品の魅力や付加価値を高めたい。
こうしたお客様の「もっとこうしたい」という思いに、技術で応えていく。
今回発表する3つのプリンタ、表現力を高める2つの新色インク、そしてそれらの性能を最大限に引き出すソフトウェアには、それぞれ異なる市場のお客様が抱える課題やニーズに応え、ビジネスの可能性を広げていただきたいという想いを込めています。
1.大判フラットベッドUVプリンタ「JFX220-2515」
JFX220-2515は、ミドルレンジの大判フラットベッドUVプリンタです。新開発した印刷基材の吸引固定機構「ANCHOR TECHNOLOGY(アンカー・テクノロジー)」により基材をスムーズにセットでき、印刷準備にかかる時間を大幅に短縮しました。プリンタ本来の生産能力を最大限に引き出し、限られた時間でより多くの仕事に応えられる生産環境を実現します。

2.グッズ・工業製品用フラットベッドUVプリンタ「UJF200-3042」/「UJF200-6042」
UJF200シリーズは、オリジナルグッズや工業製品などの加飾向けインクジェットプリンタです。お客様の印刷工程の自動化に対応する、別売のカメラオプションとベルトオプションを用意しました。
カメラオプションは、基材の形状と位置を検出し、印刷画像を自動的に配置します。これにより、これまでオペレーターが行っていた画像の位置合わせ作業を削減し、印刷工程の自動化を実現します。また、ベルトオプションを生産ラインのベルトコンベアと接続することで、印刷基材の搬送と印刷後の回収までを自動化できます。
二つのオプションを組み合わせることで、基材の搬送・印刷・回収までの一連の工程を省人化し、夜間・休日の無人運転にも対応。限られた人員でも生産量を高められます。
また、印刷素材の厚みと耐荷重を大幅に拡大(従来機比)。これまでダイレクト印刷が難しかったキャリーバッグやデスクトップPCの筐体など、厚みと重量のある既製品にも対応します。クライアントから持ち込まれた既製品も1点から印刷できるため、新たな受注につなげることができます。

3.デザインの表現力を高めるUV蛍光インク
新たにUV蛍光インク(ピンク・イエロー)をラインアップし、JFX220-2515およびUJF200シリーズで利用いただけます。標準CMYKでは再現が難しいネオンカラーの鮮やかさを表現し、大判サイン・ディスプレイやオリジナルグッズなどに、商品の魅力やブランドイメージに合わせた印象的なデザインを実現します。
4.アパレル向けDTF(Direct-to-film)プリンタ「TxF330-800」
TxF330-800は、当社の美しく・速い「330プリントエンジン」を搭載したDTFプリンタのフラグシップモデルです。高い品質はそのままに、生産量を従来機比約1.5倍*に向上しました。1本100m巻きのDTFフィルムにも安定した連続出力ができ、オリジナルTシャツの量産を可能にします。生産量の多い注文にも対応でき、短納期での納品や受注機会の拡大に貢献します。
*CMYK+Wのインク構成時

5.アパレルデザインの表現力を高めるDTFインク新色
DTFプリンタ「TxF330-800」では、新たにDTFインクの新色「ペールピンク」「スカイブルー」をラインアップしました。鮮やかなピンクやグリーンなど、オリジナルTシャツ市場で求められてきた色彩をより豊かに再現し、アパレル商品の表現力を高めます。
6. プリンタとインクの性能を最大限に引き出すソフトウェアRIP「RasterLink8」
新たなプリンタとインクが持つ生産力と表現力を最大限に引き出すソフトウェアRIP「RasterLink8」の提供も開始します。
RasterLink8は、プリンタとインクの性能を引き出すだけでなく、プリント現場の作業効率化や色管理まで支援し、お客様がプリンタの力をよりスムーズに使いこなすためのソフトウェアです。
今回のRasterLink8では、主に以下の3つの新しい機能に対応しました。
① カメラによる基材の読み込みとデータの位置合わせ
印刷基材の位置や形状をカメラで読み込み、ソフトウェア上で印刷データを自動的に配置できます。印刷基材を並べる手作業を大幅に削減します。(対象機種:フラットベッドUVプリンタUJF200)
② マルチカラー印刷による豊かな色表現
UV蛍光インクなど特色インクを搭載したプリンタで、インクの発色を活かしたカラーバランスを実現し、より鮮やかな色彩を表現します。(対象機種:フラットベッドプリンタUJF200、JFX220、および昇華転写プリンタTS330, TS200)
③ 複数プリンタ間の色合わせ
複数のプリンタ間で色調整ができる色合わせ機能を搭載しました。同一機種はもちろん、用途が異なるプリンタ間でも色調整をお客様自身で行っていただけます。これにより、同一デザインのさまざまなプロモーショングッズの製作など、複数のプリンタを使い分けながら統一された色表現が求められる仕事にも対応できます。
プリンタの進化。インクの進化。そして、それらの力を最大限に引き出すソフトウェアの進化。
当社は、プリントの工程を構成する一つひとつの技術に向き合い、磨き上げることで、より多く、より効率的に、より高い価値へとつなげる力を高めてきました。
プリントの可能性を広げることは、ビジネスの可能性を広げること。
お客様の「つくりたい」を、技術で「できる」に変える。
それが、ミマキエンジニアリングがこれからも追究していく、インクジェットプリントの価値です。
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