“ごはん約3,200杯分”を社員・こども食堂・10代支援NPOへ還元。「つながる」田んぼプロジェクト

企業・地域・自然が交差し共に価値を生み出す。食べて終わらない、お米づくりで広げる持続可能な社会デザイン

スパイスファクトリー株式会社

デジタル・トランスフォーメーションを⽀援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木 広之介)は、2025年5月22日「国際生物多様性の日」に合わせ、一般社団法人埼玉を食べるが運営する地域共創プロジェクト「塚本郷Re農vation」に参画。埼玉県さいたま市桜区・塚本郷にて約1,500㎡(1.5反)田んぼのオーナーとなりました。

社員有志が、田植えから精米作業まで取り組み約480kg (ごはん約3,200杯分※)を収穫。育てたお米は、健康経営の一環として社員に配布するほか、NPO法人やこども食堂への寄付を行いました。

※ごはん1杯150gで換算 → 480kg ÷ 0.15kg ≒ 3,200杯 としています。

■「食べる」を超えてつながるお米づくり

「にじのきらめき」はコシヒカリと同等品種とされ、希少性も高い

当社は、「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」をパーパスに掲げ、事業成長と同時に、持続可能な社会の実現へ積極的に取り組んでいます。

塚本郷Re農vationへの参画は、生物多様性の回復と気候変動への緩和を目指すとともに、社員の成長・企業文化の醸成・持続可能な社会デザインの実践を目的としたものです。

<塚本郷Re農vationにおける主な活動>

  • 地元農家および運営団体との連携

  • 社員ボランティアによる田植え・稲刈り体験の実施 

  • 健康経営の一環としての収穫米活用

  • 社内イベント「全社カレーランチ会」でのお米利用

  • 社会貢献活動としての寄付

関連情報:

9月25日は「GLOBAL GOALS DAY」スパイスファクトリーのサステナビリティ活動報告

DX支援のスパイスファクトリー、田んぼオーナーに就任──塚本郷Re農vationで社員と育てる“ごはん3,000杯分”

■収穫したお米とともに想いを届ける

厚生労働省が公表した「令和4年国民生活基礎調査」によると、子ども(17歳以下)の貧困率は11.5%であり、そのうち、大人が一人の世帯では 44.5%と高い比率で推移しています。

毎年12月は、冬休み期間中の学校給食停止に加え、昨今の物価高騰が影響し、子どもの食料不安が深刻化する時期です。当社の収穫米還元は、この社会課題に直接資するものであり、持続的な食料支援に貢献します。

さらに、公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが実施した「2024年子どもの食 応援ボックス」申込者アンケート結果報告書(有効回答数:8,425世帯)では、89.4%の世帯が「物価上昇による食費の値上がりにより、十分な食料を買うお金がない」また、45.7%の世帯が長期休暇中などの給食がない期間の昼食を「あまりとれていない」「とれていない」と回答しています。

こうした状況から、家庭の食負担が増す冬休みに合わせた企業の食料支援は、地域の生活基盤を下支えする重要な役割を担っていると言えます。

「10代の孤立」社会課題に取り組む認定NPO法人D×Pへの寄付

右:認定NPO法人D×P 理事長の今井氏。左:スパイスファクトリー関西拠点長安川
各種支援物資とともにスパイスファクトリーのお米が10代の若者たちに届けられる

<代表者コメント>

認定NPO法人D×P 

理事長 今井 紀明

認定NPO法人D×P 理事長今井氏

お米をはじめとした食料品の価格が上がり、学費や家賃を優先するあまり食事を我慢して生活をつなぐ若者がいます。

そうした若者に私たちが届ける食糧支援。その中に皆さんが里山の田んぼで育てたお米を託してくださることに、あらためて感謝申し上げます。

このお米を支援している子どもや若者に届け、私たちの相談支援とあわせて安心して将来の一歩を踏み出せる環境をつくっていけるよう、これからも動いてまいります。

認定NPO法人D×P公式Webサイト


東京都荒川区内3ヶ所のこども食堂へ寄付

オイコス食堂を運営する大学生。二列目右:スパイスファクトリー取締役CSO流郷|中央:スパイスファクトリー代表取締役CEO高木|左:学生団体S.A.L. OIKOS project 代表古川氏
カレーを囲んで笑顔になる子どもたち。「一緒に田植えに参加してみたい!」という声も上がった

<代表者コメント>

学生団体S.A.L. OIKOS project 

代表 古川 陽登

学生団体S.A.L. OIKOS project 代表古川氏

お米をはじめとした食材の価格高騰は、こども食堂の運営にも直接的な影響を及ぼしています。限られた資源の中で、できるだけ多くの子どもたちに質の高い食事を届け続けることは年々難しさを増しています。

そうした中、大切に育てられたお米をご寄付いただき、心より感謝申し上げます。皆さまの思いは、子どもたちが「おかえり」と迎えられ、「ただいま」と言える居場所を続けていく力になります。

いただいたお米は、私たちが日々向き合っている子どもたちへ丁寧に届けます。ただ食事を満たすだけではなく、安心できる時間と、人とのつながりを感じられる体験として。

これからも子どもたちが未来に希望を持てるよう、支援の質を高め、一歩ずつ確かな環境づくりを進めてまいります。

学生団体S.A.L.公式Webサイト

こども食堂寄付先

  • オイコス食堂(東京都荒川区町屋3-2-1-B119)公式Instagram

  • タヴェルナ~小さな食堂~(東京都荒川区西日暮里6-15-11) 公式Facebook

  • こども食堂ふらっと♭(東京都荒川区西尾久4-28-8)

■田植えから収穫まで社員の手で育て、循環させるお米

【6月】田植えの様子:泥だらけになりながら、一列づつ等間隔で植えていく。声を掛け合いチームワークを高め、少しづつ田植えのコツを掴めるようになった
【9月】稲刈りの様子:社員の家族・パートナー企業社員・大学生ボランティアも加わり、青空の下で「実り」を実感しながら刈っていく
【10月】脱穀の様子:天日干しで乾燥させた稲を脱穀機に通し、外した実(籾)を籾摺り・精米する
【12月】全社員へお米を配布。毎月実施している「全社カレーランチ会」では、社員のコミュニケーションを促進しながらお米を味わうメニューを提供する

関連情報:【お米を育てる】埼玉の塚本郷でみんなで田植えレポート

■未来へのメッセージ

当社のお米づくりは、「自然とともに生きる」 という営みを再発見するプロジェクトです。

一粒のお米の背後には、人の手、自然の力、 地域の知恵、そして未来への想いが込められて います。 この小さな一粒から始まる“希望の循環”が、 やがて大きな社会のうねりへとつながっていく ことを、私たちは信じています。

今後もお米づくりを通じて、地域や次世代との繋がりを広げていく

■塚本郷Re農vation ー 農を中心とした地域の再生へ

都市近郊に残された希少な里山を未来に手渡すため、「農」「自然」「文化」が交差する場を育む

そんな思想のもとで生まれたのが「塚本郷Re農vation」です。

かつてこの地域の農業は、米を“作って売る”ことで成り立つ「モノの産業」でした。しかし、需要の低下と価格の下落により、その構造に限界が訪れています。

そこで立ち上がったのが、「農」を“体験”や“つながり”として捉え直す取り組みです。

圃場整備をしていないヒューマンスケールな田んぼ。水の流れ、鳥やカエルの声、林を渡る風。四季を通じて自然のリズムに触れながら、地域の歴史や文化をまるごと味わえる環境がここにはあります。


スパイスファクトリー株式会社

スパイスファクトリーは、DXを加速させるアジャイルマインドで企業や行政機関のデジタル変革を引き起こす"触媒(スパイス)"となるDX支援企業です。
これまでに、教育、医療、自治体、一次産業、物流、製造、エンタメなど様々な業界のDXに関わり、アジャイル開発のアプローチで迅速な価値創造を実現し、社会と顧客の課題解決に取り組み、事業の成長を支援してきました。
経営課題から現場の事業課題解決まで全方位で関わる360°デジタルインテグレーターとして、デジタル領域の課題に幅広く対応します。事業サービス構想の支援、システム開発、UI/UX、マーケティング支援など、一気通貫でサポートします。
同時に、従来の受託開発の枠組みを超え、ユーザー中心の設計を軸に顧客企業や行政機関と連携し、変化への対応力と俊敏性を高めながら、伴走して解決策を導き出します。
私たちのMissionは「革新の触媒」であり、Purposeは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」ことです。社会課題解決を追求し、新たなビジネスやイノベーション創出に貢献します。

会社名:スパイスファクトリー株式会社(Spice Factory Inc.)
代表:代表取締役CEO  高木 広之介
設立: 2016年3月
資本金:307,008,000円(資本準備金を含む)
東京本社:東京都港区台場二丁目3番1号 トレードピアお台場 20階南
関西拠点:京都府京都市下京区鶏鉾町493 ムーンバットビル7F コネクト京都
福岡拠点:福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
事業内容:360°デジタル・インテグレーション事業

公式Webサイト :https://spice-factory.co.jp
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会社概要

URL
https://spice-factory.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区台場2丁目3−1 トレードピアお台場20F南
電話番号
03-6667-0387
代表者名
高木 広之介
上場
未上場
資本金
3億700万円
設立
2016年03月