App Annie がアドテクノロジー分野に参入オンライン上のあらゆる広告データを一元管理できる「App Annie Ascend」提供開始

〜データ管理のコストやリソースを最小化し、最適な分析とアクションを実現へ〜

App Annie Japan 株式会社

 モバイル市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」を提供するApp Annie Japan 株式会社(アップアニー社、本社:サンフランシスコ市、代表:Ted Krantz)は、アドテクノロジー領域における複数のツールやサービスを一元化し、広告出稿、広告収益、ユーザー獲得のパフォーマンスデータといった各データを統合分析可能なデータ管理プラットフォーム「App Annie Ascend(アップアニー アセンド)」の提供を開始します。

「App Annie Ascend」管理画面イメージ「App Annie Ascend」管理画面イメージ

  • アドテクノロジー分野におけるデータ分析の現状
 アプリマーケティングにおいて、各広告プラットフォームのデータ収集・分析の必要性は高まっており、広告主やアプリパブリッシャー、広告代理店は様々なアドテクノロジー分野のソリューションやツールを使用して、広告運用の最適化を図っています。一方で、昨今のツールの多様化に加え、新しいマネタイズ手法やターゲティング方法、アトリビューションモデル、データプライバシーの更新・変更といった、変動の激しい広告パートナーエコシステムにより、データ分析の領域は一層複雑化しています。

 そのため、企業はスプレッドシートなどを活用してアドテクノロジーにおける複数ツールの管理や、異なるツールの指標を組み合わせた分析を自前で行っていることが多く、データの正規化やトラブルシューティングに必要以上の時間やリソースを費やしてしまっているケースが多く見られます。また、データ管理ツールを内製化する場合においても、開発やメンテナンスにかかるリソース、コストの面でハードルが高いのが現状です。
 
  • 「App Annie Ascend」によってもたらされる変化
 データ管理プラットフォーム「App Annie Ascend」は、企業ですでに使用している既存のアドテクノロジー分析ツールを一つのプラットフォームで一元化。ツールごとに異なるデータの収集や集計、多くの時間を費やしてきた正規化作業を自動で行い、管理画面の中で選択した複数のデータ指標を自由に組み合わせて独自のレポートを作成することができます。

 本サービスにより、広告費に対する収益を示すROAS(広告費回収率)や、ユーザーが生涯でどれだけ収益を発生させたかを示すLTV(顧客生涯価値)、一人の顧客獲得に要したトータルコストを示すCAC(顧客獲得単価)といった、事業計画や経営判断において重要な判断指標を迅速かつ正確に分析することができます。また、これまでスプレッドシートなどで運用していた、業務工数のかかる複数ツールのデータ集約・管理を自動化することにより、必要なデータの分析やその後のアクションに十分なリソースを費やすことができ、経営レベルで適切な意思決定、投資判断を下すことを支援します。

 さらに、当社が提供しているモバイル市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」と連携することで、両サービスの往来がワンクリックで可能となり、モバイルの市場データや競合データをもとにしたベンチマークやKPIの設計から、自社の広告データ分析によるアクションの設計まで、あらゆるシーンにおいてファクトに基づいた最適な意思決定を実現します。
 
  • 「App Annie Ascend」について
 元々はLibring 社が2014年に開発した「Libring」というツール。2019年9月にApp Annie がLibring 社を買収し、このたび2020年7月にApp Annie のプロダクトとして「App Annie Ascend」を発表しました。
 「App Annie Ascend」では、プライバシーに準拠して顧客のデータをセキュアに管理しています。そのため、従来より提供しているモバイル市場データ「App Annie Intelligence」とは別の製品として提供し、Ascend のデータをIntelligence 製品に用いることはありません。
 別製品ではあるものの、顧客は1つのログインIDでAscend とIntelligence を利用することができるため、戦略策定や施策の最適化をするために必要な指標をモバイル市場データからシームレスに参照することが可能です。

 現在、Ubisoft、Zynga、Electronic Arts、Reddit、Imgur などの世界大手のアプリパブリッシャーが、広告出稿、ユーザー獲得、広告収益のインサイトを導くためにAscend を利用しており、今後、モバイル市場データと自社データの活用がシームレスに実施できるよう、製品の機能拡張、追加を実施してまいります。
 
  • App Annie  CEO Ted Krantz よりコメント
「App Annieは、業界で初めて、モバイル市場データと自社データを同時に活用、ROIを最大化できる製品を提供いたします。App Annie Ascend を利用することで、様々な広告データソースを簡単に集約し、1つの画面に統合し、具体的なアクションにつながるインサイトを獲得できます。」
 
  • Reddit 社 Director of Marketing  Spiros Christakopoulos氏よりコメント
「App Annie Ascend を使うことで、複数のAPI を統合、メンテナンス、常に更新する手間が省け、KPIの達成とキャンペーンの改善に集中できるようになりました。設計されたレポーティングツールにおいて重要なインサイトが見れるため、Ascend は当社のマーケティング分析インフラの重要な一部となっています。」

詳細は、公式サイト(appannie.com/jp/ascend)をご覧ください。
 
  • App Annie について
 App Annie(アップアニー)は、全世界の⽣活者理解、またモバイル戦略の⾼度化に役⽴つモバイル市場データと分析プラットフォームを提供しています。
 2010年、業界で初のモバイル市場データプラットフォームを提供する企業として設立、「モバイルの力をすべての企業に」をミッションとし、あらゆる業界の経営戦略、マーケティング、新規事業開発などにおいて、1,100社を超える著名企業が活⽤しています。
 2020年には、広告出稿、広告収益、ユーザー獲得のパフォーマンスデータの効率的な管理を支援するツール「App Annie Ascend」の提供を開始し、企業がROIを最大化と自社の広告出稿や広告収益化、ユーザー獲得をワンストップで提供し、ビジネス上の意思決定をサポートする最初の企業となりました。米・サンフランシスコに本社を置き、日本を含む世界12都市で事業を展開しています。

公式サイト:https://www.appannie.com/jp
Twitter アカウント:@AppAnnieJapan
Facebook ページ:https://www.facebook.com/appanniejapan/


 

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会社概要

App Annie Japan株式会社

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URL
http://www.appannie.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目1番1号 神谷町トラストタワー23階
電話番号
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代表者名
Ted Krantz
上場
未上場
資本金
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設立
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