Looop、Braze電気料金シミュレーション結果の個別配信で解約率を大幅抑制

導入期間3ヶ月でBrazeの本格運用を実現

Braze株式会社

 カスタマーエンゲージメントプラットフォームのリーダーである Braze株式会社(読み方:ブレイズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:水谷 篤尚、以下「Braze」)は、「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長 CEO:森田 卓巳、以下「Looop」)が、顧客エンゲージメントプラットフォーム「Braze(ブレイズ)」導入し、個別にパーソナライズされたコミュニケーションから開始し、顧客エンゲージメントの高度化を目指すことを発表します。

最初の打ち手として、2025年4月に実施した市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」の料金改定において、個別の電気料金シミュレーション結果を1円単位でパーソナライズ配信施策を展開することで、解約率を想定の半分以下に抑制することに成功しました。

背景と課題

「スマートタイムONE」は30分ごとに市場価格に連動して電気料金が変動するユニークな料金プランであり、お客様一人ひとりの利用状況に応じて、改定後の料金が異なります。今回のようなポジティブな改定であっても勘違いや価値が伝わらずに誤解での解約がおきかねないため、電気料金プラン改定の内容を1円単位までパーソナライズして情報提供をする必要がありましたが、従来の一斉配信型コミュニケーションでは、こうした個別性に対応できず、顧客満足度や理解度の向上が課題となっていました。また、社内データベースの複雑さや人的ミスへの懸念から、パーソナライズされた情報提供が困難な状況でした

Braze導入による戦略的アプローチ

今回Looopでは、顧客ごとに異なるシミュレーション結果を「メール」「アプリ内メッセージ」「コンテンツカード」の3チャネルを通じてパーソナライズ配信。Brazeの活用により、ノーコードでのセグメント作成やLiquidによるメッセージのカスタマイズを実現し、非エンジニアによる柔軟な運用を可能にしました。

Brazeの導入期間はわずか3ヶ月で完了し、ベンダーやアプリ開発パートナーとも密に連携することで、短期間での本格運用を実現しました。

成果と今後の展望

今回の施策により、改定内容に応じた電気料金を個別に伝えることが可能となり、お客様の納得感と信頼性が大きく向上。特に、平均的なシミュレーションを通知したセグメントよりも、パーソナライズされた通知を受け取った顧客のほうが解約率が低く、個別最適化されたコミュニケーションの重要性を実証しました。

また、社内では「今回の施策だけで3年分のBrazeのライセンス費用を回収できた」との声も上がっており、費用対効果の面でも大きな成果をあげています。

今後は、アプリの休眠ユーザーへのリテンション施策や、電気料金シミュレーションを実施した見込み顧客へのパーソナライズ施策、さらにランディングページと連携したマーケティング強化にもBrazeを活用し、顧客接点の最適化を継続的に行っていきます。

Looopでんきの「スマートタイム ONE」について

Looopは電力小売事業(サービス名:Looopでんき)を通じて、市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」(https://looop-denki.com/pr/smarttimeone/)を提供しています。「スマートタイムONE」で、太陽光由来の電力が多く価格が安くなる昼間の時間帯に電気を使う「ピークシフト」を行っていただくことで、お客さまの電気代の削減になると同時に、再生可能エネルギーの有効活用にもつながります。Looopでんきアプリを通じて、単価の安い時間帯のチェックや今月の電気代予想等の機能を提供し、お財布にも地球にもやさしい電気の使い方を提案しています。

株式会社Looopについて

株式会社Looopは、東日本大震災に際し被災地に太陽光発電で電気を灯し、喜んでいただいた経験を基に、再生可能エネルギーを世に広めたいという思いから2011年4月に創業。人々がエネルギーを自由に使い、持続的な豊かさを享受できる「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す、独立系のエネルギー事業者です。主力の電力小売事業「Looopでんき」を通じて太陽光発電の恵みをユーザーに還元できる市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」を提供する他、太陽光発電PPAを含む再生可能エネルギー発電所の開発建設・運営保守事業、蓄電池事業の他、エネルギーマネジメント技術の開発運用を手掛けています。エネルギーを「つくる・コントロールする・届ける」全プロセスで経験と知見を有する強みを活かし、新たな価値創造と再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。

Brazeについて

 Braze は、ブランドが「Be Absolutely Engaging.」を実現するカスタマーエンゲージメントプラットフォームです。Braze の活用で、マーケティング担当者はあらゆるデータソースから、データを収集、施策実行ができ、1 つのプラットフォームからマルチチャネル、かつリアルタイムに、顧客とパーソナライズされたコミュニケーションができます。さらにAIで仮説検証と最適化を繰り返しながら、大量配信を支援するスケーラビリティーで、ハイパーパーソナライゼーションを実現し、ブランドに熱狂するファンとの魅力的な関係を構築、維持できます。同社は、2024 年の米国ニュースで働きがいのあるテクノロジー企業に選ばれ、英国の Great Place to Work 誌で 2023 年の女性にとって最も働きやすい職場に選ばれ、ガートナー の 2023 年マジック クアドラント でマルチチャネル マーケティング ハブおよびマーケティング ハブのリーダーに選ばれました。 The Forrester Wave: クロスチャネル マーケティング ハブ、2023 年第 1 四半期。Braze はニューヨークに本社を置き、北米、ヨーロッパ、APAC に 10 以上のオフィスを構えています。詳細については、https://www.braze.com/ja をご覧ください。

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会社概要

Braze株式会社

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URL
https://www.braze.com/ja
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-6625-5347
代表者名
水谷 篤尚
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年07月