全国展開のタクシードジャパンホールディングス傘下2社が電脳交通のクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入

株式会社電脳交通（本社：徳島県徳島市、代表取締役社長：近藤 洋祐、以下「電脳交通」） は、タクシードジャパンホールディングス株式会社（本社：福岡県福岡市、代表取締役社長：木下 和政、以下「タクシードジャパン」）に所属する株式会社仙北タクシー（本社：秋田県大仙市、以下「仙北タクシー」）と東野タクシー株式会社（本社：栃木県宇都宮市、以下「東野タクシー」）がクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入し、新しい配車システムによる運行を開始したことをお知らせいたします。これにより、タクシー業務をより効率化することで、配車オペレーターやドライバーの業務負担を軽減し、移動サービスの向上を目指します。

■概要

タクシードジャパンホールディングスは、福岡市博多区に本社を構える、全国規模でタクシー業界の再編と革新を進める企業です。​2022年の設立以来、東北から九州まで11社のタクシー会社をグループ化し、日本各地で地域交通の未来を切り拓いています。この度、タクシードジャパンホールディングスに所属する仙北タクシーと東野タクシーが新たに配車システムを導入する運びとなりました。

仙北タクシーが営業している大仙市では、高齢化が進み、自家用車を利用できない住民も多いため、地域の足としてのタクシーの役割がより重要となっています。一方、東野タクシーが営業する宇都宮市は都市化が進み、交通需要が複雑化する中で、迅速かつ柔軟な配車対応が求められる地域です。こうした背景を踏まえ、両地域における移動サービスの質と効率を向上させるため、今回のシステム導入が決定されました。

このたび、タクシードジャパンホールディングスが新たな配車システムを検討する中で主に、

• 将来的なホールディングス全体での運行効率の向上とサービスの一元化の可能性を期待できる点

• 配車オペレーター業務を外部に委託する選択肢を検討できる点

を重視した結果、電脳交通のクラウド型タクシー配車システムが導入されることとなりました。

これにより、地域に根差した運行体制を維持しつつ、将来的な業務拡大や多様なニーズへの対応も視野に入れた、柔軟な経営が可能となります。このような取組は、地域住民の生活を支える重要なインフラであるタクシー事業の持続的な発展に大きく貢献するとともに、タクシードジャパンホールディングス全体のサービス品質向上にも資するものです。

タクシードジャパンホールディングスでは、今後も電脳交通の機能を活用し新しい事業展開に取り組んでいく予定です。

■クラウド型タクシー配車システム 「DS」の詳細

クラウド型タクシー配車システム「DS」は、

• 柔軟で安価な導入コスト

• タクシー事業者からの要望を元にしたアップデートで常に最新機能が使える

• 配車拠点の統合、配車データ活用による人員配置など経営戦略への活用が可能

• 自動配車機能の活用による飛躍的な業務効率アップ

が特色の、配車オペレーター用画面とドライバー用車載タブレットをセットにした配車システムです。2015年の創業以来毎年導入車両数が拡大し、日本初となる「電話経由での事前確定運賃サービス」や「配車室をリモートワーク対応できる機能」「乗合/デマンドサービスと通常のタクシーを１システムで同時に運行管理する機能」なども提供しております。

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■株式会社タクシードジャパンホールディングスの概要

所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル3階

設　立　:2022年9月

代表者　:代表取締役社長　木下 和政

保有台数:約480台

■株式会社電脳交通の概要

所在地　:徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番　アミコ東館6階

設　立　:2015年12月

代表者　:代表取締役社長　近藤 洋祐

従業員　:201名 (2025年3月末時点)

資本金　:1億円（2025年4月末時点）

主要株主:阿波銀キャピタル株式会社、株式会社阿波銀行、いよぎんキャピタル株式会社、Uber Technologies, Inc.、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、エムケイ株式会社、株式会社沖東交通、国際自動車株式会社、GO株式会社、三和交通株式会社、株式会社JR西日本イノベーションズ、JR東日本スタートアップ株式会社、JPインベストメント株式会社、四国旅客鉄道株式会社、第一交通産業株式会社、大和自動車交通株式会社、つばめ自動車株式会社、株式会社徳島大正銀行、株式会社ブロードバンドタワー、三菱商事株式会社

※五十音順に記載しております。個人株主を除いた法人株主のみの掲載となります。