TABLE FOR TWOがダブル受賞 保健文化賞 / ジャパンSDGsアワード「SDGs副本部長(外務大臣)賞」2つの賞を受賞
日本発、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(東京都港区、代表理事・安東迪子、以下TFT)は、この度、「第71回 保健文化賞」、第3回ジャパンSDGsアワード「SDGs副本部長(外務大臣)賞」を受賞しました。
保健文化賞(主催:第一生命保険-後援:厚生労働省ほか)は、保健衛生の向上に継続的に取り組んできた団体・個人を表彰するもので、戦後間もない1950年に衛生環境が悪化する中、日本国内での栄養不足や結核などの課題に対する取り組みを対象として創設された賞です。時代とともに表彰の対象も変化し、近年では生活習慣病対策、海外医療、高齢者や障がい者への福祉などの分野における課題への継続的な取り組みの受賞が増えています。
そのような中、先進国の人々と開発途上国の子どもたちが食を分かち合うという仕組みを提唱し、開発途上国の栄養状態改善や教育機会整備、先進国では健康増進や肥満防止に貢献しているとして、TFTのこれまでの活動に高い評価をいただきました。贈呈式では厚生労働大臣からの表彰状を、その翌日には天皇皇后両陛下に拝謁の機会を賜りました。拝謁の際にはTFTの活動についてご報告申し上げ、両陛下より労いと激励のお言葉を頂戴しました。
また、ジャパンSDGsアワード(主催:SDGs推進本部-本部長:内閣総理大臣)は、2015年に国連で採択されたSDGsの達成に向けて、全国務大臣を構成員とする持続可能な開発目標(SDGs)推進本部が、優れた取り組みを行う企業・団体等を表彰する制度です。今回は、開始から 5年間で450 万食の給食を開発途上の子どもたちに届けてきた「おにぎりアクション」(主催:TABLE FOR TWO、トップスポンサー:日産セレナ)において受賞しました。おにぎりという身近なもので誰もが参加できるわかりやすく気軽なアクションであり、かつステークホルダーとの強固なパートナーシップが評価を受けたものです。
◆TABLE FOR TWO International 代表理事 安東 迪子コメント
このたび、「保健文化賞」という歴史ある栄えある賞と、「ジャパンSDGsアワード」というSDGs達成に向け新たに創設された賞の両方が当法人に授与されたことは、この上ない栄誉であり、大きな喜びを感じております。TABLE FOR TWOは2007年の創設以来、世界の肥満と飢餓を解決する日本発の社会事業として、開発途上国における貧困や飢餓の撲滅、子どもたちへの教育機会の提供など、保健衛生の分野での課題解決を通じてSDGs達成に資する取り組みを行なってまいりました。これまで当法人の活動に温かいご支援・ご協力をいただいた全ての皆様へ、心からの感謝を申し上げます。今回の受賞を励みに、関係者一同、これからも世界の課題解決に向けて活動に邁進してまいります。
◆保健文化賞について
保健文化賞は、保健衛生の向上に取り組む団体・個人に感謝と敬意を捧げる賞として1950年に創設されました。保健衛生の分野で、その時代におけるさまざまな課題に継続的に取り組んできた団体・個人を表彰するもので、第一生命が主催、厚生労働省、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団の後援により実施されています。今回の受賞者は、団体10件、個人5名です。
受賞者には厚生労働省から表彰状、第一生命保険からは感謝状と賞金が贈呈され、贈呈式の翌日には天皇皇后両陛下の拝謁を賜りました。
厚生労働省:第71回「保健文化賞」受賞者が決まりました
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000544681.pdf
第一生命保険株式会社:第71回「保健文化賞」受賞者の決定について
https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2019_038.pdf
◆ジャパンSDGsアワードについて
「ジャパンSDGsアワード」は、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体等の取組を促し、オールジャパンの取組を推進するために創設されました。SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として表彰するもので、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて決定されます。令和元年は第3回目の開催となり、378団体が応募し、SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞に魚町商店街振興組合、SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞に大阪府、「九州力作野菜」「果物」プロジェクト共同体(代表:イオン九州株式会社)、SDGs推進副本部長(外務大臣)賞に特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International、株式会社富士メガネが選ばれました。
外務省:第3回「ジャパンSDGsアワード」の結果
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/award3_win.pdf
◆おにぎりアクションについて
おにぎりアクションは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、「おにぎり」の写真をSNS(Facebook, Instagram, Twitter, FiNC)、またはおにぎりアクションの特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。(特設サイト:https://onigiri-action.com/) 2015年に開始してから2019年までの5年間の開催で、累計80万枚の写真が投稿され、約450万食の給食を届けています。
本年は、アクションの趣旨に賛同した、日産セレナ(トップスポンサー)、イオン、オイシックス・ラ・大地、伊藤園、ベネッセ(初参加)、Mizkan(初参加)、日本航空、FiNC、旭化成ホームプロダクツ、象印マホービン、福井県、福井県あわら市など国内26社の他、アメリカに拠点を置く企業20社が、今回の「おにぎりアクション2019」に賛同し、協賛または寄付つき商品を販売、商品・サービスを提供しました。
◆NPO法人TABLE FOR TWO Internationalについて( https://jp.tablefor2.org/ )
2007年10月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントできる。これまで企業や官公庁、大学、病院など約720 団体が参加。これまで約7,000万食をアフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、タンザニア、ケニア、アジアのフィリピンに届けた。
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