京都芸術大学マンガ学科4年生のうち3人に1人がプロデビューを実現。マンガ制作技術に留まらず、社会実装を通して多様な業界で活躍できる「人間力育成」を重視。

〜4年生作品による卒業展を2月5日(土)~13日(日)瓜生山キャンパスにて開催〜



学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子)マンガ学科は、2021年において4年生51名のうち15名がプロデビューを実現しました。学科全体では、3年生6名と2年生1名も合わせて、1年間でプロデビューした学生は22名にのぼります。作画技術に加えて多様な業界で活躍できる「人間力育成」の教育に注力することで、在学中にプロデビューする学生を多数輩出しています。
 ※プロデビュー:商業誌(デジタル媒体含む)にて作品が掲載された学生
 ※プロデビュー者・作品名は後述を参照

本学科には、既にマンガ賞に応募した経験のある学生から、イラストも描いたことがない学生まで、様々なレベルの学生が入学してきます。少数精鋭でプロになるための実践的な教育カリキュラムを受けることで、未経験の学生でも大手出版社などでプロデビューが可能なレベルに到達することができます。

2022年2月5日(土)より京都芸術大学人間館3階(本館)にて、プロデビューを果たした学生を含む4年生の卒業制作展を開催します。作品見学だけでなく、本学科の教育カリキュラムや入試に関する質問も受けることができますので、お気軽にお越しください。
 
  • ​【卒業展 概要】
    テーマ:京都芸術大学マンガ学科卒業展
    日時:2022年2月5日(土)〜2月13日(日)10:00〜17:00
    場所:京都芸術大学人間館3階(本館)NA301、306ab、307
    サイト: https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2021/
    申し込み方法:事前予約制・入場無料
    ※メディア取材の皆様は、ご来学される3日前までに、以下までご連絡ください。
    マンガ学科研究室 Mail: manga-department@kua.kyoto-art.ac.jp  / TEL:075-791-9710
 
  • 在学中にプロデビューする学生を多数輩出する教育カリキュラムとは

■「世界で通用する“マンガ技術育成”」と「多様な業界で活躍するための“人間力育成”」
世界中でマンガを原作としたコンテンツが人気の現在、商業誌に限らず様々なビジネスシーンでマンガ表現が求められています。そのため、描画力やストーリー構成力など商業誌へ掲載するマンガ家としての制作技術のみならず、新領域であるネットメディアやスマートフォン向け縦読みマンガなど国際市場でに急拡大するデジタルマンガへの適応能力もを育成します。
大手出版社やネットメディア、ゲーム系企業等との提携により、1年次から商業誌やネットメディアへの作品投稿など、様々な媒体での表現や発信に挑戦しながら方向性を探ります。3・4年次では、商業誌及びネットメディア掲載に向けた仕事としての作品制作や、地域社会の課題解決プロジェクトへの参画など社会実装活動を通して、制作技術に加えて市場分析や思考力など”人間力育成”にも力を入れています。この「世界で通用する“マンガ技術育成”」と「多様な業界で活躍するための“人間力育成”」の2軸で構成された教育カリキュラムを通して、プロのマンガ家のみならず多様な業界で活躍できる人財の輩出を実現しています。


■在学中のプロデビューに向けて切磋琢磨できる刺激的な学びの環境を提供
本学科は各学年50名程度と専任教授陣8名、客員非常勤講師15名で構成されており、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨しながらきめ細やかな個別指導が可能な体制を構築しています。大手出版社による作品への講評と、優秀学生には誌面掲載に向けた担当編集者が付く出張編集部や、既にプロデビューしている在学生との交流会など、刺激的で実践的に学ぶことができる環境を提供しています。


■京都芸術大学芸術学部マンガ学科の目指す学び(学科長より)

ここ数年、世界的なマンガ人気とデジタルメディア化により業界構造が激変しています。これまでマンガ家として生計を立てるためには、商業誌に掲載されることが唯一の道でしたが、現在は様々な道筋があります。そのため、教育においても、マンガ家になるための新領域を創造していくことが、重要なミッションであると考えています。1人で作り上げる総合芸術としてのマンガ制作はもちろんですが、学生一人一人の得意分野を磨くことで新領域においても活躍できるように、柔軟なカリキュラムを設計しています。
マンガにおいて重要なことは、目に見えるものを描くだけではなく、未来思考力を磨き上げることで、今までにない世界観やストーリーを創ることです。空飛ぶクルマや自動運転のもっと先にある未来を考えることが使命です。だからこそ、基礎技術はプロの力を借りて最速で習得し、その先で真に求められる個性が生きる世界観創りに集中できる環境を作っています。
これまでは日本が世界のマンガ業界を牽引する立場でしたが、スマートフォン市場を中心に他国が大きな市場を開拓してきており、日本のマンガ業界は重要な転換期を迎えています。マンガ家になりたいという若者の夢を、達成するための目標に変え、マンガを武器に広く世界で活躍できる人財となるように、先進的で質の高い学びの場を提供して参りたいと思います。

 
  • 【参考:2021年に商業誌でプロデビューした在学生一覧(ペンネーム記載)】
4年生:15名
<連載>
・月凪あやせ(ツキナギアヤセ):『類にときめくはずがない!』別冊フレンド
・ピンク毛(ピンクケ):『羅王くんは私にかまう』マンガPark
・うどん粉(ウドンコ):『日々限界集落』ロケットニュース
・箸糸シュウスケ(ハシイトシュウスケ):『剣とティアラとハイヒール』TOブックス
・羽尻伊織(ハジリイオリ):『ポーションは160km/hで投げるもの!』TOブック
<読切掲載>
・富士太郎(フジタロウ):『スクールキング!』『進路相談』『亜蓮一閃』『路地裏の奇々怪々』少年サンデーS増刊
・村山栞(ムラヤマシオリ):『星屑ラズベリー』『永遠と春』りぼんスペシャル
・六畳散歩(ロクジョウサンポ):『Eternal red spring』となりのヤングジャンプ
・河原夏翔(カワラゲカケル):『さとりちゃんのさとり』『田所と鈴森』少年マガジンR
・了解太郎(リョウカイタロウ):『山田にぶっ飛ばされろ』月刊少年シリウス
・shino(シノ):『三途の川を渡りたい』となりのヤングジャンプ
・三月よみ(ミツキヨミ):『この距離縮めちゃダメですか?』マーガレット
・双海芽生(フタミメイ) :『つないだ想いのその先に』別冊マーガレット
・朔本美津妃(サクモトミズキ):『宝探しに戀は要らない』ハルタ
・ヤンヌ:『君の神様は死神さま』ヤングジャンプ
3年生:6名
<読切掲載>
・しなぎれ:『オワリのはじまり』『白黒ヴァンペア』『ネコノ・ディスオーダー』ウルトラジャンプ 『宇宙留学生モル』ヤングジャンプヒロイン
・柳真緒(ヤナギマオ):『紅葉夜の友達』『私と君と大きな胃袋』『となりのお弁当』『これでお昼の放送を終わらせません!』『大人になりたい』サンデーうぇぶり
・ソラマ:『夢術師のサシャー』『お手をあわせていただきます!』サンデーうぇぶり
・翁よん(オキナヨン):『君の本音』別冊フレンド
・日向輝(ヒナタヒカル):『いつかに変わるその瞬間』別冊マーガレット
・ねっこ:『快楽に沈む月』ダスコミ
2年生:1名
<読切掲載>
・トボ:『禁断の美食会』ハルタ


<芸術学部 マンガ学科>
学生数:206名(1学年50名程度、4学年、2021年5月現在)
教員数:専任教授陣8名・客員非常勤講師15名
学べる分野:ストーリーマンガ、デジタルコミック、コミックイラスト、コミカライズ、マンガ編集、マンガビジネス、マンガ研究
取得可能な免許/資格:中学校・高等学校教諭一種免許状(美術)、博物館学芸員資格
卒業生の進路:マンガ家、マンガ編集者、イラストレーター、モデラー、ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、パッケージデザイナー、メーカーなどの広告宣伝 ほか

■京都芸術大学
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,859名(芸術学部 正科生、2021年5月現在)
https://www.kyoto-art.ac.jp/
 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
学校・大学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.kyoto-art.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市左京区北白川瓜生山 2-116
電話番号
075-791-9122
代表者名
徳山豊
上場
未上場
資本金
-
設立
-