エミレーツ航空、105機の大規模改修計画を発表
プレミアム・エコノミー導入や機内設備のさらなる充実で最高の空の旅を提供しつづけるために
- ボーイング777型機53機とA380型機52機にプレミアム・エコノミーを導入し、777型機には1-2-1配列の新ビジネスクラスにアップグレードを検討
- 2022年末にドバイのエミレーツ・エンジニアリング・センターで18ヶ月の改修プログラムを開始予定
エミレーツ航空はドバイ・エアショー2021にて、最新ワイドボディ機105機の改修計画を発表しました。プレミアム・エコノミーを導入し、その他機内設備も充実させます。
2022年末から18ヶ月間かけて実施される改修プログラムは、ドバイの最先端施設であるエミレーツ・エンジニアリング・センターで行われます。本プログラムでは、52機のA380型機と53機のボーイング777型機に、新しいプレミアム・エコノミーの客室が導入されます。また、ボーイング777型機には1-2-1配列の最新ビジネスクラスの設置も検討されています。
エミレーツ航空社長ティム・クラーク卿は次のように述べています。「エミレーツ航空は、お客様のニーズにお応えし、空の上で最高の体験を提供し続けるために、この改修プログラムに投資します。プレミアム・エコノミーは約1年前に導入して以来、大きな反響をいただいております。その品質と快適さに対し、お客様から高い評価を受けています。これまでファースト、ビジネス、そしてフルサービスのエコノミークラスで改良を実施してきたように、今後はプレミアム・エコノミーをさらに発展させ、業界でも類を見ないエミレーツならではの体験を提供していきたいと考えています。また、全く新しいビジネスクラス製品も検討しています。詳細は順次発表します。
本改修プロジェクトの全工程が我々の本拠地であるドバイで実施されることを誇りに思います。これは、エミレーツ航空とUAEがこれまでに構築した広範なエコシステムの中で、今回のような高度かつ専門的技術が必要とされるプログラムもサポート可能な、航空分野における高い能力を示します。」
改修プログラム完了後、2021年12月までに受領予定の4クラス仕様のA380型機6機を含め、エミレーツ航空は合計111機のボーイング777型機およびエアバスA380型機でプレミアム・エコノミー・シートを提供することになります。
エミレーツ航空のボーイング777型機では、ビジネスクラスのすぐ後ろに位置するエコノミークラス5列を撤去し、2-4-2配列でプレミアム・エコノミーを24席設けます。また、エミレーツA380では、プレミアム・エコノミー56席をメインデッキ前方に2-4-2配列で設置します。
エミレーツ航空のプレミアム・エコノミー
エミレーツ航空のプレミアム・エコノミーは、他では体験できない特別な製品です。最高級の防汚レザーにステッチとウッドパネル仕上げを施した各シートは、6段階に調整可能なヘッドレストに加え、レッグレストとフットレストが備えてあり、最適な快適性とサポートを可能にするように設計されています。最大40インチのゆとりあるシートピッチ、19.5インチの座席幅、8インチのリクライニングで、広々と快適にお過ごしいただけます。また、簡単に接続できる座席内充電プラグや、広いダイニングテーブル、サイドカクテルテーブルなど、配慮が行き届いた設計となっています。
各座席にはプレミアム・エコノミー最大級である13.3インチの画面が設置されており、受賞歴のある機内エンターテインメントシステム『ice』で、音楽、映画、テレビ、ニュースなどのコンテンツをお楽しみいただけます。
エミレーツ航空のプレミアム・エコノミーの様子は次の動画からご覧いただけます。https://youtu.be/Y6jO8y2J47I
2021年12月末には、プレミアム・エコノミーを搭載したエミレーツ航空のA380型機が、フランクフルト、ロンドン・ヒースロー、ニューヨークJFK、パリの各路線で運航される予定です。
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本への就航を開始しました。成田国際空港や関西国際空港からドバイをはじめとする世界各地へ、最も快適な空の旅を提供しています。エミレーツ航空はその商品やサービスが評価され、世界のアワードの数々を受賞しており、今年のワールド・トラベル・アワードでは「リーディング・エコノミークラス」「エアライン・リワード・プログラム」「ビジネスクラス空港ラウンジ」の3部門で受賞しています。
お問い合わせ先
エミレーツグループ 広報
Redhill株式会社
Email: ekjapan@redhill.asia
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