『じゃらん』2015年夏休み 国内旅行動向
●人泊数は前年比131%、平均宿泊単価は前年比105%と増加傾向 ●4泊・5泊以上のロングステイが人気傾向 ●女子旅は前年比142%、行き先は神奈川県の「横浜」が一番人気
株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野健)は、旅行サイト『じゃらんnet』上における夏休み期間(2015年7月18日〜8月31日)の宿泊予約状況、ならびに夏の国内旅行に関するアンケート結果より夏休みの国内旅行の動向についてまとめましたので発表いたします。
結果要約
■夏休み期間の人泊数、宿泊日数、平均宿泊単価(前年同時期比、以下前年比)
● 人泊数は前年比131%と大幅に増加。
● ロングステイ(長期型滞在)が人気で、宿泊日数は5泊以上(平均5.9泊)が前年比145%ともっとも高い伸び。
● 平均宿泊単価は前年比105%とプラスで推移。
■夏休みの旅行同行者
● もっとも割合が高いのは「夫婦二人での旅行」で23.7%。
● 「一人旅」は14.9%。中でも男性20・30代は25%以上、約4人に1人が実施予定と高い傾向。
■夏休みの人気旅行先ランキング(人泊数)
● カップル・夫婦、男性グループは北海道の「札幌」、ファミリーは千葉県の「舞浜・浦安・船橋・幕張」と、同行者別で異なる結果に。
*カップル・夫婦、ファミリー、男性グループ、女性グループごとに算出。また男性グループ、女性グループは2名以上で算出。
夏休み期間の人泊数、宿泊日数、平均宿泊単価
● 人泊数は前年比131%と大幅に増加。
● ロングステイ(長期型滞在)が人気で、宿泊日数は5泊以上(平均5.9泊)が前年比145%ともっとも高い伸び。
● 平均宿泊単価は前年比105%とプラスで推移。
『じゃらんnet』における2015年夏休み期間(7月18日~8月31日の期間に含まれる宿泊)の宿泊動向は、人泊数が前年比131%、平均宿泊単価前年比105%となり、前年より国内旅行は好調に推移。
また平均宿泊日数は1泊が半数以上を占めるが、前年比でみると、4泊・5泊以上がそれぞれ前年比140%以上と伸びをみせており(データ1)、国内旅行のロングステイ(長期型滞在)が増加傾向。また、『じゃらんnet』検索キーワードランキングにおいても、「ロングステイ」が急上昇している。さらに宿泊施設においても、地元の人のような感覚で「過ごす・暮らす」という宿泊プランが人気であることから、ロングステイをしながらその土地ならではの旅行をすることに注目が高まっていることがうかがえる。
アンケート結果では夏休みの旅行について、「昨年の夏終わりから秋」から「春ごろ(3月以降)」までに計画した人は計・49.6%と約半数を占める。夏旅の情報やプランが出そろうゴールデンウィーク明けより前に計画した人が約半数に達している。
近年、『じゃらんnet』でも予約の早期化が傾向として見受けられるが、特に東京都・大阪府では訪日外国人の増加からか、宿泊予約が直前になると取りづらいことや、宿泊施設が早期予約用の通常よりも安価なプランを販売することから、今後も早期の計画・予約は増加していくと考えられる。
アンケートで夏休み旅行の同行者を尋ねたところ、「夫婦二人での旅行」が全体で23.7%ともっとも高く、特に子どもに手がかからなくなった50歳以上の男女で高い傾向。また、「子連れ家族旅行」が全体で21.8%と次いで高く、特にファミリー世代の30・40代の男女に多い傾向。一方、「一人旅」は全体で14.9%と「友人」などを押さえ3番目に多く、中でも20・30代の男性が25%以上と実に約4人に1人が実施と高い割合を占めている。
中でも、20歳男女で「親との家族旅行」が、「恋人との旅行」「友人との旅行」よりも高い結果となっていることから、夏休み期間は、家族で旅行する傾向にあることがうかがえる。
同行者別* 旅行動向と人気旅行先ランキング(予約件数)
【夏休みの人気旅行先ランキング】(人泊数)
● 夏休みの人気旅行先は前年とほぼ変わらず、「北海道」「沖縄県」「東京都」が人気。
【同行者別* 旅行動向と人気旅行先ランキング】(予約件数)
● 宿泊予約件数は女性グループ*が前年よりもっとも増加し前年比142%。
● カップル・夫婦、男性グループ*は北海道の「札幌」、ファミリーは千葉県の「舞浜・浦安・船橋・幕張」と、同行者別で異なる結果に。
*カップル・夫婦、ファミリー、男性グループ、女性グループごとに算出。また男性グループ、女性グループは2名以上で算出。
大阪府は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの影響が大きく、人気シリーズ「HERO」の映画公開を記念にコラボを実施するなど、例年人気の夏イベントに加え、飽きさせない仕掛けが観光客増の後押しとなっている。引き続き人気のあべのハルカスや新世界も加わり、大阪府は今年の夏も人気が継続する模様。
【同行者別 旅行動向と人気旅行先ランキング】(予約件数)
● 宿泊予約件数は、女性グループが前年よりもっとも増加し前年比142%。行き先は神奈川県の「横浜」が一番人気で昨年の人気ランキング4位から1位に上昇。2位以下も交通の便が良く、ショッピングや食も楽しめるような大都市圏が中心となった。
● カップル・夫婦は昨年に引き続き北海道の「札幌」が1位。また2位にランクインした福岡県の「福岡市」は、男性グループ、女性グループでも人気旅行先のトップ3にランクイン。音楽イベントや音楽フェスの開催、また大型商業施設の増床・リニューアルも相次ぎ、支持を集めている。カップル・夫婦の4位には昨年8位の大阪府の「大阪駅・梅田駅・福島・淀屋橋・本町」がランクインし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気の高さがうかがえる。
● ファミリーでは千葉県の「舞浜・浦安・船橋・幕張」が昨年同様1位。また10位中、沖縄県は離島を含め4エリアがランクイン。子ども、大人のいずれも楽しめるエリアであり、またLCCの就航などで比較的安価で、かつ利便性が高まったことから支持を集めていることが考えられる。また大分県の「別府」は「デスティネーションキャンペーン」や「ふるさと割クーポン」など観光客誘客に力を入れており、昨年8位から7位へアップ。
・対象期間:2015年7月18日〜8月31日
・国内旅行:国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパック
※レジャー予約のみ(1室利用人数1名予約は除く)
【夏休みに関するアンケート】
アンケート期間:2015年6月13日~6月14日
対象:全国20~69歳の男女
有効回答数:1,000件
調査内容:2015年の夏休み期間における実施予定の1泊以上の国内旅行について
調査方法:インターネットによるアンケート
▼リクルートライフスタイルについて
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/
■夏休み期間の人泊数、宿泊日数、平均宿泊単価(前年同時期比、以下前年比)
● 人泊数は前年比131%と大幅に増加。
● ロングステイ(長期型滞在)が人気で、宿泊日数は5泊以上(平均5.9泊)が前年比145%ともっとも高い伸び。
● 平均宿泊単価は前年比105%とプラスで推移。
■夏休みの旅行同行者
● もっとも割合が高いのは「夫婦二人での旅行」で23.7%。
● 「一人旅」は14.9%。中でも男性20・30代は25%以上、約4人に1人が実施予定と高い傾向。
■夏休みの人気旅行先ランキング(人泊数)
■同行者別* 旅行動向と人気エリア(予約件数)
● 同行者別の宿泊予約件数は、女性グループが前年よりもっとも増加し前年比142%。● カップル・夫婦、男性グループは北海道の「札幌」、ファミリーは千葉県の「舞浜・浦安・船橋・幕張」と、同行者別で異なる結果に。
*カップル・夫婦、ファミリー、男性グループ、女性グループごとに算出。また男性グループ、女性グループは2名以上で算出。
夏休み期間の人泊数、宿泊日数、平均宿泊単価
● 人泊数は前年比131%と大幅に増加。
● ロングステイ(長期型滞在)が人気で、宿泊日数は5泊以上(平均5.9泊)が前年比145%ともっとも高い伸び。
● 平均宿泊単価は前年比105%とプラスで推移。
『じゃらんnet』における2015年夏休み期間(7月18日~8月31日の期間に含まれる宿泊)の宿泊動向は、人泊数が前年比131%、平均宿泊単価前年比105%となり、前年より国内旅行は好調に推移。
また平均宿泊日数は1泊が半数以上を占めるが、前年比でみると、4泊・5泊以上がそれぞれ前年比140%以上と伸びをみせており(データ1)、国内旅行のロングステイ(長期型滞在)が増加傾向。また、『じゃらんnet』検索キーワードランキングにおいても、「ロングステイ」が急上昇している。さらに宿泊施設においても、地元の人のような感覚で「過ごす・暮らす」という宿泊プランが人気であることから、ロングステイをしながらその土地ならではの旅行をすることに注目が高まっていることがうかがえる。
夏の国内旅行の予定計画時期(アンケート結果)
アンケート結果では夏休みの旅行について、「昨年の夏終わりから秋」から「春ごろ(3月以降)」までに計画した人は計・49.6%と約半数を占める。夏旅の情報やプランが出そろうゴールデンウィーク明けより前に計画した人が約半数に達している。
近年、『じゃらんnet』でも予約の早期化が傾向として見受けられるが、特に東京都・大阪府では訪日外国人の増加からか、宿泊予約が直前になると取りづらいことや、宿泊施設が早期予約用の通常よりも安価なプランを販売することから、今後も早期の計画・予約は増加していくと考えられる。
夏休み旅行の同行者(アンケート結果)
アンケートで夏休み旅行の同行者を尋ねたところ、「夫婦二人での旅行」が全体で23.7%ともっとも高く、特に子どもに手がかからなくなった50歳以上の男女で高い傾向。また、「子連れ家族旅行」が全体で21.8%と次いで高く、特にファミリー世代の30・40代の男女に多い傾向。一方、「一人旅」は全体で14.9%と「友人」などを押さえ3番目に多く、中でも20・30代の男性が25%以上と実に約4人に1人が実施と高い割合を占めている。
中でも、20歳男女で「親との家族旅行」が、「恋人との旅行」「友人との旅行」よりも高い結果となっていることから、夏休み期間は、家族で旅行する傾向にあることがうかがえる。
夏休みの人気旅行先ランキング(人泊数)
同行者別* 旅行動向と人気旅行先ランキング(予約件数)
【夏休みの人気旅行先ランキング】(人泊数)
● 夏休みの人気旅行先は前年とほぼ変わらず、「北海道」「沖縄県」「東京都」が人気。
【同行者別* 旅行動向と人気旅行先ランキング】(予約件数)
● 宿泊予約件数は女性グループ*が前年よりもっとも増加し前年比142%。
● カップル・夫婦、男性グループ*は北海道の「札幌」、ファミリーは千葉県の「舞浜・浦安・船橋・幕張」と、同行者別で異なる結果に。
*カップル・夫婦、ファミリー、男性グループ、女性グループごとに算出。また男性グループ、女性グループは2名以上で算出。
【夏休みの人気旅行先ランキング】(人泊数)
前年と順位の変動はほぼないものの、大阪府、京都府が昨年より順位を上げる。大阪府は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの影響が大きく、人気シリーズ「HERO」の映画公開を記念にコラボを実施するなど、例年人気の夏イベントに加え、飽きさせない仕掛けが観光客増の後押しとなっている。引き続き人気のあべのハルカスや新世界も加わり、大阪府は今年の夏も人気が継続する模様。
【同行者別 旅行動向と人気旅行先ランキング】(予約件数)
● 宿泊予約件数は、女性グループが前年よりもっとも増加し前年比142%。行き先は神奈川県の「横浜」が一番人気で昨年の人気ランキング4位から1位に上昇。2位以下も交通の便が良く、ショッピングや食も楽しめるような大都市圏が中心となった。
● カップル・夫婦は昨年に引き続き北海道の「札幌」が1位。また2位にランクインした福岡県の「福岡市」は、男性グループ、女性グループでも人気旅行先のトップ3にランクイン。音楽イベントや音楽フェスの開催、また大型商業施設の増床・リニューアルも相次ぎ、支持を集めている。カップル・夫婦の4位には昨年8位の大阪府の「大阪駅・梅田駅・福島・淀屋橋・本町」がランクインし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気の高さがうかがえる。
● ファミリーでは千葉県の「舞浜・浦安・船橋・幕張」が昨年同様1位。また10位中、沖縄県は離島を含め4エリアがランクイン。子ども、大人のいずれも楽しめるエリアであり、またLCCの就航などで比較的安価で、かつ利便性が高まったことから支持を集めていることが考えられる。また大分県の「別府」は「デスティネーションキャンペーン」や「ふるさと割クーポン」など観光客誘客に力を入れており、昨年8位から7位へアップ。
【『じゃらんnet』 国内宿泊旅行動向抽出条件】
・対象期間:2015年7月18日〜8月31日
・国内旅行:国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパック
※レジャー予約のみ(1室利用人数1名予約は除く)
【夏休みに関するアンケート】
アンケート期間:2015年6月13日~6月14日
対象:全国20~69歳の男女
有効回答数:1,000件
調査内容:2015年の夏休み期間における実施予定の1泊以上の国内旅行について
調査方法:インターネットによるアンケート
▼リクルートライフスタイルについて
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/
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