カインズ 浜松市野店に屋根上ソーラーパネルとソーラーカーポートを設置し電力供給開始

CO2と電気代を大幅削減

しろくま電力株式会社

 しろくま電力株式会社(東京都港区、代表取締役 谷本 貫造、以下、しろくま電力)と株式会社エンバイオ・ホールデイングス(東京都千代田区、代表取締役社長 中村 賀一、以下、 エンバイオHD)が出資するMaF合同会社(東京都千代田区、代表社員 エンバイオHD、以下、MaF)は、このたび、株式会社カインズ(埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO 高家 正行、以下、カインズ)が運営するカインズ 浜松市野店(静岡県浜松市)に屋根上ソーラーパネルとソーラーカーポートを設置し、第三者所有モデル(PPA*1)による運用を5月1日より開始しました。

カインズ浜松市野店に設置した屋根上ソーラーパネルとソーラーカーポート

●取り組みの概要

 カインズ 浜松市野店の屋根上にソーラーパネルを、駐車場には36台分のソーラーカーポートを設置します。年間の想定発電量は346,994kWh*2、年間約137.9t*3のCO2排出量を削減できる見通しです。ソーラーパネルとソーラーカーポートの導入により、電力自給率を33.7%*4まで高めます。また、エネルギー情勢などの外部要因に左右されにくい安定的な自家消費電源として、電気代削減効果も期待される取り組みです。

 発電設備はMaFが所有し、しろくま電力は設計・施工と運用管理、そしてカインズへの電力供給を受託します。

●取り組みの背景

 カインズは、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)を実現することを目指す“くみまち構想”を進めており、2050 年までのカーボンゼロ(CO2 排出量実質ゼロ)実現に向けた目標を策定。2025 年までに自社店舗・オフィス・倉庫など建屋のカーボンゼロを達成した上で、2050 年までにカインズのサプライチェーン全体のカーボンゼロを達成すると共に、それぞれの地域のお客様・お取引先様・自治体・NPOなど様々なステークホルダーと協働/共創することで、カインズのある「まち」のカーボンゼロ化へ向けて取り組んでいます*5。

 こうした背景から、PPAによる更なる再エネ導入を検討した結果、既存の土地を有効活用できるソーラーパネルやソーラーカーポート、中でも発電量やデザイン性、商業施設への導入実績などの観点からしろくまカーポートをご評価いただき、2023年1月のカインズ 浦和美園店への設置に至りました。そしてその成果を受けて、このたびのカインズ 浜松市野店での設置へとつながりました。

【しろくまカーポートの特徴】

▶工期が短く、工事による休業は必要ありません。

 工法を一新し独自開発したカーポート架台で、工期の大幅短縮に成功。最短2か月で引き渡しが可能です。また、区画ごとに工事を行うため、工事休業の必要はありません。

▶ハイルーフにも対応可能な最大高3.6m。

 ハイルーフタイプの車でも軒先が視界に入らず見通しが良いことも特徴です。特にホームセンターなどでは長い資材の搬入時にソーラーカーポートが邪魔になりません。

▶集客効果

 ソーラーカーポートは駐車場の屋根として日除け、雨除けにも効果を発揮します。導入した商業施設ではソーラーカーポート下への駐車率の高さは顕著で、雨の日の集客率が30%減から15%減に改善された事例もあります。

▶利便性の高いデザイン

 後方支柱のみで支える片足架台のため、駐車時に柱が邪魔になりません。お客様のその先の利用者目線で開発されているからこそ、ホームセンターやスーパー、アウトレットモールなどの商業施設に多く採用されています。

●今後について

 しろくま電力とエンバイオHDは、引き続き本事業を通じて複数のPPA案件を開発しています。大規模な太陽光発電用地が極めて少なくなっている今日の日本において、駐車場を有効活用するソーラーカーポートは、今後の再生可能エネルギーの増加に欠かせない取り組みのひとつです。今後も様々なグリーンソリューションで脱炭素に悩む企業のニーズに対応することで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

※1 PPA:企業などが自社の遊休地や屋根などのスペースを利用して太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電力を長期契約で購入する取り組み。発電設備は発電事業者が保有する代わりに無償で導入できるため、イニシャルコストが掛からず取り入れやすいことが特徴。また、発電した電気は外部要因に左右されず、安定的な見通しが立てられる自家消費電源となることも利点のひとつ。

※2 想定発電量:「JIS C8907」に基づく太陽電池の発電量計算方法を用いて算出

※3 CO2排出削減量:環境省・経済産業省公表の電気事業者別排出係数をもとに算出

※4 電力自給率:年間需要に対して太陽光発電で賄った電力量の割合

※5 カインズ「くみまち構想」より

【株式会社カインズについて】

 株式会社カインズは、29都道府県下に259店舗を展開するホームセンターチェーンです。

「くらしDIY」をブランドコンセプトに、くらしを豊かにする価値ある商品・サービスを開発し、お値打ち価格で毎日提供します。Kindness(親切心)と創意工夫のアイデアあふれる店舗づくりに努めることで、お客様一人ひとりの、ご家族の、そして地域の日常を楽しいものとし、お客様とのプロミスである「くらしに、ららら。」をお届けします。

企業概要

社名   :株式会社カインズ

設立   :1989年3月1日

代表者  :代表取締役会長 土屋 裕雅、代表取締役社長 CEO 高家  正行

本社所在地:埼玉県本庄市早稲田の杜一丁目2番1号

資本金  :32億6000万円

事業内容 :ホームセンターチェーンの経営

URL   :https://www.cainz.co.jp

【株式会社エンバイオ・ホールディングスについて】

 「環境問題に技術と知恵で立ち向かう」というパーパスに基づき、「環境問題の解決と健やかな環境づくりを推進し、持続可能な社会の構築に貢献する」 というビジョンを掲げて、創業来培ってきた知恵、技術、経験を、「エネルギー」「土」「水」の3分野の環境課題の解決に取り組んでいます。

企業概要

社名   :株式会社エンバイオ・ホールディングス

設立   :1999年6月23日

代表者  :代表取締役社長 中村 賀一

本社所在地:東京都千代田区鍛冶町二丁目2番2号 神田パークプラザ8階

資本金  :23億2,500万円

事業内容 :土壌汚染対策事業、自然エネルギー事業、ブラウンフィールド活用事業(汚染土地活用提案)

URL   :https://www.enbio-holdings.com

【しろくま電力株式会社について】

 グリーンに特化し、発電・蓄電・売電の電力3事業を展開するグリーン電力会社。電力小売り事業や、ソーラーカーポートを主力とするコーポレートPPA事業、系統用蓄電池開発や、電力の市場運用なども行っています。その他、AIを活用した発電適地探しや大規模蓄電池をアルゴリズム制御するシステム開発など、グリーン電力の課題解決に注力しています。また、2024年3月1日に、株式会社afterFITから社名を変更し、しろくま電力としてサービスを提供しています。

企業概要

社名   :しろくま電力株式会社(読み:しろくまぱわー、旧 株式会社afterFIT)

設立   :2017年4月

代表者  :代表取締役 谷本 貫造

本社所在地:東京都港区芝大門2-4-6

資本金  :9900万円

事業内容 :グリーン電力事業

URL   :https://corp.shirokumapower.com

【MaF合同会社について】

 株式会社エンバイオ・ホールディングスとしろくま電力株式会社の出資によるグリーンエネルギー発電所にかかわる一連の事業を行っています。

企業概要

社名   :MaF合同会社

設立   :2021年6月

代表社員 :株式会社エンバイオ・ホールディングス

所在地  :東京都千代田区鍛冶町二丁目2番2号     

資本金  :50万円

事業内容 :コーポレート PPA を用いた再生可能エネルギー事業

 

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会社概要

しろくま電力株式会社

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URL
https://corp.shirokumapower.com
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区芝大門2-4-6 豊国ビル
電話番号
03-6868-5268
代表者名
谷本貫造
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2017年04月