ADI、入居者向けWebサイトにAI検索型FAQを導入

〜AI検索で“スマートな暮らし”を。年間約40,000件の問い合わせを50%削減へ〜

ADI

株式会社アーキテクト・ディベロッパー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木本 啓紀、以下「ADI」)は、ADIの賃貸集合住宅ブランド「LiVLi(リブリ)」の入居者向けWebサイト「LiVLi CLUB(リブリクラブ)」に、企業のAIを強くする「AIナレッジデータプラットフォーム」を提供する株式会社Helpfeel(本社:京都府京都市、代表取締役/CEO:洛西 一周、以下「Helpfeel」)のAI検索型FAQを2025年11月6日(木)より導入し、運用を開始いたしました。

ADIは、入居者の利便性向上を目的にHelpfeelのAI検索型FAQを構築しました。これにより、ADIの入居者は、日々の暮らしの中で生じるさまざまな困りごとを電話やメールによる問い合わせを行うことなく、自己解決することが可能となります。さらに、ADIはAI検索型FAQの導入により、年間約40,000件(2024年実績)にのぼる問い合わせ件数の50%削減を目指しています。

■導入の背景

近年、生活のあらゆる場面でデジタルサービスの利用が標準化しており、住宅分野においても「困ったことはオンラインで迅速に解消したい」というニーズが高まっています。入居者は利便性とスピードを重視し、より“スマートな暮らし”を求める傾向が強まっています。

ADIではこれまでもチャットボットを活用し、入居者からの問い合わせ対応を効率化してきましたが、十分な回答に導けないケースも多く、結果的に電話やメールによる対応が増加し、社員の負担が大きくなっていました。その結果、「すぐに解決したい」という入居者の期待に十分応えられない状況が続いていました。

現在、ADIは管理戸数が50,000戸を超え、13年連続で入居率99%以上を維持しています。今後も管理戸数の拡大が見込まれる中、入居者からの問い合わせ対応をより迅速かつ的確に行うことが喫緊の課題となっています。こうした背景を踏まえ、ADIは入居者がデジタルツールを活用してストレスなく自己解決できる環境を整えるべく、今回のAI検索型FAQの導入を決定しました。

■取り組みの概要

ADIはHelpfeelの協力を得て、入居者向けWebサイト「LiVLi CLUB(リブリクラブ)」にAI検索型FAQ機能を導入しました。本システムでは、入居者のあいまいな質問表現をAIが多様な言い換え・誤記・表記ゆれを含めて理解し、最適な回答へ高精度に導きます。これにより、従来のキーワード形式FAQやチャットボットでは届きにくかった「探しづらい・たどり着けない」疑問も、より適切な回答にたどり着きやすくなる仕組みです。

さらに、Helpfeelに蓄積された検索ログや利用状況をAIが分析し、入居者の問いや表現パターンの傾向を可視化します。その結果、FAQ記事の改訂や追加、ナレッジ構築におけるPDCAを迅速に回すことで、さらなる自己解決促進とサービス品質の向上につなげます。

この機能は24時間365日利用可能で、入居者が必要な情報にいつでもアクセスできるため、より「スマートな暮らし」をサポートします。初期公開時点では約250件の記事を整備し、今後も順次拡充を予定しています。

主なトピック例:

  • 設備 :エアコンの調子が悪い/異音がする/お手入れ方法が知りたい

  • 通信 :Wi-Fi・インターネットが不安定/つながらない

  • 宅配 :宅配ボックスが満杯で受け取れなかった場合の対応

  • 手続き:駐輪ステッカー申請方法 など

■期待される効果

ADIは、HelpfeelのAI検索型FAQ導入により、年間約40,000件の問い合わせ件数のうち50%を入居者自身の自己解決によって削減することを目指しています。これにより、電話やメールでのやり取りにかかる時間を削減し、入居者は自分のペースで問題を解消できるようになります。

また、社員側は緊急性の高い修理対応やトラブル解決に集中でき、結果として対応スピードとサービスの品質向上が期待されます。ADIは、これらの取り組みを通じて「快適で安心できる住環境づくり」と「業務効率化の両立」を実現します。

■株式会社アーキテクト・ディベロッパーが目指すもの

近年の技術進化により、住まいに求められる利便性への期待はますます高まっています。ADIでは、賃貸集合住宅ブランド「LiVLi(リブリ)」シリーズを展開し、入居者様の「well-being」を重視した住環境の提供を目指してきました。その中でも、生活上のトラブルを未然に防ぎ、また発生した際もスムーズに解決できることは、暮らしの安心につながると考えています。
このたび、HelpfeelのAI技術を活用したFAQを導入し、入居者様が必要な情報に24時間アクセスできる仕組みを整えました。今後も入居者様に選ばれ続ける住まいを目指し、物件の付加価値向上にも取り組んでまいります。


ADIは、「美しい暮らし方を住まいから」という企業理念のもと、人々の暮らしに貢献する企業として不動産運用の最適解を創造し、豊かな未来の実現を目指してまいります。

株式会社Helpfeel

会社名 :Helpfeel Inc.

    :株式会社Helpfeel

京都オフィス(本社):京都府京都市上京区御所八幡町110-16 かわもとビル5階

東京オフィス:東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル4階

代表者 :代表取締役/CEO 洛西 一周

創業  :2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)

事業内容:

・企業のAIを強くするAIナレッジデータプラットフォーム「Helpfeel(ヘルプフィール)

・AIを育てるナレッジベース「Helpfeel Cosense(コセンス)

・画像や動画をあなたの代わりに記憶するAI「Gyazo(ギャゾー)

URL:https://corp.helpfeel.com/

株式会社アーキテクト・ディベロッパー

会社名 :architect developer, Inc.

    :株式会社アーキテクト・ディベロッパー

所在地 :東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー10階

代表者 :代表取締役社長 木本 啓紀

創業  :2008年10月

事業内容:アパート開発及びプロパティマネジメント

関係会社:株式会社スマートクレジット

     株式会社リブリ・プロパティ

     株式会社メイプル田園

     大成ビルディング株式会社

     イクセル株式会社

     日信地所株式会社

     株式会社佐川工務店

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会社概要

URL
https://adi.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー
電話番号
03-3544-2650
代表者名
木本 啓紀
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2008年10月