カラクリ、経産省「こども霞が関見学デー」で中高生向けAIワークショップを実施
参加者の87%が「面白かった」と回答、AIを“未来の相棒”として考える機会に

カラクリ株式会社(東京都中央区:代表取締役CEO 小田志門、以下カラクリ)は、2025年8月7日(木)に経済産業省で開催された「こども霞が関見学デー」において、中高生向けワークショップ「AIに仕事をお願いしてみよう!体験しながら考える、未来の相棒」を実施しました。
当日は41名の中高生にご参加いただきました。AIエージェントのデモや自由テーマでの体験ワークを通じて、カラクリは中高生に生成AIの仕組みや活用方法を学んでいただく機会を提供。
アンケートでは87%が「面白かった」と回答し、80%が「他の人にも勧めたい」と答えるなど、高い満足度を得る結果となりました。
■ワークショップの様子
ワークショップは、生成AIとAIエージェントの違いや仕組みを紹介する解説から始めました。「AIはとても物知りな友達から有能な秘書へと進化する」という例えを用いて、参加者の皆さまにAIの可能性を身近に感じ、理解を深めていただきました。
続いて「京都への修学旅行計画」を題材にしたデモを実施し、AIが思考と行動を繰り返して計画書を作成する過程を体験いただきました。その後は、学生のみなさま自身が「学園祭の企画」や「夏休みの宿題計画」など自由なテーマを設定してAIに依頼し、近くの参加者同士で成果を共有しました。最後には「どんな指示をすればより良い結果につながるか」を考えて再度AIに試す振り返りを行い、指示の仕方で結果が変わることを実感していただきました。この体験を通じて、学生のみなさまがAIとの対話の楽しさやコツを学ぶ姿が見られました。


最後の質疑応答では専門的な質問まで飛び交い、中高生の関心の高さと、AIがすでに若い世代の思考に浸透していることを感じさせる場面となりました。
■参加者の反応と学び
アンケート結果では、参加者のみなさまの87%が「面白かった」、80%が「他の人にも勧めたい」と回答いただきました。
自由記述では、
-
「ChatGPTを初めて使い、その性能に驚いた」
-
「メリットだけでなくデメリットとどう向き合うかが重要だと気づいた」
-
「AIに対する理解を改めるきっかけになった」
といった声をいただき、AIの可能性と課題の両面に目を向けるきっかけとなったことが伺えました。
カラクリは今後も、生成AI技術に関する教育や社会啓発の取り組みに携わりながら、未来世代がAIと共に学び、成長できる社会の実現を目指してまいります。
▶ 会社概要
カラクリは「FriendlyTechnology」というビジョンを掲げ、大規模言語モデル(LLM)のカスタマーサポートへの実用化を目指すAIスタートアップです。2018年からはトランスフォーマーモデルであるBERTの研究を開始し、2022年からはGPTを含む大規模言語モデルの研究に取り組んでいます。また当社のSaaS事業で提供するカスタマーサポート向けAIシリーズは、高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、星野リゾートなど、各業界のトップ企業に選ばれ続けています。
【主な実績】
・2018年 ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」入賞
・2020年 Google for Startups Accelerator2020に採択
・2022年 Google for Startups Growth Academy Tech 2022に採択
・2023年 AWS LLM開発支援プログラムに採択
・2024年 生成AI実用化推進プログラムに認定
・2024年 Meta社 完全招待制の生成AI開発者会議に参加
・2024年 経産省「GENIAC」に採択
住所 : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II 5F
設立 : 2016年10月3日
代表者 : 代表取締役CEO 小田 志門
事業内容 : AIアルゴリズムの研究開発、カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発政治・官公庁・地方自治体
- 関連リンク
- https://karakuri.ai/
- ダウンロード