ギックス、子会社「株式会社ギディア」設立

クリエイティブ領域を強化し、「マイグル」にてデジタルからリアルまで一気通貫の支援体制を構築

株式会社ギックス（本社：東京都港区、代表取締役CEO：網野 知博、以下：当社）は、2023年8月18日付で、連結子会社としてブランディング/クリエイティブデザイン事業を行う株式会社ギディア（代表取締役 上山 顕、本社：東京都港区、以下、ギディア）を設立したことをお知らせいたします。

■設立の目的

　当社は、中長期的な成長戦略として、祖業である「データを用いた個別企業の成長支援」の収益力を高めながら、「プロダクト」を活用した労働集約型モデルからの脱却による非連続的な成長を目指す“二兎を追う”方針を掲げております。それに基づく各種取り組みの中でもDIプロダクトサービスである「マイグル」を戦略的投資領域と位置付け、中期的な機能強化および周辺領域へのサービス範囲拡大を企図しております。

　「マイグル」は、商業施設の買い回りや観光地の周遊促進を目的としたデジタルスタンプラリー形式のキャンペーンの実施・運営・管理ツールです。マイグルを活用することで、オンラインと比較し取得難易度が高いオフラインの施設や店舗での利用・回遊行動等のデータの取得・蓄積・分析が可能となることから、エンドユーザーひとりひとりのニーズを理解し、それに寄り添うキャンペーン企画・実施ができる仕組みを提供しております。

　一方、ギディアの前身であるLab&Design株式会社（以下：L＆D社）※のブランディング/クリエイティブデザイン事業は、ブランディング/クリエイティブディレクション・デザイン、プランニング、企画展・空間演出、スチール撮影・映像制作等の多くの案件を手掛けております。この事業は、当社がこれまで踏み込めなかった“リアルな場”を創り上げるというサービス領域です。

　ギディアの設立により、スマートフォンを用いて“デジタル”の世界からお買い物体験、観光体験を最適化する「マイグル」の機能に加え、ポスターやチラシ、ポップ、サイネージなどを活用した“リアル”な世界も含めた支援を一気通貫で提供が可能となります。

　これにより、当社が保有する「データに基づく論理的思考ケイパビリティ」に、ギディアの「デザインのチカラ」を組み合わせることで、人間の思考を論理と感性の両側面から拡張・強化することが可能となり、当社の掲げる「あらゆる判断を、Data-Informedに。」の実現に大きく貢献するものと考えております。

※2023年8月14日　ギックス「新会社設立及び事業譲受並びに連結決算への移行に関するお知らせ」

   https://ssl4.eir-parts.net/doc/9219/tdnet/2328607/00.pdf

■株式会社ギディア 会社概要

会社名 　：株式会社ギディア

所在地　 ：東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11F

役員構成 ：代表取締役 上山 顕

       　　　取締役 田中 耕比古（株式会社ギックス 取締役 兼任）

設立日　：2023年8月18日

資本金　：10百万円

事業内容：ブランディング/クリエイティブデザイン事業

　　　　　（ブランディング/クリエイ　ティブディレクション・デザイン、プランニング、

　　　　　　企画展・空間演出、ス　チール撮影・映像制作等)

持株比率：株式会社ギックス 100%

URL　　：http://www.gidia.jp/

■株式会社ギックス 代表取締役CEO 網野 知博 コメント

　この度、新たにデザインファームを子会社として設立できたことを大変うれしく思います。

　代表に就任する上山さんとは、過去1年間、「マイグル」を中心とした観光回遊施策の推進に関して緊密に協力してまいりました。新会社設立は、これまでの協働体制から、さらに踏み込んだ強力な価値連携へとつながる重要な一歩となります。

　当社はデータを元に論理的に物事を考えて合理的な判断を行う「データインフォームドな行動様式」をケイパビリティとして保有しています。ギディアはアイデアを形に変えるデザイン力とそれを具体的な形に落とし込む実装能力を持っています。

　両社のケイパビリティが融合することで、「マイグル」関連サービスの強化はもちろんのことながら、当社の祖業であるDIコンサルティングにおいても新しい価値創出を狙うことができると考えています。

　今後は、当社のクライアントの皆様がデータインフォームドな行動様式へと変革を遂げ、事業成長を実現する際のサポートとして、これまで以上に幅広い領域でのご支援が可能になります。

　ギディアのスタートと、ギックスが新しく踏み出す一歩に向け、引き続きのご支援とご期待を賜りますようお願い申し上げます。

■株式会社ギディア 代表取締役 上山 顕 コメント

　ギディアは、L&D社が保有していたブランディング/クリエイティブデザインの力を、ギックスのデータに基づく論理的思考ケイパビリティに融合させる新しいスタイルのデザインファームです。

　ギックスが提供してきたスマートフォンを用いる“デジタル”の世界からのお買い物体験や観光体験を最適化する「マイグル」に、IPコンテンツ活用、企画展、空間演出、ノベルティ、ポスターやチラシ、ポップ、サイネージなどを活用した”リアルな場”での魅力的な体験価値を追加する役割を担ってまいります。

　今後、ギディアのケイパビリティにより、「マイグル」は、デジタルとリアルが融合し、参加しやすく楽しいキャンペーンを提供することが可能になります。

　私たちギックスグループは、感性と論理の双方から人間の思考を広げ、データインフォームドな判断を推進します。そして、ギディアはグループの一員として、ギックスの掲げる「あらゆる判断を、Data-Informedに。」を共通理念とし、人々の判断から生まれるアイデアを具現化する支援を通じ、新たな未来の価値を共に創造してまいります。

■株式会社ギックスについて（https://www.gixo.jp/）

GiXoは、戦略コンサルタントとアナリティクス専門家によって立ち上げられた “データインフォームド”推進企業です。アナリティクスを活用し、あらゆる判断をデータに基づいて行えるようにご支援することで、クライアント企業の経営課題解決を実現しています。

会社名 　：株式会社ギックス

代表者 　：代表取締役CEO　網野 知博

所在地 　：東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11F

事業内容 ：アナリティクスを用いたデータインフォームド事業

　　　　　 データを活用した各種コンサルティング業務および、ツールの研究・開発

　　　　　 上記ツールを用いた各種サービスの提供

■商業施設・観光事業向けキャンペーンツール「マイグル」(https://www.mygru.jp/)

「マイグル」は、お客様の購買行動をもとに最適化された複数の選択肢から、自分だけのオリジナルのスタンプラリーを作ることができるスマートフォン向けwebアプリケーションです。購買データやアンケート結果を活用することで、お客様の趣味・嗜好に合わせた店舗・サービス・商品などをスタンプラリーの選択肢としてAIが提示します。お客様は好きなものを選んでスタンプラリーを組み立てることができ、参加率や達成率、参加ユーザの満足度を高める効果が期待できます。

 (ギックスでは「マイグル」に関して、複数の特許を出願済みです。【特許6841539等】)