〈東京ソワール〉事業領域の拡大を目指すリブランディングプロジェクト始動
揚羽、株式会社東京ソワールのリブランディングに伴走。ブランドシンボル開発のプロセスを公開。
2024年に創立55周年を迎えた老舗アパレルメーカーの株式会社東京ソワール(東京都中央区 代表取締役社長:小泉純一 以下「同社」)は、中期経営計画において長期ビジョンとして「事業領域の拡大」を掲げました。そこで同社のリブランディングプロジェクトが始動し、コーポレートブランディング支援を行う株式会社揚羽(東京都中央区 代表取締役社長:湊 剛宏 証券コード:9330 以下「弊社」)は、ブランドシンボルの開発から社内外への浸透活動まで、リブランディングプロジェクトのパートナーとして伴走しています。リブランディングの背景とブランドシンボル開発のプロセスをご紹介します。
■リブランディングの背景
株式会社東京ソワールは、日本で初めて和装に替わる女性向けの礼服「ブラックフォーマル」を開発するなど、日本に洋装のフォーマル文化を定着させた、フォーマル業界のリーディングカンパニーです。
同社は、持続的な成長を遂げるため、中期経営計画の長期ビジョンとして、「事業領域の拡大」を掲げられました。
昨今の生活様式の変化も踏まえ会社も変わっていく必要があり、まずは従業員のマインドから変革していかなければならないという経営層の強い想いにより、リブランディングプロジェクトが始動して、長期ビジョンの方向性を「『人の想いを大切にしながら(本質にこだわり)』、『美しく生きようとする人々』の『本当に欲しい』を創造する。」と定めました。そこで弊社にお声がけいただき、抽象度の高い長期ビジョンを従業員に腹落ちさせるための言葉づくりを始めとしたブランドシンボル開発や社内外浸透のためのブランディング支援をさせていただくことになりました。
■部門横断のプロジェクトチームで、「理念体系」と「ムードボード」を策定。
リブランディングプロジェクトのファーストステップとして、理念体系の検討のため、各部門から横断的に、網羅的に議論ができるようメンバーを選定しプロジェクトチームを編成。約3か月間、週1回の定例ミーティングを開催し、ミッション・ビジョン・バリューについて、弊社が提案する言葉をベースに議論を進めていきました。プロジェクトメンバーの意見を反映しブラッシュアップを繰り返し、ミッションには、フォーマル事業で培ってきた「大切な人を想う気持ち」に寄り添うことを、特別な日だけでなく何気ない日常にも「もっとすぐそばで」多くの人に届けたい、という想いを込め『大切な想いの、すぐそばに。』を掲げました。
そして、同社の従業員に、事業領域の拡大により自分たちがどういうシーンに価値を提供することになるのかを感じてもらうため、「ムードボード」も策定。美しく生きようとするすべての老若男女の日々の暮らしを想像させるシーンを並べ、新しいブランドの世界観を表現しています。
▼ムードボード・理念体系
■ブランドシンボル策定後のご感想(同社 執行役員 デジタル戦略部長 兼 マーケティング室長 島村 聡さま)
私たちにとって言葉づくりは初めてのことだったので、正直、最初はどう進行すれば良いかという戸惑いはありました。ですが、言葉づくりのプロセスは、今まで私たちが積み上げてきたものの振り返りでもあります。どちらかというと前へ前へ進んできた日々の中で、一旦立ち止まって、これまで積み上げてきたものを確認する良い機会になったと思います。
そして、今まで積み上げてきたものが言語化されて、これから未来に向かうためのパワーとなるような言葉になるといいなと思っていましたが、それがしっかり言語化されたという印象です。
さらに具体的なプロセス、施策は以下でご紹介しています。ぜひ以下よりご覧ください。
事業領域の拡大を目指すリブランディングプロジェクト<メッセージ開発編>
https://www.ageha.tv/works/soir_1/
【会社概要】
会社名:株式会社揚羽
市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:9330)
資本金:2億7899万円(2023年9月30日時点)
所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目12-7 ユニデンビル3F
設立:2001年8月
代表者:代表取締役社長 湊 剛宏
ミッション:一社でも多くの企業のブランディングに伴走し、日本のビジネスシーンを熱く楽しくする!
事業内容:ブランディング支援全般
支援領域:コーポレートブランディング/パーパスブランディング/サステナビリティブランディング
採用ブランディング/インナーブランディング/アウターブランディング
製品・商品・サービスブランディング 等
ブランディングにおけるコンサルテーション、クリエイティブ、ソリューションまで一気通貫できるパートナーとしてご支援をしてまいります。
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