カスペルスキーと静岡大学、「ジュニアスマホ検定」および「情報モラル診断サービス」の2019年度版を無償で提供開始
~フェイクニュースや裏アカなど、現状の問題を反映した質問を追加~
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健、以下カスペルスキー)と国立大学法人静岡大学(所在地:静岡県静岡市、学長:石井潔、以下静岡大学)は、「ジュニアスマホ検定」および「情報モラル診断サービス」の2019年度版を、本日より無償で提供開始します。
「ジュニアスマホ検定」および「情報モラル診断サービス」は、情報モラルの知識や理解度を測ることができるWeb検定サービスです。質問は、内閣府が実施する「青少年のインターネット利用環境実態調査」、文部科学省などが示す「情報モラルで身につけるべき5つの柱」(情報社会の倫理、法の理解と遵守、安全への知恵、情報セキュリティ、公共的なネットワーク社会の構築)に沿った内容になっており、選択形式で回答します。情報モラル教育のさらなる充実を目的とし、カスペルスキーのセキュリティ対策に関する専門性と、静岡大学 教育学部 塩田真吾准教授の情報モラル教育の専門性をもとに2015年に開発しました。サービス開始から両サービスの受検者は累計5万人を超え、家庭と学校の両面からインターネットを利用する子どもたちへの教育に貢献しています。
■ 2019年度版の主な更新点(両サービス共通)
・ 現状の問題を反映した質問を追加
フェイクニュースや裏アカ、動画共有サイトへの投稿など、現在のインターネットを取り巻く問題を反映し実情に沿った質問を追加しました。
・ サービスを活用するために「してもよい」ことを学ぶ質問を追加
ゲームアカウント作成やフリーWi-Fi使用、動画共有サイトへの投稿時の注意点など、インターネットサービスを活用することを前提にした質問を追加しました。「してはいけない」という禁止事項だけでなく、正しく使用するために「してもよいこと」を学べる質問になっています。
静岡大学 教育学部 塩田真吾准教授は次のように述べています。
「現在、学校や家庭では「情報モラルをどう教えるか」が大きな課題となっておりますが、教えることの基礎となるのは、「子どもたちがどのような情報機器をどの程度使い、どのような知識を持っているのか」を事前に把握すること(レディネスチェック)です。まずは本サービスを用いて、子どもたちのネットの利用状況やモラル、セキュリティ、法に関する知識を把握してほしいと思います」
カスペルスキー 社長室 CSRマネージャーの籔内祥司は次のように述べています。
「インターネットの世界は日々進歩しているため、子どもたちが知るべき知識や気をつけなければならない内容も常に変化し続けています。これからも最新の情報を取り入れながら、実態に合った検定サービスを提供し、情報モラルや情報セキュリティ教育をサポートするために活動を続けてまいります」
■ 小中学生と保護者向け「ジュニアスマホ検定」
ジュニアスマホ検定は、小学校4年生から中学校3年生までの児童や生徒とその保護者を対象にしたWeb検定サービスです。質問はスマートフォンなどでのインターネット利用状況と、情報モラル全般(モラル、セキュリティ、法)を問うもので、選択形式で回答します。子どもは受検を通じてインターネット利用時の基礎知識を学ぶことができ、保護者も同じ検定を受けることで子どもとの知識のギャップを把握できます。検定結果をもとに話し合い、スマートフォンの利用ルールを決めることにも役立ちます。自宅で気軽に受検できることもあり、2015年6月のサービス開始以来、延べ2万2,000人以上が受検しました。
ジュニアスマホ検定 公式サイト https://www.sumaho-kentei.jp
・ 対 象:小学校4年生から中学校3年生とその保護者
・ 概 要:
-受検レベルは2種類あり、小学校4年生から6年生を対象にした「基本」は16問、中学生を対象にした「上級」は25問が出題されます。
-インターネットの利用状況を尋ねる質問と、情報モラル全般(モラル、セキュリティ、法)に関する質問がランダムに出題されます。
-得点配分は100点満点中、インターネット利用状況が10点、情報モラル全般が90点です。(モラル30点、セキュリティ30点、法30点)
-受検結果が80点以上の場合は合格証書が表示され、印刷することもできます。
-会員登録して受検すると履歴が残せるため、理解度の変化を確認したり、正しい解答を学んだ上で再受検することができます。会員登録しなくても受検できます。
-保護者が子どもと同じレベルを受検することで、知識のギャップを把握し家庭での教育に生かすことができます。
-スマートフォン利用時のルールが作成できます。印刷して家庭内で掲示し、ルールを守った使い方を意識することに役立てられます。
■ 小中学校教員向け「情報モラル診断サービス」
情報モラル診断サービスは、学校で検定を実施し児童や生徒のインターネット利用状況を把握することができる教員向けのサービスです。診断対象は小学4年生~中学3年生で、質問はジュニアスマホ検定の「上級」と同じです。検定結果を全国対比や分布図などでわかりやすく可視化できるため、情報収集と分析にかかる時間と労力が軽減できるうえ、実情に沿った効果的な指導に役立てることができます。結果から注意を要する児童・生徒を抽出し、具体的な指導も可能です。2015年5月のサービス開始以来、全国約550の小中学校で、累計3万2,000人以上が受検しました。
情報モラル診断サービス 公式サイト https://www.netmoral.net/
・ 対 象:全国の小中学校(小学校4年生から中学校3年生)
・ 概 要:
-検定内容はジュニアスマホ検定の「上級」と同じです。
-児童・生徒は「生徒用マイページ」で、解答結果と解説、診断履歴が確認できます。
-教員は「教師専用ページ」で、事前にクラス情報や児童・生徒情報(新規登録、編集、パスワードリセット、診断履歴)の登録や、問題および解説を確認することができます。また、診断結果分布図、クラス別全国対比のグラフを見ることができます。
■ 静岡大学 教育学部 塩田研究室 塩田真吾氏 プロフィール
静岡大学 教育学部 学校教育講座 准教授。1981年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。2009年より現職。専門は、教育工学、情報教育、授業デザイン。「社会とつながる授業」をテーマに、様々な企業と連携しながら「授業デザイン」について工学的に研究している。主な著書に、『行動改善を目指した情報モラル教育』(2018)などがある。
■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、27万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jp をご覧ください。
■ 2019年度版の主な更新点(両サービス共通)
・ 現状の問題を反映した質問を追加
フェイクニュースや裏アカ、動画共有サイトへの投稿など、現在のインターネットを取り巻く問題を反映し実情に沿った質問を追加しました。
・ サービスを活用するために「してもよい」ことを学ぶ質問を追加
ゲームアカウント作成やフリーWi-Fi使用、動画共有サイトへの投稿時の注意点など、インターネットサービスを活用することを前提にした質問を追加しました。「してはいけない」という禁止事項だけでなく、正しく使用するために「してもよいこと」を学べる質問になっています。
静岡大学 教育学部 塩田真吾准教授は次のように述べています。
「現在、学校や家庭では「情報モラルをどう教えるか」が大きな課題となっておりますが、教えることの基礎となるのは、「子どもたちがどのような情報機器をどの程度使い、どのような知識を持っているのか」を事前に把握すること(レディネスチェック)です。まずは本サービスを用いて、子どもたちのネットの利用状況やモラル、セキュリティ、法に関する知識を把握してほしいと思います」
カスペルスキー 社長室 CSRマネージャーの籔内祥司は次のように述べています。
「インターネットの世界は日々進歩しているため、子どもたちが知るべき知識や気をつけなければならない内容も常に変化し続けています。これからも最新の情報を取り入れながら、実態に合った検定サービスを提供し、情報モラルや情報セキュリティ教育をサポートするために活動を続けてまいります」
■ 小中学生と保護者向け「ジュニアスマホ検定」
ジュニアスマホ検定は、小学校4年生から中学校3年生までの児童や生徒とその保護者を対象にしたWeb検定サービスです。質問はスマートフォンなどでのインターネット利用状況と、情報モラル全般(モラル、セキュリティ、法)を問うもので、選択形式で回答します。子どもは受検を通じてインターネット利用時の基礎知識を学ぶことができ、保護者も同じ検定を受けることで子どもとの知識のギャップを把握できます。検定結果をもとに話し合い、スマートフォンの利用ルールを決めることにも役立ちます。自宅で気軽に受検できることもあり、2015年6月のサービス開始以来、延べ2万2,000人以上が受検しました。
ジュニアスマホ検定 公式サイト https://www.sumaho-kentei.jp
・ 対 象:小学校4年生から中学校3年生とその保護者
・ 概 要:
-受検レベルは2種類あり、小学校4年生から6年生を対象にした「基本」は16問、中学生を対象にした「上級」は25問が出題されます。
-インターネットの利用状況を尋ねる質問と、情報モラル全般(モラル、セキュリティ、法)に関する質問がランダムに出題されます。
-得点配分は100点満点中、インターネット利用状況が10点、情報モラル全般が90点です。(モラル30点、セキュリティ30点、法30点)
-受検結果が80点以上の場合は合格証書が表示され、印刷することもできます。
-会員登録して受検すると履歴が残せるため、理解度の変化を確認したり、正しい解答を学んだ上で再受検することができます。会員登録しなくても受検できます。
-保護者が子どもと同じレベルを受検することで、知識のギャップを把握し家庭での教育に生かすことができます。
-スマートフォン利用時のルールが作成できます。印刷して家庭内で掲示し、ルールを守った使い方を意識することに役立てられます。
■ 小中学校教員向け「情報モラル診断サービス」
情報モラル診断サービスは、学校で検定を実施し児童や生徒のインターネット利用状況を把握することができる教員向けのサービスです。診断対象は小学4年生~中学3年生で、質問はジュニアスマホ検定の「上級」と同じです。検定結果を全国対比や分布図などでわかりやすく可視化できるため、情報収集と分析にかかる時間と労力が軽減できるうえ、実情に沿った効果的な指導に役立てることができます。結果から注意を要する児童・生徒を抽出し、具体的な指導も可能です。2015年5月のサービス開始以来、全国約550の小中学校で、累計3万2,000人以上が受検しました。
情報モラル診断サービス 公式サイト https://www.netmoral.net/
・ 対 象:全国の小中学校(小学校4年生から中学校3年生)
・ 概 要:
-検定内容はジュニアスマホ検定の「上級」と同じです。
-児童・生徒は「生徒用マイページ」で、解答結果と解説、診断履歴が確認できます。
-教員は「教師専用ページ」で、事前にクラス情報や児童・生徒情報(新規登録、編集、パスワードリセット、診断履歴)の登録や、問題および解説を確認することができます。また、診断結果分布図、クラス別全国対比のグラフを見ることができます。
■ 静岡大学 教育学部 塩田研究室 塩田真吾氏 プロフィール
静岡大学 教育学部 学校教育講座 准教授。1981年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。2009年より現職。専門は、教育工学、情報教育、授業デザイン。「社会とつながる授業」をテーマに、様々な企業と連携しながら「授業デザイン」について工学的に研究している。主な著書に、『行動改善を目指した情報モラル教育』(2018)などがある。
■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、27万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jp をご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像