【Qlipperランキング】「2024年問題」ウェブニュースランキング(2024年3月)
2月から記事数は18%、PVは32%増加。トラック輸送に代わる新航空貨物サービス、機械化や物流シェアリングによる効率化が話題。
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■サマリー■
ANA、昼間帯の割安国内貨物サービスで2024年問題に対処
荷待ち時間削減へ無人フォークリフトに注目
ワタミとローソン、「物流シェアリング」を開始
「2024年問題」のQlipper記事推移
・全記事数:10,405(前月 +17.8%)
・PV(※):148,596,660(前月 +32%)
・プレスリリース:218(前月 -0.5%)
・見出しに「2024年問題」を含む記事数:3,226(前月 +39.7%)
※PV=仮想PV:Qlipperが取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出した数字
(https://qlipper.jp/virtualpv.html)
【記事数の推移】
青色は「2024年問題」を見出しまたは本文中に含む記事、緑色は同ワードを見出しに含む記事の推移
【PVの推移】
PV・記事ツイート数が多かった記事
※以下の抜粋に含まれない記事やPVの情報は、下記リンクよりレポート全文をお読みください。
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・最も仮想PV数が高かった記事
3月2日付け『毎日新聞』の記事が転載された『Yahoo!トピックス』が高いPVを得ました。
内容は、岡山県内を中心に交通・運輸事業を展開する両備グループが、「2024年問題」も伴う人手不足解消のために始めた新制度のニュース。一定条件を満たせばグループ内の希望する会社に移籍できる「乗務社員FA制度」など、働き手の満足度を上げる施策を続けているという内容です。
・最もツイートされた記事
「2024年問題」を特集した『Yahoo!ニュース』オリジナルコンテンツを元にした『Yahoo!トピックス』。
この問題が身近な生活に及ぼす影響を、専門家の解説、『Yahoo!ニュース』に寄せられたコメント、クイズなどを交えながらポップにまとめています。
「2024年問題」Qlipperトレンドワードランキング
※単純な記事数ではなく、時間軸なども踏まえてQlipperのAIが判断
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■ANA、昼間帯の割安国内貨物サービスで2024年問題に対処
1位の関連ワードで目立ったのがANA(全日本空輸)。3月25日、「コンテナバリュー運賃」を4月から新設すると発表しました。これは国内旅客定期便の昼間帯の床下貨物室の空きスペースを活用した、航空コンテナ単位での輸送サービスです。こうした試みは国内初であり、トラックの輸送力低下が見込まれる2024年問題に対応するとしています。
航空、物流業界の専門ニュースサイトのほかテレビでも報じられ、ポータルサイトへの転載も含めて高いPVを得ています。
■荷待ち時間削減へ無人フォークリフトに注目
2位の関連ワードにある三菱ロジスネクストと鴻池運輸は、無人フォークリフトが話題に。トラックへの荷物の積み込みや荷待ち時間を削減する効果が期待されています。
月初には三菱ロジスネクストが最新機種を報道陣に公開し、新聞、テレビ、ものづくりの専門メディアがその模様を報じました。
月末には、両社による無人フォークリフトでのトラックへの荷積み実証実験が完了し、鴻池運輸で実運用を開始したと発表しました。
■ワタミとローソン、「物流シェアリング」を開始
9位のワタミは、4月から物流分野でローソンと連携すると発表しました。業界を超えた連携で「2024年問題」に対応するということで、多くのPVを得るニュースになりました。ローソンの店舗に商品を配送するトラックが、非稼働時間にワタミの食事宅配サービス「ワタミの宅食」の商品を運びます。
全国紙やテレビだけでなく、食品業界の専門紙などでも報じられていることが特徴的です。
■調査概要
調査期間:2024年3月1日〜31日
(Qlipperの記事確認日時)
調査機関:自社調査
調査対象:本文または見出しに「2024年問題」の語を含む記事。
調査方法:Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象の記事数、仮想PV数、記事がツイートされた数を集計。
※仮想PV:国内4,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。(特許第7098122号)
■Qlipperについて
Qlipper(URL: https://qlipper.jp/)は、広報業務を支援するPR効果測定ツールです。
Webニュースのモニタリング、PR分析、ChatGPTを活用したプレスリリースの自動作成などの機能を備え、効率的かつリアルタイムなPR戦略の立案・改善が可能になり、効果的なPR活動が行えます。
無料トライアルを用意しており、弊社コンサルタントが専任でサービス初期設定と最適化を支援します。
【過去の調査レポート、広報・PRのお役立ち資料はこちら】
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【株式会社トドオナダ】
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