再生材料を一部に使用したリサイクルつめかえパックが日本包装技術協会 木下賞・研究開発部門を受賞
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、再生材料を一部に使用した洗濯用液体高濃度洗剤のつめかえパックにより、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第48回木下賞 研究開発部門」を連携した企業とともに受賞(※1)しました。この受賞は、花王株式会社(社長:長谷部 佳宏)が開発した使用済みつめかえパックの水平リサイクル技術と、プラスチック包装容器資源循環型社会の実現に向けた業界を超えた各社との連携を評価されたものです。
※1 花王株式会社、株式会社フジシール、三井化学株式会社、株式会社プライムポリマー、東ソー株式会社
■ 背景
当社は、資源循環型社会の実現に向けて、2030年までに製品及び容器に使用するプラスチック資源量における石化由来プラスチック使用率を70%以下にすることを目標に掲げています。
2020年9月からはプラスチック包装容器資源循環型社会の実現に向けたつめかえパックの回収を花王株式会社と開始しており、花王株式会社で開発した水平リサイクル技術によって「おかえりつめかえパック」として再生し、両社が一部店舗において数量限定で発売しました※2。
※2 2023年5月16日発表資料:花王とライオン、使用済みつめかえパックを協働で水平リサイクル 再生材料を一部に使用したつめかえパックを初めて製品化 https://www.lion.co.jp/ja/news/2023/4302
■ 授賞式
2024年10月23日(水)に東京ビックサイト(国際展示場)にて、執り行われました。
左:花王株式会社 常務執行役員 研究開発部門統括 久保 英明氏
右:ライオン株式会社 取締役兼上席執行役員 乘竹 史智
◆日本包装技術協会 木下賞:日本包装技術協会第二代会長で包装界に多大な功績のあった故木下又三郎氏の功績を記念して創設された表彰事業で、包装産業に貢献のあった製品・技術に与えられます。「研究開発」「改善合理化」「新規創出」の三部門があります。 |
■ 今後の予定
当社は、今後も包装・容器における環境負荷低減に向けた技術開発を推進し、資源循環型社会の実現に貢献してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像