学校の集金業務を変えるtetoru新機能が未納率改善に貢献
〜導入校未納率は平均で3%に 〜
学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」を提供するClassi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:竹岡章、以下Classi)は、この度tetoruユーザーにヒアリング調査を実施し、2025年4月より提供を開始した「tetoru集金機能」によって現金管理に係る負担軽減や未納率改善などの効果を学校現場の声として確認できましたので報告いたします。
本機能により、さらなる学校現場における集金業務の効率化と、保護者との円滑な連携に貢献してまいります。
【アンケート概要】
時期:2025年10月22日〜29日
ヒアリング:tetoru集金機能ユーザー校の中から44校
形式:ミーティング・電話
【背景】
tetoru集金機能は、2025年4月に提供開始され、現在では北海道から沖縄までの小中学校・特別支援学校・放課後児童クラブで導入が進んでいます。導入校の規模は生徒が1000名ほどの大規模校から小規模校まで多岐にわたり、また導入プロセスも教育委員会主導で域内全校に導入される場合や一校単独導入など学校によって様々な形態で実施されています。
一方、集金機能に関しては、現在導入を検討されている自治体や学校から実際の活用事例や詳細をお問い合わせをいただくことも多く、より具体的な情報を整理してお伝えする必要性を鑑みていました。上記の2点を踏まえ、今回代表的な学校にヒアリングを依頼し、実際の効果や気づきなどを共有いただき、下記にまとめています。
tetoru集金機能について:https://tetoru.jp/service/chool_collection_fee
【効果】

本ヒアリングでは、9割以上から「業務・精神的負担が軽減された」と回答がありました。中でも下記4つのポイントが特に多くの学校から高く評価されています。
①未納率を劇的に改善
ヒアリング調査の結果、導入校全体の平均未納率は3.31%でした。中には導入前約40%だった未納率が導入後0.95%になった学校もあり、左記にともなって未納者も減少しています。
②教職員の負荷軽減
教室で封筒に入った現金を回収し、集計する作業がなくなることで業務時間の削減に寄与しています。ある大規模自治体からは残業時間が月44時間から20時間に減少したという声があがりました。創出された時間は、授業準備や児童生徒対応に再配分されるので「子どもと向き合う時間が増えた」といった声が多数寄せられています。
加えて口座振替・通知・督促が自動化されるため、教職員のコミュニケーションにかかっていた心的負担も軽減されているとほぼ全ての対象者が回答しました。

③保護者からの高い評価
スマートフォンで完結する口座登録は、全導入校平均で98.4%という高水準で完了していることがわかりました。大規模校でも、手数料に対する懸念をPTAとの連携説明や任意利用方式によりほぼ全保護者が登録を完了している例も発信いただいています。
特に、多くの保護者から「銀行に行く手間が省けて便利」「子どもに現金を持たせず安心」「登録が紙より簡単」という声が上がっていることを確認でき、共働きが多く、キャッシュレスが進む昨今の事情に伴走する形として本集金機能の広がりが鑑みられました。
④学校で現金を扱わない安心の提供
本集金機能を活用いただくことにより、紛失リスクや現金を扱うデリケートさがなくなるため、「学校と集金業務により安全・安心が提供された」というヒアリング結果もほぼ全ての導入校からコメントをいただきました。
【tetoruは教育の質を高める時間創出インフラへ】
tetoruの集金機能は、金銭管理業務から教職員の先生方を解放し、精神的な安心と教育時間を取り戻す仕組みとして評価されています。
私たちは、「手と手をとりあう」というプロダクトビジョンの下、学校からの声に寄り添い、2025年10月には、学校・保護者が教材費・PTA会費・修学旅行積立金など費目ごとの集金を可視化された状況で管理できる新機能「費目管理」をリリースするなど、単なる業務DXにとどまらず、今後も先生方の負担軽減と、より安心を提供できるツールとして、「教育の質を高めるための時間創出インフラ」を目指し、今後も兄弟アカウントの紐付けや再引き落とし機能、通知の視認性向上など、さらなる貢献を進めてまいります。
【集金機能概要】
tetoruの新集金機能は、学校が保護者に対して各種費用(教材費、PTA会費、修学旅行代金など)の徴収を効率的に行えるよう支援する機能です。
機能名:集金機能
料金:有償 *お問い合わせフォームはこちら
提供開始日:2025年4月
紹介動画:リンク
本レポートダウンロードはこちら:「tetoru集金機能」2025年上期実績レポート申込サイト
<tetoruについて>
tetoruは、「手と手をとりあう」をコンセプトに2022年4月にリリースされた、小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツールで、現在では全国小中学校の1割超にあたる約5,000校に導入され、児童生徒登録者数も既に170万人を超えています。
「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載しており、公立学校、自治体が導入する場合は技術価値は無料でご利用いただけるため、各校の予算が異なる場合でも自治体単位での一括導入がしやすくなっています。
【Classi株式会社について】https://classi.jp/
Classiは、ベネッセグループ傘下企業として「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」をミッションに掲げ、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校および中高一貫校に提供しています。「School(学校)」×「Technology(テクノロジー)」を融合した“SchoolTech”を推進し、2022年4月からは公立小中学校領域でも事業を展開。保護者向け連絡サービス「tetoru(テトル)」を通じて、先生方とともに、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ力を育む支援を進めています。
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