自然との共生をデザインに落とし込んだ「Nature Remo Lapis」が「グッドデザイン賞」受賞

Nature株式会社

「自然との共生をドライブする」をミッションに掲げるNature株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:塩出 晴海、以下「Nature」)が、開発・販売するスマートリモコンシリーズ最新モデル「Nature Remo Lapis(ネイチャーリモラピス)」が、「2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞しました。審査委員からは”IOT機器は幾多とあるが、自然をテーマにしているものは見たことがなく、「石」に見立てることで空間に「ここちよさ」を生み出そうと果敢にチャレンジしている”点を評価いただきました。

◾️Natureがデザインにこだわる理由

Natureは、デザインを単なる美学としてではなく、使いやすさと機能性、そしてブランドの哲学をシームレスに統合した製品体験の拠り所と捉えており、デザインを起点にすることで卓越したユーザー・エクスペリエンスを提供できると信じています。製品開発の過程では、しばしばデザインが後回しにされてしまう事がありますが、Natureでは、創業以来一貫して、ユーザーの皆様に驚きと喜びを届けるデザイン主導の製品づくりにこだわり続けています。

■「Nature Remo Lapis」のデザインが生まれた背景

人と自然が共生できる社会。それは、カーボンニュートラルの実現を意味します。しかし気温は年々上昇し、節電要請の発出や電気代の高騰が続くなど様々な課題が発生しています。一方で家庭での節電は、こまめに電気を消したり、エアコンなど家電をオフにして我慢する慣習が未だ多数存在しています。そこでNatureは、テクノロジーの力で、快適さを確保しつつ、節電も実現できるスマートリモコンを開発しました。さらにスマートホームデバイスの間口を広げるため、オンボーディングプロセスの見直しや、自然界の心地よい造形や現象をプロダクトの随所に取り入れるなど、人間の本質的な「心地よさ」に寄り添うことを目指しました。

■デザインコンセプト「Live with Nature」(自然と調和するデザイン)

「Nature Remo Lapis」は、自然界にある造形、テクスチャ、色からインスパイアされています。人間の本質的な心地よさに寄り添うデザインを追求するNatureのデザインチームが、あらゆる自然の美しさを研究した結果、たどり着いたのは「海辺の石」でした。Lapis(ラピス)はラテン語で「石」を意味する言葉です。「自然との共生」をプロダクトで体現するため、海辺の石を拾って持ち帰る体験をそのまま開発プロセスに落とし込みました。まるで砂浜に埋まっているかのようなパッケージデザインや、「Nature Homeアプリ」のUIに水の波紋のアニメーションを用いるなど、体験の隅々まで一貫したコンセプトでデザインされています。

■Nature株式会社 デザイナー長尾友美のコメント

「自然とつながるテクノロジーはどんな姿をしているのだろう?」そんな問いから始まった「Nature Remo Lapis」の開発は、自然界の不完全さや温かみ、そして他との調和を追求し、「石」というモチーフにたどり着きました。プロダクト全体の体験には、自然が生み出す心地よさをヒントに、便利な暮らしと環境へのアクションをゆるやかにつなげる工夫が随所に施されています。「Nature Remo Lapis」がユーザーの皆様の暮らしを豊かにするパートナーとなれれば幸いです。

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

IOT機器は幾多とあるが、自然をテーマにしているものは見たことがなく、「石」に見立てることで空間に「ここちよさ」を生み出そうと果敢にチャレンジしている。その大変難しいコンセプトを成立させるために、一つひとつ表情が異なる素材の採用、パッケージ、アプリ表現なども一貫することで、徐々に違和感が払拭され、納得感を感じた。人によっては、スマートリモコンはやや難しそうな印象があることも事実であり、その心理的ハードルを下げる可能性を秘める全体パッケージがよい。手軽に声で操作できる点や高度なエアコン節電制御もアプリで感覚的に設定できる点など評価した。

■「Nature Remo Lapis」概要

Natureのミッション「自然との共生をドライブする」を体現する海辺の石から着想を得たデザインと環境に配慮した機能を備えたスマートリモコン「Nature Remo」の新モデル。「Nature Homeアプリ」に登録したお使いの家電をスマホから操作、自動制御できる他、独自機能として「オートエコ」機能で自動節電制御もでき、効率的な電力消費を実現します。他にもエアコンの「消し忘れアラート」や「熱中症アラート」機能を備えています。

■グッドデザイン賞とは

1957年創立のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 http://www.g-mark.org/

■Natureについて

Natureは、「自然との共生をドライブする」をミッションに、IoTプロダクトを活用し、再生可能エネルギーへのシフトの実現を目指しています。2017年にスマートリモコン「Nature Remo」を発売、日本のスマートホーム市場を牽引しています。2019年に「Nature Remo E」でエネルギーマネジメント事業に参入し、2022年より電力会社向けのデマンドレスポンスサービスの提供を開始しました。今後は、太陽光パネル・蓄電池・EV等の分散型エネルギーリソース(DER)を最適制御する独自のエネルギーマネジメントプラットフォーム「Nature DER Platform」を構築し、次世代の電力インフラのアップデートに貢献することでエネルギーの新しい未来を創造してまいります。

■「Nature Remo」シリーズについて

「Nature Remo(ネイチャーリモ)」は、累計販売台数70万台を超えるスマートリモコンです。赤外線リモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用でき、スマートフォンで外出先から家電の操作やスマートスピーカーと連携すれば、家電の音声操作も可能。また、タイマー機能や搭載センサー、スマートフォンのGPSなど条件を設定して、ご自身のライフスタイルに合わせた家電の自動操作も実現します。エアコンの節電制御や快適な室温制御機能を備え、自然の石をモデリングしてデザインを一新した「Nature Remo Lapis」、温度・湿度・照度・人感センサーを搭載した「Nature Remo 3」と温度センサーのみ搭載の「Nature Remo mini 2」、赤外線飛距離がシリーズ最長の「Nature Remo mini 2 Premium」、スマートホーム共通規格Matter対応の「Nature Remo nano」がございます。

■Nature株式会社 概要

社名  :Nature株式会社(ネイチャーカブシキガイシャ)

所在地 :〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1

設立  :2014年12月10日

代表者 :代表取締役 塩出 晴海(しおで はるうみ)

事業概要:IoT機器の開発・製造・販売、及びエネルギーマネジメント事業

製品  :「Nature Remo」、「Nature Remo E」シリーズ

URL  :https://nature.global/

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会社概要

Nature株式会社

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URL
https://nature.global/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1 KDX横浜ビル 11F
電話番号
-
代表者名
塩出 晴海
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2014年12月