食と農の「あぐりすたんと」に、AIを活用した新機能「画像で生育調査」「画像でレシピ提案」を追加!
家庭菜園から本格栽培まで、より幅広いニーズに対応するアシスタントへ進化
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを展開するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下、AGRIST)は、食と農のアシスタントサービス「あぐりすたんと」において、画像を活用した新機能「生育調査」と「レシピ提案」を追加したことをお知らせいたします。
本機能の追加により、ユーザーの利便性向上と運営の効率化に貢献します。

製品概要
AGRISTは、ユーザーニーズに応じて「あぐりすたんと」の機能強化とアップデートを継続的に行っています。
「あぐりすたんと」は、MicrosoftのAzure OpenAI Serviceを活用して開発されたAIチャットボットで、LINEと連携しています。家庭菜園を楽しむ方から本格的な農業経営者まで、幅広く農業に関わる方々のサポートを行っています。回答には最大で30秒ほどかかる場合があります。
新機能の詳細
これまでテキストベースでの質問が必要だった内容も、画像1枚を送るだけで簡単に相談できるようになりました。
① 画像で生育状態を観察
植物の写真を送信すると、AIが画像を解析し、健康状態の診断や今後の栽培に関するアドバイスを提供します。
② 画像でレシピを提案
料理の写真を送信すると、AIが料理の内容を判別し、レシピやアレンジ提案を行います。


開発の背景と期待される効果
タキイ種苗の「2024年度 野菜と家庭菜園に関する調査*」によると、家庭菜園の経験者のうち81.8%が「想像以上に大変だった」と回答し、66.7%が「(もっと)勉強したい」と答えています。また、未経験者や途中でやめた人の多くが、「日々の手入れ・管理が大変そう」(69.7%)」、「上手く育てることができなかった」(25.5%)など、栽培の難しさに課題を感じていることが明らかになりました。
これらの課題をAIの力で解決し、より多くの人が農業や家庭菜園を楽しめるようにすることが、今回の機能追加の目的です。
また、既存の「あぐりすたんと」ユーザーからも「植物の画像から育成状態を判断してほしい」といった声が多く寄せられており、2025年春の新機能リリースにつながりました。
今回のアップデートにより、ユーザー体験の向上と運営の効率化が期待されます。


今後の展望
今後は、「あぐりすたんと」の上位互換となる「AGRIST Ai」を全国の農場向けにサービス展開する予定です。各農場ごとのオリジナルデータを集積しAI解析することで、新規就農者でも収益性の高い農業経営を可能にする仕組みを構築することを目指しています。
詳細は、今後のリリースにて順次お知らせいたします。
あぐりすたんと使用イメージ
参考
*タキイ種苗 8月31日は【野菜の日】2024年度「野菜と家庭菜園に関する調査」野菜を選ぶとき重視するのは 「鮮度」より「価格」トマトが好きな野菜No.1に返り咲き!
https://www.takii.co.jp/info/news_240822.html

AGRIST株式会社
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現するスタートアップ企業です。 AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を全国で展開しております。 本社は、国の地方創生優良事例にも選出された農業が盛んな宮崎県新富町です。 2023年までに農林水産大臣賞を含む国内外で20個以上の賞を受賞しました。
媒体資料:https://agrist.com/media
AGRISTでは、AI農業プラットフォーム「AGRIST Ai」の構築を行うエンジニア、ロボット開発エンジニア、次世代農場の栽培および農業技術の研究開発を行う農場スタッフの採用を強化しています。詳しくは下記の採用サイトをご覧ください。
採用サイト:https://agrist.com/recruit
代表者:斎藤潤一、秦裕貴
本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1-47-1
設立:2019年10月
事業内容:AIとロボットを活用したスマート農業
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