SDGsは、社会課題を解決しながら経済合理性を担保できるのか？

3月30日開催「fabbit Conference」レポート

株式会社システムソフト（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：吉尾 春樹、東証一部：7527）でスタートアップと企業の第二創業を支援するfabbitは、2021年3月30日にSDGsと経済合理性をテーマにしたfabbit Conferenceを開催しました。

 

第一部の特別講演では、2030 SDGs 公認ファシリテーターやSDGs de 地方創生公認ファシリテーターとして活躍する横山泰治氏をお招きし、SDGsの17のゴールは繋がっていること、そして、世界では国や分野も超えて、具体的に行動を起こす時に来ていると言われていることが、ウォーターサーバー企業の例などを交えながら紹介されました。講演後には、ボードウォーク・キャピタル株式会社 代表取締役社長CEOの那珂通雅氏を交えたディスカッションを行い、SDGは羅針盤とも言われ、SDGsに沿って行動することで投資も入り、成長につながるという考え方や、世界で注目を集めるTwentyというシャンプーや食器用洗剤のタブレットを提供する企業の事例や、日本古来の技術である「発酵」の可能性などが紹介されました。

横山泰治氏

 

第二部のパネルディスカッションでは、都市部でサンゴ礁生態系を再現する技術開発をしている株式会社イノカの取締役COOの竹内四季氏、スキルや経験を持つプロ人材をシェアする「ProSharing」などを提供する株式会社サーキュレーション ソーシャルデベロップメント推進室 代表の信澤みなみ氏が登壇し、両社がSDGsに取り組むようになった経緯や、SDGsをビジネスとして日本で始めるポテンシャルや、ビジネスとして拡大させていくためのキーポイントについて、ボードウォーク・キャピタル株式会社 代表取締役社長CEOの那珂通雅氏をモデレーターに、さまざまな論点が交わされました。

 

竹内四季氏

信澤みなみ氏

第三部には、上場企業社長セミナーとして、株式会社クリーク・アンド・リバー社の代表取締役社長 井川幸広氏が登壇し、同社の起業から上場、そして今後の事業展開などについて紹介されました。テレビディレクターから起業を決意したきっかけや、企業を成長させるために大切にしている考えや実践していること、そして今起業を考えている人やスタートアップの経営者に対してのアドバイスなどが語られたほか、那珂氏とのディスカッションでは、多くのビジネスパーソンにとって参考になる話が交わされました。

井川幸広氏

fabbitでは、スタートアップのエコシステムとして、多種多様なイベントや交流会を開催し、最先端の情報やビジネストレンド、更には事業に役立つ情報をお届けしてまいります。なお、fabbit会員サイトでは、過去のイベント動画を公開していますので、ぜひご覧ください。

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以上


【fabbitの概要】
fabbitは政府の提唱する「日本再興戦略2016」（現「未来投資戦略2018」）の趣旨に賛同し、「スタートアップ企業」や「中小企業の第二創業」の支援およびコワーキング・レンタルオフィス施設fabbitの運営を行っており現在国内23カ所、国外23カ所の拠点を有しており、会員数は10,000名以上に上ります。

※2020年12月末時点。数字は累計、変更になる可能性があります。
会員数･･･fabbit、Compass、及びグループ出資会社を含みます。
拠点数･･･グループ出資先のWorkbarを含んでいます。


【株式会社システムソフトの会社概要】
代表者：代表取締役社長　吉尾 春樹
本社所在地：東京都千代田区大手町二丁目6番1号 朝日生命大手町ビル2階

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