シンプルなシステム構成でコスト削減を実現!PPA事業者向け太陽光発電システム用モニタとパワーコンディショナを発売開始
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:四方克弘、以下、OSS)は、住宅でのPPA (※1)向けに、売買電量取得機能を追加した太陽光発電システム用モニタ「エナジーインテリジェントゲートウェイ(以下、EIG)」および、特定計量制度(※2)に対応したパワーコンディショナ(以下、パワコン)を2026年8月上旬より発売開始(※3)いたします。

<製品の外観>

近年、電気料金の高騰や地方自治体による太陽光発電システムの設置義務化などの脱炭素の流れを背景に、太陽光発電の導入ニーズが高まっています。その中でも、初期投資不要で導入可能なPPAをはじめとする新たな電力ビジネスモデルが拡大しています。特に住宅分野では、太陽光発電への関心はあるものの、初期投資負担が導入のハードルとなっていた層に対する新たな選択肢として、住宅向けPPAサービスへの注目が高まっています。
その一方で、PPAビジネスにおいては、計測機器や通信機器を組み合わせた複雑なシステム構成となり、機器点数の増加によるコスト増加や設計・施工負担の増大が課題となっています。
OSSではこれらの課題を解決するため、太陽光発電システム用モニタ「EIG」に売買電量取得機能を追加するとともに、パワコン「KPK-Aシリーズ」および「KPR-Aシリーズ」に特定計量対応タイプを追加しました。本システムは、電力会社のスマートメーター(※6)から売電量・買電量を取得できる機能と、特定計量制度に対応した電力計測機能を備えることで、PPA運用に必要な機能を最小限の構成で実現しています。これにより、機器点数を抑えたシンプルなシステム構成となり、導入時の機器コストや施工負担の軽減につながります。
■主な特長
・機器点数削減による総コスト低減
EIGが電力会社のスマートメーターから売電量・買電量を取得できるようになったことに加え、パワコンが特定計量制度に対応したことで、従来必要とされていた検定付メーター (※7)やコントローラが不要となりました。
これにより、PPA運用において機器点数を抑えることができ、導入時の機器費用の低減につながります。
また、検定付メーターの10年ごとの交換も不要となるため、更新費用の削減にも貢献します。
・施工性向上による施工・運用コスト軽減
検定付メーターを含む周辺機器を削減し、設置点数の削減と配線作業の効率化により、施工工数の削減を実現しました。また、導入後の管理・運用もシンプルになり、運用コストの削減にも貢献します。
・出力制御(※8)に標準対応
EIGは出力制御機能を標準搭載しており、電力会社の要件に対応した運用が可能です。
■従来構成との比較

■主な仕様(※12)
エナジーインテリジェントゲートウェイ 計測ユニット

*1.APモード時の5GHzの帯域はW52限定です。
*2.ECHONET Lite対応機器とは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムが発行したECHONET Lite規格およびアプリケーション通信インターフェース仕様(ECHONET Lite AIF仕様)に準拠した機器です。ECHONET Lite、ECHONET Lite AIF、ECHONETロゴマークは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムの登録商標です。
KPK-Aシリーズ 特定計量対応タイプ

*3.使用期間は、一般社団法人日本電機工業会(JEMA)が発行する規格「JEM1514」に基づく通電耐久試験(試験条件1:
85℃、85%RH、1,000時間)の結果をもとに算出しています。使用期間の定義は、JEM1514 解説3.8(p.22)によります。
KPR-Aシリーズ 特定計量対応タイプ

<関連情報>
住宅用PPAシステム詳細ページ
https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/energy/product/low-voltage-ppa-system/
OSSは、今後も住宅向けPPA市場の拡大や再生可能エネルギーの普及に貢献する製品・サービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1.PPA: 「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略。施設所有者が提供する敷地や屋根などのスペースに、太陽光発電設備の所有・管理を行う会社(PPA事業者)が太陽光発電システムを設置し、その設備で発電した電力を施設の電力使用者へ有償で提供する仕組み。設備の所有者は第三者(事業者または別の出資者)となるため、利用者は資産を保有することなく再生可能エネルギーを利用できる。
※2.特定計量制度:経済産業省「強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律」において、再生可能エネルギーの導入拡大等を図るために盛り込まれた電気計量制度の合理化を図る措置。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/measure/tokutei/index.html#flow
※3.現時点での予定となります。具体的な発売日・出荷日などについては購入窓口までお問合せください。
※4.本機能追加に伴う形式の変更はありません。
※5.EIGは、経済産業省及び独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が管理・運用する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」★1(レベル1)の適合ラベルを取得。(登録番号:2026020600001615)
※6.電力会社のスマートメーター:電力会社が設置する通信機能付き電力量計。売電量・買電量等の把握に用いられる。
※7.検定付メーター:計量法に基づく検定を受けた電力量計。課金用電力量の計測に用いられる。
※8.出力制御:電力需給バランスを維持するため、電力会社の指示に基づき太陽光発電などの発電出力を抑制すること。発電量が需要を上回る場合などに実施される。
※9.宅内LANを使用ください。
※10.本システム使用の場合、EIG(ローカルモデル)は対象外となります。
※11.EIGと電力会社スマートメーターの接続はWi-SUN通信のみの対応です。別途市販品のUSBドングルが必要です。
※12.仕様・製品デザインなどについては現時点での予定のため、予告なく変更する場合があります。
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、独自のオートメーション技術で、自動改札機や交通管制システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。労働力不足・エネルギー・レジリエンスといった社会課題に対し、IoT/AI、パワーエレクトロニクス、エネルギーマネジメント、ソフト・クラウド技術を融合したトータルサービスを、提案から運用・保守まで一貫して提供。 再生可能エネルギーの普及など社会インフラの持続性向上に貢献し、"ソーシャルグッド"あふれる未来の実現を目指します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
