高校生が考える「一宮市を元気にする手帳」製品化プロジェクト開始。一宮商業高等学校情報処理科3年生9チーム19名が参加。初回8月23日(水)は伊藤手帳小牧工場見学で手帳の製造工程を学びます。
手帳製造・OEMを手がけて69年の伊藤手帳株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)と愛知県立一宮商業高等学校(愛知県一宮市)は「地域企業と連携した商品開発の実践」の取り組み(以下、本取り組み)を8月23日(水)より開始します。本取り組みでは、愛知県立一宮商業高等学校情報処理科3年生19名が9チームに分かれて「一宮市を元気にする手帳」を考えます。
11月10日に9チーム対抗のプレゼン選考会を一宮商業高等学校にて行います。選考会で最優秀に選ばれた手帳案を伊藤手帳が製品化します。製品化した手帳は2024年1月19日(金)一宮商業高等学校にて完成品発表会が行われ、2024年2月17日(土)イオンモール木曽川店で同校の生徒が販売を行う予定です。また、伊藤手帳のECサイトユメキロックでも同時に販売します。
本取り組みは一宮商業高等学校情報処理科「マーケティング」授業の一環として全6回のプログラム構成となっています。初回は8月23日(水)13時30分より愛知県立一宮商業高等学校生が当社の小牧工場を見学し、手帳がどのような工程で作られているか学びます。
◆本取り組みの背景
愛知県教育委員会は令和3年より「県立高等学校教育推進実施計画」において魅力ある高等学校教育の基盤づくりを進めています。その中でも商業科については、「地域協働ビジネススキルアップ事業*1」などの地域企業と連携した商品開発の実践を掲げ、マーケティング学習の授業などに生かされています。
一方当社では2021年11月に「地域社会への貢献として、地域の次世代を担う人材との交流や育成機会の提供を行い、地域社会への貢献を目指す」とSDGs宣言を行いました。具体的には手帳をより身近なものと感じてもらうため「手帳について学ぶ・考える」プログラムを考案し、中学校、高校、大学へ提案していく活動をしておりました。
その過程で愛知県教育委員会の地域企業と連携した商品開発の実践と「地域協働ビジネススキルアップ事業*1」を知る事になり、2022年8月~2023年2月に「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考え、製品化するプログラムを行いました。毎日が楽しく、前向きになる手帳「POZITE」(ポジテ)が考案され、一宮商業高等学校の生徒さんによる販売会では準備した60冊が2時間程で完売しました。今年は2年目の取組みとなります。
なぜ一宮市を元気にする手帳というテーマなのか
伊藤手帳が理想とする産学連携連携プログラムの1つとして「地域社会への貢献を目指す」があります。また一宮商業高等学校は約83%が一宮市ならびに近辺から通学している事に加え、同校では観光・スポーツ・フード・まちづくり・地場産業という5つの領域を一宮市の課題として捉え、それらを解決させるビジネスプランを考える学習を実践しています。
このような背景から一宮市に役立つ取組みはできないかと模索しておりました。
調べていくうちに、愛知県一宮市は令和2年度~6年度において、第2期一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略に取り組んでおり、その中には5つの基本目標とその内容を象徴するキーワードが設けられていることがわかりました。
伊藤手帳と一宮商業高等学校は、5つの基本目標の中の一つである以下へ着目しました。
基本目標3.【魅力】
「一宮らしさをアピールし、ひとが集まる魅力あるまち」をつくる*1
これを手帳で実現することはできないか。高校生が考えるとどうなるのか。というところで一宮商業高等学校と討議を重ね「一宮市を元気にする手帳」というテーマが生まれました。
本プログラムを通し、参加する生徒が一宮市の魅力について調べる・考える場となる事を願っています。
*1 愛知県一宮市役所ホームページ 一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略より引用
◆第1回授業「伊藤手帳小牧工場見学」手帳が完成するまでの流れを学ぶ
日時:8月23日(水)13時30分~15時30分
場所:伊藤手帳小牧工場(愛知県小牧市三ツ渕1000)
参加者:愛知県立一宮商業高等学校情報処理科3年生19名
◆この後の主な流れ
11月10日(金) | 「一宮市を元気にする手帳」プレゼンテーション選考会(一宮商業高校にて) |
2024年1月19日(金) | 「一宮市を元気にする手帳」完成品発表会(一宮商業高校にて) |
2024年2月17日(土)(予定) | 一宮商業高校生による店頭販売。場所:イオンモール木曽川店 |
【伊藤手帳株式会社について】
昭和12年現代表の祖父が個人経営として創業。平成20年伊藤手帳株式会社へ組織変更とともに伊藤亮仁が3代目代表取締役へ就任。事業承継時100坪であった本社兼工場(名古屋市東区)から工場部門を愛知県小牧市へ移転。
2022年4月に小牧第2工場(2nd Base)も稼働。総計1800坪の敷地で年間1,000万冊の手帳を製造します。事業成長率9.20%(4年間)。
2012年に個人向け自社オリジナルブランド ユメキロックを創設し、「セパレートダイアリー」を販売延べ120,000冊となりました。2020年9月より業界初ハンカチのように折りたためる手帳「TETEFU」の販売を開始。自社ECサイトの他、カタログハウス「通販生活」で販売を行い発売4日でアイディア道具カテゴリにおいて販売数1位となりました。
2021年よりSDGs宣言に基づく地域貢献の1つとして愛知大学・一宮商業高校、聖徳学園中学校(東京武蔵野市)と産学連携プログラムによる手帳開発・販売を手掛け手帳需要の裾野を拡げる活動も行っています。
2023年は愛知大学キャリア支援センター、愛知県立一宮商業高等学校、愛知県立愛知商業高等学校、聖徳学園中学校(東京武蔵野市)と継続的に取り組むほか、Sカレ(Student Innovation Collegeの略。実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ)参加の全国17校19ゼミ64名と手帳の新商品開発に取り組みます。
商号: 伊藤手帳株式会社
代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金: 10,000,000円
URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://ito-techo.jp/
<プレスリリース・記事掲載・取材に関するお問い合わせ>
伊藤手帳株式会社 広報 神谷敦子
愛知県立一宮商業高等学校 中村 0586-73-7191
※当日は生徒さん並びに工場内 撮影可能です。
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