Japan Deep Tech Night 茨城・千葉・愛知・北海道のディープテックスタートアップが登壇

CIC Japan合同会社

CIC(本社:東京都港区虎ノ門、CEO:デニース・メドレンカ)は、日本のディープテック分野のスタートアップ成長支援に注力している茨城県・千葉県・愛知県・STARTUP HOKKAIDO実行委員会・農林水産省の5団体と共に、ディープテックスタートアップを対象とした2025年度支援事業の成果等を発表し、ピッチやパネルディスカッションを通して広く発信する「 Japan Deep Tech Night 」を開催します。

本イベントは、多様な産業分野・業種から企業、起業家、投資家、研究者、支援者等の参加者を募り、支援事業への理解を深めていただくとともに、ディープテックの振興と社会実装について、登壇者と参加者がともに考え、意見を交わすイベントとなります。

【開催概要】

日時:2026 年 2 月 16 日(月) 15:45 - 21:00

場所:現地及びオンライン

現地会場:CIC Tokyo 東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15 階 Venture Café Space 及び セミナールーム NIJI

主催:茨城県・千葉県・愛知県・STARTUP HOKKAIDO実行委員会・農林水産省・CIC

参加費:無料

形式:ハイブリッド形式(現地参加&オンライン配信)

イベント告知ページ:https://japan-deep-tech-night-20260216.peatix.com

【開催内容】

Session 1

Pitch from Hokkaido 〜「HOKKAIDO Next Frontier Program – Space / Agri&Food」支援企業ピッチ〜

北海道地域は、地方自治体としてスタートアップ支援に注力しており、その多様な施策を通じて、地域発のイノベーションと産業振興を推進しています。このたびの STARTUP HOKKAIDO では、以下の構成により、支援体制の紹介および、2025年度「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」の採択企業による実証的なピッチを実施いたします

・北海道・札幌のスタートアップ支援事業紹介 登壇者(敬称略)

 STARTUP HOKKAIDO事務局 

・2025 年度 STARTUP HOKKAIDOベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム) 参加企業

※2026年1月下旬参加企業決定予定

Session 2

Pitch from Aichi 〜2025年度愛知県ディープテック推進事業「Aichi Deeptech Launchpad」支援企業ピッチ〜

愛知県のスタートアップ支援の担当者が、関連の施策・事業をプレゼンテーションします。

また、2025年度 愛知県「Aichi Deep Tech Launchpad(ディープテック支援プログラム)」の採択企業が、事業概要等をピッチします。同プログラムは、主にプレシード期、若しくはシード期のディープテックスタートアップを対象として、総合的な成長サポート(メンタリング、マッチング、経営スキル研修等)を提供するプログラムです。加えて、総額 8,000 万円(上限 4,000 万円/社)の研究開発経費を支給するなど、ディープテックスタートアップの成長を支援することを目的としています。

・愛知県のスタートアップ支援事業紹介 登壇者(敬称略)
 
愛知県 経済産業局顧問 柴山 政明

・2025 年度 愛知県 ディープテック推進事業「 Aichi Deeptech Launchpad 」参加企業(登壇予定)

株式会社IZANA

HP:https://izana-tech.com/

弊社は独自の超高感度磁気センシング技術を強みとする、名古屋大学発スタートアップです。

 当事業では、製造業における異物検知システム開発のための実現可能性調査として、愛知県内の工場等において実環境下での超高感度磁気センシングを実施します。これにより、従来困難であった微小な異物の検知を可能にし、製造事業者が抱える異物混入に起因する事業リスク低減のための新たなソリューションの実現を目指します。

FiberCraze株式会社

HP : https://www.fibercraze.com/ja

 岐阜大学発のナノ多孔素材Craze-tex®は、環境性と高機能性を両立します。CO₂・水を7割以上削減できるポテンシャルがあり、また薬剤保持量は4倍を超え、防虫・抗菌等の高い機能性を付与することが可能です。本素材の量産化に向けた試作体制の確保、およびサステナビリティ性の向上を推進します。繊維の尾州産地が誇る伝統のものづくり技術と先端学術研究を融合し、世界課題を解決する次世代素材を開発します。

株式会社INOMER

HP : https://inomer.co.jp/

 身体の動きや使い方に着目して、正しい歩行の習得をサポートする、着るロボットを提供します。歩行リハビリのDX化を進めながら、片まひ患者の歩行リハビリを行う理学療法士向け、患者個人向けに提供し、用途を広げたシニア層向けにも順次展開していきます。本プログラムでは、第1フェーズとして、片まひ患者の歩行リハビリを行う理学療法士向けに、歩行リハビリテーション用股関節ロボット装具を開発し、社会実装を進めます。

株式会社Craftide

HP : 準備中

 名古屋大学の植物ペプチドホルモン研究とペプチド合成技術を融合した「ペプチドファーミング」により、植物の力を引き出し、幅広い農業課題を解決します。従来の化学農薬と比べ、ペプチドは環境に蓄積せず自然分解されアミノ酸になるため環境負荷が低く、極低濃度(従来の1/100~1/1000)で効果を発揮します。農業資材メーカーとのB2B連携により持続可能な農業ソリューションを提供します。

Session 3

Deep Tech Roundtable 

専門知見を有するスピーカーをお迎えしてパネルディスカッションを行います。詳細は、イベント告知ページにて順次更新致します。

Session 4

Pitch from Chiba 〜2025年度千葉県「革新的ベンチャー企業成長促進プログラム」支援企業ピッチ〜

千葉県のスタートアップ支援の担当者が、関連の施策・事業をプレゼンテーションします。

また、2025年度 千葉県 「革新的ベンチャー企業成長促進プログラム」の採択企業が事業概要等をピッチします。

千葉県のスタートアップ支援事業紹介 登壇者(敬称略)

 千葉県商工労働部 産業振興課ベンチャー振興班 佐藤悠里江 

2025 年度 千葉県 「革新的ベンチャー企業成長促進プログラム」参加企業(登壇予定)

 EyeVita(創業,HP準備中)
 EyeVitaは、誰でも簡単に使える小型眼底カメラと診断支援AIを開発し、眼科医不足による失明リスクの軽減を目指す医療機器スタートアップです。無散瞳で高画質撮影が可能な光学系と、動画から最適画像を抽出するAIを搭載し、内科など他科でも眼底検査と診断支援が可能な低価格ソリューションを提供します。眼疾患に加え、認知症など全身疾患の診断支援への応用も視野に入れ、国内外での展開を計画しています。

  

LiSTie株式会社

HP  https://www.listie.co.jp/
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)認定ベンチャーとして、世界初の超高純度リチウム回収技術「LiSMIC」によるリチウムの安定供給及び資源循環を実装し、EV社会の更なる成長や、核融合炉の早期実現を目指しています。本プログラムにて経営、事業開発等に関する高度な専門的知見を得て、塩湖や鉱石からの資源回収や、使用済リチウムイオン電池のリサイクル等における社会及び技術的課題の解決を図ります。

株式会社Type-I Technologies

HP  https://type-i.co.jp/

ナノ量子センサーを活用し認知症や癌など様々な疾患の兆候を超早期にとらえる「超高感度リキッドバイオプシーシステム」の開発に取り組んでいます。その他、新規ナノ量子センサーや計測システムの開発など次世代(量子)技術で健康長寿社会やWell-beingの実現に貢献します。本プログラムでは資金調達および役員候補者の採用を目標としたサポートを受けたいと考えております。

Session 5

Pitch from Ibaraki 〜2025年度茨城県「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」支援企業ピッチ〜

茨城県は、地域の産業振興とイノベーション創出を目的に、ディープテック/先端技術ベンチャーの育成に注力しています。
今回のセッションでは、茨城県によるスタートアップ支援施策の内容紹介および、2025年度の「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」において新たに採択された企業による事業ピッチを通じて、茨城発スタートアップの最新動向を発信いたします。

茨城県のスタートアップ支援事業紹介 登壇者(敬称略)

茨城県 技術革新課 根本 慶太郎

農林水産省のスタートアップ支援事業紹介 登壇者(敬称略)

農林水産省 農林水産省 大臣官房 新事業・食品産業部 新事業・国際グループ 係長  上野未菜子

2025 年度 茨城県 「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」参加企業(登壇予定)

株式会社AirMembrane
<AIST発><素材>
HP:https://www.airmembrane.co.jp/

 AirMembraneは、夢の材料と呼ばれるグラフェンの工業化に挑むスタートアップです。あらゆる製品や産業の基盤となる素材の進化を実現し、社会に新たな価値を創出します。

株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
<バイオテクノロジー>
HP:https://qff.jp/

クォンタムフラワーズ&フーズは量子技術とバイオテクノロジーを融合した中性子線育種技術により、生物資源の開発を支援するディープテック企業です。中性子線の特性を活かした革新的な技術とノウハウを通じて、植物や微生物の有用品種をNon-GMOかつスピーディーに開発する手法を提供しています。

*同社は農林水産省「Global Foodtech Expansion Program」にも採択されています。「Global Foodtech Expansion Program」とは、グローバル市場でのフードテック関連の事業展開を目指すスタートアップ等を対象に、海外展開戦略策定から現地でのネットワーキング構築などの伴走型支援を行うものです。

株式会社NanoChemix
<素材>
HP:https://nanochemix.co.jp/

Nano Chemixは光学樹脂用ナノ粒子添加剤「OPTITE」を開発する素材系スタートアップです。独自の合成・表面設計技術で有機マトリクスへ均一分散を実現し、透明性を損なわず屈折率向上が可能です。次世代ディスプレイやARレンズなど高付加価値製品へ革新を提供し、国内外企業との共同開発で成長を目指しています。

BioPhenolics株式会社
<筑波大学発><バイオ・素材>
HP:https://www.bio-phenolics.com/

 BioPhenolicsは脱炭素社会の実現に向けて、バイオマス(植物)を原料として改良型微生物を用いた発酵法によって、石油を用いずにバイオ化学品を生産する技術を開発しております。本事業では茨城県の未利用資源を活用したバイオ化学品生産×地域×循環型社会の小規模モデルの実証を行います。

株式会社野生動物医科学ラボラトリー
<NIES発><ライフサイエンス><感染症>
HP:https://www.labwms.vet/

 野生動物医科学ラボラトリーは、野生動物の疾病検査と医科学技術の開発を専門とする企業です。特に鳥インフルエンザの迅速検出技術に強みを持ち、絶滅危惧種の保全支援にも取り組んでいます。これらを通じて、野生動物と共生する社会の実現に貢献します。

【運営】

CIC Institute

CIC Institute とは、イノベーションエコシステム構築や、スタートアップ、特にディープテック関連スタートアップの支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を担うチームです。CIC Institute は現在、多くの行政機関や大学関係のプロジェクトを遂行しており、エコシステムの発展やイノベーションを通じた経済発展に貢献をしています。今後も、自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、より多くのプロジェクトを 実行し、CIC Tokyo を含む CIC 全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として活動していきます。

株式会社つくば研究支援センター

つくば研究支援センターは、筑波研究学園都市に所在し、県内の大学・研究機関、支援機関と強固な信頼関係で結ばれたディープテック・インキュベーターです。1988年に茨城県、日本政策投資銀行、民間企業等の出資によって設立され、スタートアップの創出・育成や新事業の創出並びに地域企業の事業革新を支援し、地域の活性化を図ることを目的として活動しています。つくばの大学・国研の研究成果の社会実装に取り組むスタートアップ等120者が入居しており、30年以上にわたり、創業支援・事業成長支援に取り組んできました。また、県内の技術シーズを発掘し、イベント開催等を通じた情報発信も行っています。

フォースタートアップス株式会社

フォースタートアップスは、「(共に)進化の中心へ」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、インターネット/IoTセクターをはじめ、ディープテック等リアルビジネス領域も含めた起業支援と転職支援を中核とした成長産業支援事業を推進。国内有力ベンチャーキャピタルと連携したスタートアップ・ベンチャー企業への戦略的資金支援や、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」の運用、及び、大企業や行政との共創モデルによる産業エコシステム強化にも取り組んでいます。今後もミッション・ビジョンとともに、日本の成長・発展に貢献してまいります。

株式会社リバネス

 「科学技術の発展と地球貢献を実現する」というビジョンを掲げ、2002年に理工系の大学院生のみで設立。教育・人材・研究・創業の開発事業を通じて異分野の多様な知識を掘り起こし、それらの知識を組み合わせて、地球上の課題解決に資する新たなプロジ ェクトや事業を生み出す知識製造業を営んでいます。日本と東南アジアにおいて、アジア最大のディープテックエコシステム「TECH PLANTER」やディープイシューの解決に取り組む地球貢献型リーダーを育成する「リバネスユニバーシティー」などを展開しています。 

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会社概要

CIC Japan合同会社

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URL
https://jp.cic.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
電話番号
-
代表者名
梅澤 高明
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年11月