今、それぞれの「家」で生まれている変化にこそ、 これからの暮らしのヒントがある。「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」を立ち上げ
―7割弱の人が新型コロナウイルスによる暮らしの変化をポジティブに捉えていることが判明-
株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証第一部:2120、以下「LIFULL」)は、新型コロナウイルス感染拡大による生活者の暮らしが変化し始めていることを受け、これからの暮らしを考えるプロジェクト「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」を2020年6月19日(金)より開始いたします。
特設サイト「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」
https://media.lifull.com/campaign_2020061903/
「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」 は、この“STAY HOME”期間がきっかけとなり気づいた新たな発見や、これまで当たり前とされていた既成概念や価値観の変化に目を向け、これからの暮らしの在り方をみんなで話し合いながら考えていくプロジェクトです。
本日より公開する「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」特設サイトでは、ジャーナリストでDJのモーリー・ロバートソンさんをはじめ異なる分野で活躍する著名人に、コロナ禍で感じたことや新たに発見した暮らしの気づきについてご自宅からお話しいただいたインタビュー動画などを順次公開いたします。
本プロジェクト立ち上げに伴い、独自に実施した調査では、およそ8割の人が新型コロナウイルスの感染拡大によって暮らしに変化が起こったとしながらも、過半数を超える約68%がコロナ禍における様々な生活の変化を総合的に「ポジティブ」「ややポジティブ」と好意的に捉えていることが分かりました。さらに、コロナ禍における現在の意識としては、「日常の制約・制限に合わせ、適応しなくては。と思う」の回答が19.0%と最も多く、ウィズコロナでの新たな生活様式が求められる中、柔軟に変化していこうとする人々の姿勢も伺えました。
これまで私たちLIFULLは、既成概念から生まれる社会課題を、事業などを通じて解決してきました。その中で私たちが大切にしていることが、一人ひとりの声に耳を傾け、多様な視点から考えることです。たとえば、それぞれにぴったりのお部屋探しを提供する「LIFULL HOME'S」も、あるご夫婦の声を元に生まれたサービスです。今回、外出自粛期間を経て変化した「暮らしについての価値観」の中にも、きっと新たな社会課題が隠れているはずです。一人ひとりの声に耳を傾けることで課題を発見し、事業という形でその解決へとつなげていきたいと考えています。様々な人、企業、行政などのみなさんと一緒に、「あらゆるLIFEを、FULLに。」という理想を目指してLIFULLはこれからも動き続けます。
ぜひ暮らしの中で気づいた発見やご自身が感じた変化を、SNSでハッシュタグ「#話そうこれからの暮らし」をつけて、声を聞かせてください。
■「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」インタビュー動画について
本プロジェクトに共感いただいた4名の著名人の方々に、遠隔取材にてご自身のご自宅からコロナ禍で感じたことや新たに発見した暮らしの気づきについてインタビューいたしました 。
第一弾では、ジャーナリストやDJなど様々な分野活躍されるモーリー・ロバートソンさん、第二弾以降、モデル・タレントの西山茉希さんをはじめ、作家の羽田圭介さん、起業家の辻愛沙子さんへのインタビューの公開を予定しています。
モーリーさんへのインタビューでは、「コロナの前より、1日の時間が足りなくなった。ネットで学習してると早く流れるんです」とSTAY HOME期間中にご自身が奥さまと一緒に学習に時間を割いているエピソードや、「物の値段や価値観が通勤によって支配されていた」「縛りつけてた思いこみが緩むと違う考えかたが実現できる」と今回のコロナ禍がきっかけで社会がポジティブな方向に変わっていくのではないか、とお話しいただきました。最終的には、自分のために使える時間が増えるとQOL(生活の質)も上がっていくのではないか、とこれからの暮らしのヒントになるお話をいただきました。
-インタビュー出演者プロフィール-
モーリー・ロバートソンさん(ジャーナリスト/DJ)
日米双方の教育を受けた後、東京大学とハーバード大学に現役合格。
ハーバード大学を卒業後、メディアを中心にタレント・ミュージシャン・国際ジャーナリストとして幅広く活躍中。現在、日本テレビ「スッキリ」にレギュラー出演。著書「悪くあれ!窒息ニッポン、自由に生きる思考法」も好評発売中。
インタビュー公開日:2020年6月19日
公開リンク: https://youtu.be/-18LmC4WvDw
■全国2万人に聞いた!「新しい暮らしへの兆し調査」より
約7割がコロナ禍における暮らしの変化をポジティブに捉える。
LIFULLが、10代から70代の男女合計20,000名を対象に行った「新しい暮らしへの兆し調査」では、全体の約8割が健康や仕事、食事、趣味・娯楽など暮らしの何らかの場面で変化が起こったと回答し(図1)、全体の約7割弱がコロナ禍における様々な生活の変化を総合的に「ポジティブ」「ややポジティブ」と好意的に捉えていることが分かりました。(図2)
また、「日常の制約・制限に合わせ、適応しなくては。と思う」と考える人は全体の19.0%と最も多くなり、緊急事態宣言が解除され、日常の様々な行動様式が変化していく中、自ら積極的に行動変容を行おうとしている人が数多くいることが分かりました。一方で、「もう少し自粛生活を続けてもよいかな」「順応できてきた」と回答した方も15.0%おり、適応できている層も一定程度いることが分かります。(図3)
コロナ禍で最も感じたのは「正しい知識を見極める」重要性、人や家族とのつながり、感謝の気持ちを再確認したとの声も。
コロナ禍でどのように価値観が変化したかを問う設問では、全体の80.0%が「自分で正しい情報を見極めることが大切だと思った」と回答しました。さらに、「日常における衛生意識が高まった」(78.5%)、「社会を支えてくれる人への感謝を感じるようになった」(71.8%)と続き、様々な情報が錯綜する中いかに正しい情報を取捨選択できるかという情報リテラシーへの関心度の高まりが伺えます。また、「家族やパートナーとの時間を以前よりも大切にしようと思った」(54.4%)のように、他人や家族とのつながりを再確認したとの声も多く挙がりました。(図4)
行動変化では「家族揃って食事をとる機会が増えた」(41.1%)「家で過ごす時間を家族やパートナーとのコミュニケーションに充てられた」(36.4%)等、人とのつながりや家族関係の大切さを改めて実感した人もいたようです。(図5)
年代・性別・ライフステージごとの価値観変化 年代や性別によって価値観変化する部分は大きく異なる。
10-20代では「これまで気づかなかった新しい暮らしを楽しもうと思った」が全体比+12.8ptと大きく変化しています。コロナ禍に適応した暮らしの楽しみ方を模索している様子が伺えます。(図6)
男性30代では「ワークライフバランスを整えようという意識が高まった」が全体比+12.3ptと大きく変化。リモートワークや時差出勤による働き方の変化で生活と仕事のバランスを改めて意識した人も多かったのではないでしょうか。(図7)
70代では「健康増進の意識が高まったと思う」が全体比+9.9ptと大きく変化。感染対策とともに、外出自粛の中でも活動量を落とさないよう積極的に生活リズムを整えようとする様子が伺えます。(図8)
配偶者と子どもがいる女性では「家族やパートナーとの時間を以前よりも大切にしようと思った」と回答した割合が全体比+12.7ptと高い結果となりました。(図9)一方で、「家族との時間が増える一方で、自分の時間が大切だと感じた」が全体比+16.2ptとなり、「子供と一日中一緒でイライラする事が増えた」「食事のメニューで困る」といったように、休校や在宅勤務で家事の回数やそこにかかる時間が増えた結果、負担が増していることも原因の1つと推測されます。(図10)
18〜49歳は「これからの生活・暮らし方を積極的に変えていきたい」とするも、50代は約半分に
ウィズコロナ、アフターコロナの暮らしの変化について、全体のおよそ73.8%が「これまでの生活・暮らし方とは変わる」と回答しました。特に若い世代ほど「全く違った生活・暮らし方になる」と考えている人が多い結果となりました。
さらに、全体の91.8%の人が生活や暮らしを変えていきたいと考えていることも明らかになっています。その中で生活・暮らし方を「積極的に変えていきたいと思う」と回答したのは20代、30代が最も多く、50代(14.6%)70代(18.5%)に留まりました。(右図11)20代、30代からは「これからは働いた労働から賃金を得るだけでなく、積極的な資産運用を行いこのような事態が起きても動揺しないような体制にしたい」「日本中を旅する、またはそのように暮らしている方に話を聞く機会を作る」(自由回答より抜粋)と具体的な暮らしの変化を検討しているのに対し、50代では「ワクチンや薬ができるまで今の生活を維持していきたい」(自由回答より抜粋)といった声もあがり、よりウィズコロナでの生活維持を検討する声が見られました。一部では、より在宅での仕事や学習が捗るよう新しい住まいを探したり、郊外や広い家への引越しを検討したりといった動きも見られ、コロナ禍で発生した新たな住まいニーズも現れる調査結果となりました。
本調査内容は、「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」特設ページにて「新しい暮らしへの兆し調査」よりご覧ください。
「新しい暮らしへの兆し調査」概要
・調査実施日:2020年5月26日(火)~2020年5月28日(木)
・スクリーニング調査:18~79歳男女 20,000s
・本調査:18~79歳男女、スクリーニング調査で「コロナ禍以降の暮らしは以前と比べて変化する」と思うと回答した方から抽出 927s
・調査手法:インターネット調査
■「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」特設ページについて
(URL https://media.lifull.com/campaign_2020061903/)
「話そう、これからの暮らし。-From MY HOME-」特設ページでは、公開中のインタビュー動画や全国2万人に聞いた「新しい暮らしへの兆し調査」、SNSなどを通じて寄せられた「これからの暮らし」に関する皆さまの声を抜粋し掲載しています。このSTAY HOME期間がきっかけとなり気づいた新たな発見やこれからの暮らしを考えるためのヒントが詰まっています。ぜひご覧ください。
また、SNSや特設ページ内のフォームでは、暮らしの中で気づいた発見やご自身が感じた変化を募集しています。ハッシュタグ「#話そうこれからの暮らし」声を聞かせてください。
■株式会社LIFULL
所在地: 東京都千代田区麹町1-4-4
代表者: 代表取締役社長 井上 高志
事業内容: 不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)」の運営等
設立年月: 1997年3月
ウェブサイト: https://LIFULL.com/
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しています。
主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL介護」、ママの子育てと仕事の両立を支援する「LIFULL FaM」など、人生・暮らしを豊かにするさまざまな領域に事業拡大しています。
LIFULLグループは、より多くの人が心からの安心と喜びを得られる社会の実現のため「世界一のライフデータベース&ソリューション・カンパニー」を目指します。
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