八千代エンジニヤリングのグリーン電力証書事業が第26回グリーン購入大賞「優秀賞」を受賞
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努、以下「八千代エンジニヤリング」)は、2025年12月3日にグリーン購入ネットワーク(GPN)が主催する第26回グリーン購入大賞で「優秀賞」を受賞しました。グリーン購入大賞は、環境や社会に配慮した製品やサービスを環境負荷低減と社会的責任の遂行に努める事業者から優先的に購入する「グリーン購入」の普及・拡大に取り組む団体を表彰する制度です。
弊社はグリーン電力証書発行事業者であり、自治体の清掃工場から創出したグリーン電力証書を地域内企業に優先的に販売する取り組みを実施しております。
詳細はこちら >>> https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2025/12/post_971.html
本取り組みの特徴
1. 地域経済循環の実現
本取り組みは、全国10自治体の清掃工場が再生可能エネルギー(バイオマス)により発電したグリーン電力に含まれる環境価値を、八千代エンジニヤリングがグリーン電力証書として発行し、地域内企業へ優先的に販売するものです。購入した企業が支払う費用は自治体に渡り、清掃工場の維持管理や地域の課題解決のために使われ、環境価値の地産地消と地域経済循環につながります。
2. 地域の脱炭素を推進
企業が脱炭素を進めるうえで、証書やクレジットの活用は必要不可欠です。自治体も脱炭素を促進するなかで地域内の企業とグリーン電力証書による脱炭素を実践することで、官民連携の取り組みが可能です。グリーン電力証書は設備投資をせずCO₂を削減できるため、建設現場のように長期的な電力契約が難しい場合や、積雪などの理由で太陽光発電が難しい事業者でも取り組むことができます。
3. 廃棄物資源の有効活用
ごみは単なる廃棄物ではありません。本取り組みを実施する清掃工場では、市民の皆さまから出された廃棄物をバイオマス燃料として活用し、発電しています。本取り組みは、廃棄物という地域資源に新たな「経済的価値」を見出し、それを有効活用することで、持続可能な社会づくりに貢献するものです。

応募タイトルおよび評価された点
1.応募タイトル
全国で拡大中!官民連携でごみ焼却施設から創出したグリーン電力証書で地域脱炭素促進
2.評価された点
グリーン電力証書発行事業者として、自治体・地域企業に働きかけ、ごみ焼却施設における環境価値の地産地消を目指して好循環のシステムを作り実績を上げていることは評価できる。特に、自治体と地域企業をつなぐ役目を担っており、官民連携、CO₂削減と地域経済活性化を同時に実現できる取り組みである。今後、多くの自治体との協働を通じて、更なる広がりを期待する。
GPNのウェブサイト 審査結果の公表記事のURLより掲載:
https://www.gpn.jp/info/gpn/5e854b85-b052-4ba6-b397-3b189a30d9c1
受賞者コメント

事業開発本部 サステナビリティサービス部 喜多川 権士
グリーン購入大賞「優秀賞」を頂くこととなり、大変うれしく思います。本賞は、全国の自治体さま、そしてグリーン電力証書をご購入いただいた企業の皆さまとの官民連携による取り組みが評価された結果であり、厚く御礼申し上げます。
私たちの取り組みは、廃棄物という地域資源に新たな経済的価値を見出し、清掃工場の維持管理や地域の課題解決に還元される地域経済循環の仕組みを確立した点にあります。八千代エンジニヤリングは、このモデルを今後も全国へ展開し、より多くの地域で脱炭素社会の実現と持続可能な地域づくりに貢献してまいります。
グリーン電力証書に関するお問い合わせ
ビルやテナント、建設工事現場などの脱炭素を検討したい企業様は、下記までお気軽にお問合せください。
担当 :サステナビリティサービス部 喜多川・久保田・中嶋
電話 :03-5822-6835
メール:carbon-offset@yachiyo-eng.co.jp
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