海街の保育園留学、はじめます。熊本県天草市を、子育て家族が集まる地域へ

認定こども園「もぐし海のこども園」で受け入れ開始

株式会社キッチハイク

株式会社キッチハイク(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:山本雅也)は、熊本県天草市と連携し、地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学®️」を認定こども園「もぐし海のこども園」で開始しました。天草市での「保育園留学®️」は、全国2拠点目となります。

昨今、共働きで子育てする家族の割合は年々増加しており、2020年には約70%*1 となりました。仕事と子育ての両立は、これからの社会で重要な課題となっています。リモートワークの登場によって働き方・育児も大きく変化するなか、子育て世代にとって、働きながらより良い子育てをする模索は続いています。

そういった状況のなか、「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに掲げるキッチハイクは、地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学®️」を展開しています。お子さんにとっては、幼少期に大自然に触れ、心身ともに健やかに育つ環境を。ご両親には、働きながら、子育てしながらも多様な選択肢を。地域には、子育て家族を招き、地域経済への貢献をもたらします。2021年より先駆けて「世界一素敵な過疎の町」を掲げる北海道厚沢部町(あっさぶちょう)で開始し、約1,000組がお問合せ、約130家族が申込。95%がリピートを希望しています(2022年9月現在)。

今回天草市で開始する「保育園留学®️」は、美しい海に囲まれた港街、天草市牛深エリアに2週間から3週間家族で滞在できるプログラムです。お子さんの受け入れ先は、認定こども園もぐし海のこども園。滞在中はリモートワーク可能な連携宿泊施設をご利用いただけます。天草市の豊かな海や、生活を通じて、お子さん・ご家族みなさんに、港町ならではの海の幸や、地域とのつながりを感じられる暮らし体験をお届けします。

天草市の「保育園留学®️」ページ
https://hoikuen-ryugaku.com/amakusa

※「保育園留学」は、キッチハイクの商標です。ビジネスモデル特許申請中。
*1 男女共同参画局「男女共同参画白書 令和3年版」 https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/pdf/r03_genjo.pdf
  • 天草市の「保育園留学®️」の特徴
留学先の天草市は、熊本県南西部に位置し、周囲を美しい海に囲まれた島々で構成されています。豊かな海、あたたかな気候と人といった、暮らしの資源に溢れています。


特徴① 自然にとことんふれる
もぐし海のこども園の園庭には、遊具がありません。あるのはどろんこ、葉っぱ、石ころといった自然素材ばかり。園の周りも、原生林の山やホタルが飛ぶ小さな川に囲まれています。自然とふれあいながら、子どもたちは自ら見つけ、ひろげて、深めて、ともに遊ぶことを繰り返します。自然と一体となり、働きかけ、抱かれる経験は一人ひとりの表現力や創造性を育み、子どもの「生きる根っこ」となります。

 

特徴② 海のそばで感性をはぐくむ「情感体験」
園はウミガメが産卵にくるほど美しい茂串白浜海水浴場の近くにあります。夏だけでなく、1年を通して海とのふれあいを大事にしており、好奇心旺盛な子どもたちは“磯遊び”に夢中に。子どもたちは圧倒的な自然の中での「情感体験」をしながら大きく成長します。


特徴③ 港町暮らしと海の幸を楽しむ
天草市牛深エリアは県下最大の漁港。色とりどりの珊瑚礁や美しい魚が見られる日本初の海中公園もあります。朝や仕事終わりには釣り竿を持って海へ。週末は道の駅へ買い物をしたり、ダイビングに繰り出したり、天草名物のイルカウォッチングに出かけることなども楽しめます。


特徴④ 必需品が揃い、リモートワーク可能な宿泊施設
必需品が揃った町のゲストハウスと連携。部屋はプライベートが守られた1フロア貸しで、暮らすように天草に滞在することができます。共用エリアはワーキングスペースとして活用でき、親はリモートで仕事に集中することができます。


■先行体験したモニターご家族の声
首都圏からモニターとして5歳の娘と滞在しました。先生方のお力がすばらしく、緊張していた娘もでも少しずつ緊張が解けすっかり溶け込めていました。茂串の美しい海でのびのびと遊ぶ姿を見て、「ここに連れてきてよかった!」と思いました。園の子どもたちはいつも自分達で独創的な遊びを作り出します。はっぱで遊んだり、どろどろになったり、本当に自由なんです。 全身で自然と触れ合うことができて、都会の保育園ではなかなかできない体験ができました。

毎日宿泊施設で仕事をしながら、港町ならではの海鮮を楽しんだり、週末はイルカウォッチングや海水浴に行ったり。2週間だと体験できなかったこともたくさんあったので、また訪れたいと思いました。娘もお友達との別れを惜しんでいましたが、何よりも私が一番「まだ帰りたくない!!」と思ってしまいました。本当に、親子ともども貴重な体験ができて、満足度が高い滞在でした。 帰ってからも、よく天草のお友達の話になります。私自身も、気象ニュースで台風が近いと聞いて、ハラハラしたり……。保育園留学を通してすっかり天草の出来事が「自分ごと」になりました。あんなに生き生きと過ごせた天草に、また行きたいと思っています。

 

 

  • 「保育園留学®️」の効果と展望


「保育園留学®️」は北海道厚沢部町で先進的にスタートした事業です。2021年10月に開始後、人口3,500人の町に約130家族が申込。95%がリピートを希望しており、過疎の町の歴史が変わる瞬間を共にしています。超長期的な関係人口を創出していることから内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例に選出されました。現在厚沢部町では「保育園留学®️」を起点に、経済・医療福祉など、地域社会につながるインパクトが生まれています。

2022年7月に導入された「あっさぶe街ギフト」は、留学時に現地でふるさと納税ができ、その場ですぐに町内の加盟店や保育園留学自体にも使える電子クーポンです。(株式会社ギフティが提供する「e街ギフト®」および「旅先納税®」システムを活用。)集まった寄附は「保育園留学の推進」および「子育て支援」へ活用され、ふるさと納税による経済循環を生み出してます。

8月にはオンライン診療小児の時間外の健康相談アプリ「キッズドクター」 と連携。オンライン診療を保育園留学中の家族のみならず、地域住民にも提供をはじめました。過疎地域の医療課題解決を同時に実現する試みとなっています。

今後天草市においても、地域のみなさまとともに「保育園留学®️」を発展させ、まちの未来をつくる事業へと育ててまいります。

保育園留学®︎|厚沢部町
https://hoikuen-ryugaku.com/

あっさぶe街ギフトプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000006899.html


キッズドクター連携プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000006899.html
 

  • 関係者コメント
■天草市 地域政策課定住促進係 濱口桂伍


天草市での保育園留学では、1年を通して温暖な気候の中ゆったりと流れる時間で、のびのびと子育てできる「プチ移住体験」を味わうことができます。移住者の方に決め手となった理由をお聞きすると「豊かな自然」や「美味しい海・山の幸」に加え、「子育てしやすい環境」という声をいただいています。移住専門誌が毎年掲載する「子育世代が住みたいまち」ランキングでは県内トップを誇っています。地域には「のさり」という受け入れ精神が根付いており、訪れた方を温かく迎えます。
本市は1955年以降人口減少が続いており、人口比率はこれから30年後の日本未来の縮図と捉えることができます。他地域よりも先を歩むからこそ、新しいことに果敢にチャレンジできる環境を構築し、天草が地方創生の一番星として輝くことで、未来の日本の希望となることを目指しています。保育園留学はまさにその取り組みの一つです。天草の魅力を是非体験いただき、沢山のご家族と一緒に未来を作っていけたらと思っています!

■認定こども園 もぐし海のこども園 園長 福岡 英人


私たちが大事にしているのは、何よりもまず “子ども主体” であるということ。無理な指導や誘導はせず、子どもが主役と感じられるように関わります。「こうあるべき」という価値観や正解を教えるのではなく、子ども自らが考え表現できるよう、一人ひとりを認め “その子らしさ” を尊重します。

職員は、子どもたちの小さな発見を見逃さずに、一緒に共感し、毎日ここに来ることが楽しいと思ってもらえるような園をめざしています。ここでは遊びの中で「服を汚してはダメ」とは言いません。一緒に思い切りどろんこになって遊びましょう!

■株式会社キッチハイク CEO 山本雅也


天草市、もぐし海のこども園、そして地域の関係者のみなさんと一緒に保育園留学がはじめられることを、本当に光栄に思っています。この事業には、まだまだ大きな可能性があります。保育園留学は、地域創生の事業であると同時に、これからの社会のあり方を体現する思想です。天草での保育園留学を通じて生まれるひとつひとつの出会いが、こどもの未来・家族の未来・地域の未来を、よりよくしていくはずです。今回は保育園留学にとっても記念すべき2拠点目となりますが、全ての保育園留学地域が全国地域の先進的ロールモデルとなるよう、事業パートナーとして引き続き邁進してまいります。
 
  • お問い合わせ
▼天草市の「保育園留学®️」への申し込みはこちら
https://hoikuen-ryugaku.com/amakusa

▼その他、「保育園留学®️」・キッチハイクに関するお問い合わせはこちら
https://kitchhike.jp/contact


■株式会社キッチハイク 会社概要

株式会社キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションにした、地域と人生をつなぐ、食と暮らしの発明・実装カンパニー。食を軸に関係人口及び地域価値の創造を目的にした自治体連携サービス「ふるさと食体験」を運営。2021年10月に「ふるさと食体験」の価値から派生した留学プログラム「保育園留学」をリリース。家族ぐるみでの超長期的な関係人口を創出できるということから内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例に選ばれ、現在2022年10月まで満席でキャンセル待ちとなっている。また、2021年12月には関係人口を可視化・分析する「つながるDX」をリリース。2022年度内に100自治体との連携を目指す。

東京本社:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F
福岡支社:福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
代表取締役CEO:山本雅也
設立:2012年12月(サービス開始 2013年5月)
株式会社キッチハイク:https://kitchhike.jp/
地域と生活者をつなぐ食体験「ふるさと食体験」:https://kitchhike.com/
地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学®️」:https://hoikuen-ryugaku.com/
関係人口特化型SaaS「つながるDX」:https://dx.kitchhike.com/
カルチャーデック・採用情報ページ:https://recruit.kitchhike.jp/
 

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会社概要

株式会社キッチハイク

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URL
https://kitchhike.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE 89 BLDG.4F
電話番号
-
代表者名
山本雅也
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2012年12月