歴史と文化とモダンが交わるエリアを散策しながら多文化食体験を!「オールド・ドバイのフードツアー」がロンリープラネットの“2026ベスト体験25”に選ばれました

~歴史・文化スポット、ドバイに行ったらラクダに乗ろう、ラマダン時期の特別なドバイ~

ドバイ経済観光庁

ドバイ経済観光庁より、この冬・2026年注目の旅情報をお届けします。

世界的な旅行ガイド「ロンリープラネット(Lonely Planet)」の「ベスト・イン・トラベル2026」で、『オールド・ドバイの文化的フードツアー』が“2026年のベスト体験25”に選出となり、ドバイの歴史と食文化の多様性が世界的に評価されました。アル・ファヒディ歴史地区を中心に、ドバイ・クリーク沿いのバール・ドバイやデイラでは、エミラティ料理や多国籍のストリートフードを楽しみながら、歴史ある街並みや地域の文化に触れることができます。公認ガイドによる案内付きツアーもあり、初めての訪問者も安心です。

また、歴史地区の「シェイク・ムハンマド文化理解センター(SMCCU)」では伝統料理を味わいながらエミラティ文化を学べ、ジュメイラ・モスクのガイド付き見学ツアーも人気です。コーヒー博物館や、クリーク沿いの「アル・シーフ」、デイラのスークを巡れば、歴史・食・文化が凝縮された体験が楽しめます。さらに、アルサーカル・アベニューやドバイ・デザイン・ディストリクト(d3)では、ギャラリーやワークショップを通じてアートとモダンデザインにも触れられます。

ドバイのルーツを感じたいならラクダも魅力的です。デザート・サファリでのラクダ乗りや、「ザ・キャメル・ファーム」のラクダ・セラピー、ラクダミルクやチョコレート、ハンドメイド石けんなど、生活や文化に根付いた製品も楽しめます。

さらに、ラマダン時期には日没の大砲打ち鳴らし「ミドファ・アル・イフタール」や特別なイフタール・ディナーなど、普段見られない文化体験もできます。進化し続けるドバイで、歴史・食・文化・アート・伝統を巡る旅をお楽しみください。

ロンリープラネット「ベスト・イン・トラベル 2026」発表
「オールド・ドバイのフードツアー」が“2026年のベスト体験25”に選出

世界的な旅行ガイド「ロンリープラネット(Lonely Planet)」が10月に発表した「ベスト・イン・トラベル2026(Best in Travel 2026)」において「オールド・ドバイ(Old Dubai)の文化的なフードツアー」が“2026年のベスト体験25”に選ばれ、ドバイの歴史と食文化が持つ多様性と独自性が世界的に評価されました。

ロンリープラネットが毎年発表するこの人気企画では、専門家チームが世界で訪れるべき50の注目スポット(25の都市・地域と25の体験)を選出しています。

オールド・ドバイは、伝統文化とモダンな魅力が共に息づくエリアで、イラン、インド亜大陸、さらには東アフリカからの料理文化の影響がエミラティ料理やドバイの食文化を形作り、約200の国籍を持つ人々が集まる多文化社会ならではの食体験を堪能できます。特に、ドバイ・クリーク(運河)南のバール・ドバイ(Bur Dubai)や北のデイラ(Deira)では、地元食材を使った本格的な各国料理やストリートフードを味わえるほか、歴史ある街並みを歩きながら地域の文化や人々との交流を楽しむことができます。公認ガイドによる案内付きツアーも提供されています。

ドバイは過去にも “世界で訪れるべき都市(2020)”のひとつに選ばれていますが、特定のエリアが評価されたのは今回が初めてです。進化を続ける都市・ドバイで、歴史・食・文化を巡る新たな旅の魅力を体験してください。

ドバイの原点に触れる、歴史と文化を体感できるおすすめスポット

■アル・ファヒディ歴史地区

アル・ファヒディ歴史地区

上記の「オールド・ドバイの文化的フードツアー」、その中心エリアが、ドバイ・クリーク南岸に広がるバール・ドバイの「アル・ファヒディ歴史地区(Al Fahidi Historical Neighbourhood)」です。

19世紀中頃からの伝統的な建築様式が残るこのエリアは、ドバイの歴史と文化を最も深く感じられる場所のひとつ。曲がりくねった路地や、風を取り込む「バルジール(風の塔)」を備えたサンドカラーの建物が並び、かつてのアラビア湾沿岸の暮らしを体感することができます。

現在はアートギャラリーやカフェ、博物館、文化センターなどが点在し、地元の芸術と伝統が交わるクリエイティブなエリアとしても注目を集めています。その中からドバイの文化と歴史をより深く理解できる注目の施設を2つご紹介します。

■シェイク・ムハンマド文化理解センター(SMCCU)

シェイク・ムハンマド文化理解センター(SMCCU)

アル・ファヒディ歴史地区にある「シェイク・ムハンマド文化理解センター(SMCCU)」は、ドバイの歴史や文化、そしてエミラティ(UAEに住む人)への理解を深めることを目的に設立された施設です。ここでは、エミラティのホストと交流しながら、歴史的な背景や文化、伝統的なエミラティ料理や風習への理解を深めることができます。実際にエミラティ料理を味わうことができる、朝食やランチ付きの体験プランも人気です。

また、ドバイを代表するランドマークのひとつ「ジュメイラ・モスク」のガイド付き見学ツアーも主催しており、「門戸を開く(Open Doors, Open Minds)」の理念のもと、あらゆる信仰を持つ来場者を温かく迎え、イスラムの教えやアラブの文化に関する様々な質問に答えています。

ビジット・ドバイ公式サイト

ジュメイラ・モスク

■コーヒー博物館(Coffee Museum)

コーヒー博物館

コーヒーは古くからアラブ文化で重要な役割を果たしてきました。その理由を知ることができるのが、アル・ファヒディ歴史地区にある「コーヒー博物館(Coffee Museum)」です。

館内では、コーヒー豆を発見したとされる山羊飼いカルディの伝説に始まり、エチオピア高原からアラビア半島へと広まったコーヒーの歴史を紹介しています。第一次世界大戦で使用されたコーヒーミルや古いコーヒーポットなど、貴重な資料や展示物も数多く並び、アラブの伝統的なコーヒー文化を体験できる実演焙煎や試飲も行われています。入場は無料で、1階にはミュージアムショップも併設されています。

歴史情緒あふれる水辺エリア「クリークサイド」のおすすめスポット

ドバイ・クリーク(運河)は何世紀にもわたり地域の生命線として機能し、ドバイの重要な交易の場でした。そのドバイ・クリーク沿いに広がる水辺の「クリークサイド(Creekside)」では、現在も歴史的な面影を残しつつ、港町の豊かな文化や景観を楽しむことができます。今回は、クリークサイド周辺の「アル・シーフ」と「スーク(市場)」をご紹介します。

■アル・シーフ(Al Seef)

アル・シーフ

アル・シーフ(Al Seef)」は、ドバイ・クリーク沿いに広がるウォーターフロントエリアで、伝統とモダンが調和する人気の観光スポットです。

石造りの建物や伝統建築を再現した街並みの中には、手工芸品やアラビア雑貨を扱うブティック、地元アーティストのギャラリー、モダンなショップやカフェ、レストランが立ち並びます。夕暮れ時は、ドバイ・クリークの向こうにドバイの古い街並みを一望でき、夜にはライトアップされた運河沿いが幻想的な雰囲気を演出します。美しい景観を眺めながらのショッピングや食事を楽しみ、歴史と現代の融合を体感できる、水辺の散策におすすめのエリアです。

■スーク(Souks)

スーク

ドバイ・クリークの北に位置する、ドバイで最も古いエリアのひとつ「デイラ(Deira)」には、伝統的なスーク(市場)が数多く集まっています。スパイス・スークでは、色鮮やかなスパイスの香りが漂い、ゴールド・スークでは煌めく宝飾品が目を引きます。テキスタイル・スークでは鮮やかな布製品が並び、パフューム・スークでは伝統的な香水の香りに包まれます。活気あふれるスークでは、価格交渉を楽しみながらショッピングできるのも魅力です。アラビアンな雰囲気が漂うスークで、ドバイならではの体験をお楽しみください。

ドバイのクリエイティブカルチャーを体感できるスポット

■アルサーカル・アベニュー(Alserkal Avenue)

アルサーカル・アベニュー

ドバイの活気あふれるアートとカルチャー拠点のひとつ、「アルサーカル・アベニュー(Alserkal Avenue)」は、2008年にプリツカー賞受賞建築家レム・コールハース氏が工業地区を生まれ変わらせたエリアで、現在70を超えるコンテンポラリーアート・ギャラリー、視覚&パフォーミングアート・スペース、創造的なショップやカフェが立ち並ぶ、人々の憩いの場所です。トークイベントやワークショップも注目を集めています。

ぶらりと立ち寄れるギャラリーやスペースも多く、ドバイの ストリートアートを盛り上げてきた カリグラフィー アーティストeL Seed(エル・シード)のスタジオ、デザイン、ニュー・メディアなど複数分野を融合させた「モジョ・ギャラリー(Mojo Gallery)」などの個性豊かなギャラリーがあります。コミュニティ・スペースでは、子どもから大人まで参加できるワークショップ、DIYスタジオなど、創作活動を通じて誰もが表現できる場を提供する「ザ・ジャム・ジャー・ドバイ(The Jam Jar Dubai)」、さらにショップでは、コレクター厳選スニーカーを集めた「ザ・グッドライフ(thegoodlife)」やサステナブルなファッションを紹介するコンセプトストア 「ジ・エディット(The Edit)」、地元の著名なアーティスト作品や希少本を扱う 「Zerzura Rare Books」 、そして、ドバイ初の独立系レコードショップ 「The Flip Side」 など、ここでしか出会えないものを集めた店舗が揃っています。

■ドバイ・デザイン・ディストリクト(d3)

ドバイ・デザイン・ディストリクト(d3)

ドバイ中心部に位置する、アートとデザインを気軽に体験できるエリア、「ドバイ・デザイン・ディストリクト(d3)」には、トップクラスのデザイナーやアーティストのスタジオ、ギャラリー、ショールームが集まっています。ドバイのクリエイティブ産業の中心地として、世界中のブランドやクリエイターが拠点を構え、最新のデザインやアートを発信しています。ストリートアートや近未来的な建築も多く、フォトスポットとしても大人気です。

ここではギャラリー見学、ワークショップへの参加、ショッピングとともに、洗練されたカフェに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ザ・ライトハウス(The Lighthouse)の地中海料理、モルキュール(Molecule)のモダン・フレンチなど、お料理とともにここに集う人たちの雰囲気も楽しんでください。

ラクダはアラブの歴史と暮らしを物語る!

ドバイのルーツとされる、いにしえの時代に栄えたベドウィン文化にも登場するラクダは、「砂漠の船」と呼ばれ砂漠での交通に欠かせない存在でした。また、食料や暮らしの面でもラクダのミルク、ミート、皮など、人々の生活になくてはならないものでした。今回は、ドバイの歴史と暮らしに深く結びついた、ラクダに関する情報をお届けします。

■キャメル・ライド(ラクダ乗り)とラクダ・セラピー

キャメル・ライド(ラクダ乗り)

「ドバイでラクダに乗りたい!」という要望を多くいただきます。手軽な方法は、アラビアン・アドベンチャーズやプラチナム・ヘリテージなどのツアー会社が行う、砂漠の「デザート・サファリ」プログラムに参加することです。多くのツアーに「キャメル・ライド(ラクダ乗り)」が含まれています。ラクダで近くをひと回りするものから、キャンプまで数十分移動するものなどさまざまなメニューが揃っています。

もし、もっとラクダをゆっくり近くで眺めたいと思ったなら「ザ・キャメル・ファーム(The Camel Farm)」を訪ねましょう。「ラクダ・ハギング・セラピー」というラクダと触れ合える特別なプログラムが用意されています。料金はAED30(約1,251円)です。

ビジット・ドバイ公式サイト

プラチナム・ヘリテージ

■ラクダ製品

  • ラクダのミルク:牛乳と比べて鉄分が10倍、ビタミンCが3倍多く含まれており栄養豊富です。また、低脂肪、低コレステロールで消化が良いとされているため、乳糖不耐症の方にも適しています。ドバイのスーパーやフードトラックで販売されています。

  • ラクダのミルクチョコレート:濃厚なラクダのミルクにデーツ、ピスタチオ、マカデミアオレンジなどの素材をブレンドしたチョコレートの老舗ブランド「アル・ナスマ(Al Nassma)」が有名です。同ブランドのラクダのパッケージをモールや空港でぜひチェックしてみてください

ラクダのミルクチョコレート(アル・ナスマ)

  • ラクダ・ミート:ラクダのお肉を味わってみたいと思ったら、アル・ファヒディ歴史地区にある小さなカフェ「ローカル・ハウス・レストラン(Local House Restaurant)」へ。UAEで初めてラクダバーガーを提供した店としても知られています。

  • ハンドメイドのラクダの石けん:ラクダミルクには自然に含まれる乳酸やαヒドロキシ酸(AHA)、ビタミンA・C・E、そして豊富なミネラルが含まれています。ドバイで生まれた「ザ・キャメル・ソープ・ファクトリー(The Camel Soap Factory)」は、持続可能な地元の材料を使用した様々な石けんやクリーム類を作っています。石けん作りを学べるコースも解説しています。ドバイのスーパーマーケットほかで販売しています。

2026年ラマダン情報

2月半ばからの“ラマダン”時期の旅行はアラブ文化への理解が深まる特別な体験!

ラマダン

ラマダンはイスラム暦の9番目の月で、世界中のムスリムが約30日間、日の出から日没まで断食を行うことで知られています。この習慣は精神的な規律を保つことを促すとともに、謙虚さや感謝の心、恵まれない人々への思いやりを忘れないようにするための戒めでもあります。街中のコミュニティでは人々が断食後にすぐに食べられる軽食セットを配布したり、断食後の軽食を一緒に楽しんだりする様子が見られます。旅行者は、日中も営業しているレストランで普段と変わりなく食事を摂ることができます。

この時期は特別な体験をすることができます。街中では日没時に断食の終わりを告げる、大砲を打ち鳴らす儀式「ミドファ・アル・イフタール」が行われます。断食後の夜の食事「イフタール」は、家族や親戚、友達、会社の同僚などで集まり、ゆっくりと時間をかけて食事と会話を楽しむものですが、ホテルやレストランでは、ラマダンを象徴するとされる三日月などの特別なデコレーションが施され、イフタール・ディナーが催されます。また、ショッピングモールのショーウィンドウには、“Ramadan Kareem(ラマダンおめでとうの意味)”の言葉と装飾がなされ、ラマダンの特別限定品も並びます。

ラマダンは精神的なエミラティにとって特別な期間であり、精神的な季節を称える伝統によって彩られています。この時期の旅行では、アラブ文化への理解が深まるとともに普段見られないドバイを体験することができます。

※価格はすべて、2025年11月7日時点の為替レート(1ディルハム=41.70円)を基に算出しています。

ドバイ経済観光庁

ドバイ経済観光庁(DET)は、ドバイ首長国を世界経済と観光の主要拠点として世界有数の商業都市、投資拠点および観光地にするという究極のビジョンの下、ドバイ経済アジェンダ(D33)で掲げた、2033年までに同国のGDPを倍増させ、世界トップ3のグローバル都市としての地位を確固たるものにすることを目標にします。DETはドバイの多様で革新的なサービス産業をさらに強化し、世界トップレベルのビジネス環境を提供することで優秀な人材を惹きつけ、生産性向上の加速化を図ります。さらに、ドバイが誇る多様な観光資源、ユニークなライフスタイル、生活の質の向上を総合的に推進し、世界で最も住みやすく働きやすい都市になるよう支援を強化して参ります。ドバイ経済観光庁は、ドバイのビジネスと観光分野における計画、管理、開発、およびマーケティングにおける主要機関であり、宿泊施設や旅行案内業者を含めた全ての観光サービスの許認可及び種別分類を担当しています。ドバイ経済観光庁のポートフォリオには、ドバイ政府観光・商務機関、ドバイ・ビジネス・ライセンス・コーポレーション、ドバイ消費者保護・公正取引公社、ドバイSME、ドバイ観光・商業マーケティング公社、ドバイフェスティバル・小売事業、ドバイ観光大学、が含まれます。

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東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
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03-6441-4604
代表者名
内田
上場
未上場
資本金
-
設立
1980年01月