ケロッグが取り組む社会貢献プログラム「Better Days Promise™」年間活動レポート 活動開始以来、累計で494万食を超えるシリアルを寄贈
~子どもからシニアまで、“食”を起点とした包括的な支援を展開~
日本ケロッグ合同会社(本社:東京都千代田区、代表職務執行者社長:井上ゆかり)は、ケロッグがグローバルで推進する社会貢献プログラム「Better Days Promise™」の一環として取り組んでいる食糧支援において、2025年度に、全国のフードバンクや子ども食堂、小学校などを中心に、年間累計で約33万食分のシリアルを無償提供いたしました。また、日本国内において「Better Days Promise™」を開始した2013年以降の累計寄贈量は今年で494万食を超えており*¹、開始から10年以上にわたり“食”を必要としている多くの方々にお届けしてまいりました。
「Better Days Promise™」では、シリアルの寄贈を通じた食糧支援以外にも、「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」の推進や食育活動、社員ボランティア、女性のエンパワーメント向上など、社会課題解決およびSDGsの推進に向け様々な取り組みを行ってきました。
*¹ 2025年12月時点
- 2025年度 ケロッグ「Better Days Promise™」活動サマリー -
① 33万食分のシリアルを寄贈! 「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」も全国で拡大中
・全国のフードバンクや子ども食堂、小学校などに年間約33万食分のシリアルを無償提供
・「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」は全国24都道府県・54団体へと拡大
② JCHO群馬中央病院で入院中の子どもたちとご家族へ「スペシャル応援パック」を贈呈
・入院中の子どもたちとご家族を応援すべく、「スペシャル応援パック」を贈呈
・小児科病棟にシリアルディスペンサーを設置
③ 年間を通じた社員ボランティアの推進
・年間7種類、計10回のボランティア企画を実施し、延べ258名の社員が参加
④ デフバレーボールチーム「tortoise(トータス)」の選手へシリアル寄贈
・選手たちに応援の気持ちを込めてシリアルを寄贈
・12月中旬に大阪府立中央聴覚支援学校にクリスマスプレゼントをお届け予定
⑤ 高崎工場の地元、群馬県高崎市における地域コミュニティとの関わり
・地域のお祭りやイベントへの積極的な参加・協賛を通じて、コミュニティの活性化に貢献
⑥ WOK(Women Of Kellogg)を通じた女性のエンパワーメント向上
・国際女性デーを皮切りに、年間を通じて様々な啓発イベントを実施
・東京都が推進する「男性育業の普及推進」に向けてのオンラインセミナーのパネリストとして登壇
・女性の活躍推進に関する取り組みが基準を満たしている企業として、「えるぼし認定」を取得
⑦ 日本ケロッグ、社会インパクトリーダー賞「サステナビリティ部門」大賞を受賞!
・第2回「社会インパクトリーダー賞」において、「サステナビリティ部門」の大賞を受賞
活動の詳細は以下「2025年度ケロッグBetter Days Promise™ 活動詳細」をご参照ください。
■2025年度ケロッグBetter Days Promise™ 活動詳細
① 33万食分のシリアルを寄贈!「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」も全国で拡大中
ケロッグでは、毎年食糧を必要とされている様々な団体に年間を通じて定期的にシリアルの寄贈を行っております。2025年度は、全国のフードバンクや子ども食堂、小学校などへ約33万食分のシリアルを無償提供いたしました。とりわけ、近年は物価高騰などの影響も受け、様々な団体からの支援依頼のご要望が増える中、一人でも多くの方に支援が届くようにという想いを込めて一つひとつの商品を大切にお届けしてまいりました。
これらの結果、日本国内で「Better Days Promise™」を開始した2013年以降の累計寄贈数は今年で494万食にのぼり、開始から10年以上にわたり“食”を必要とされる多くの方々にお届けしてまいりました。
シリアルの寄贈以外にも、様々なかたちで人々の食の課題解決やウェルビーイングの向上に向けた取り組みを推進しており、その一環としてケロッグでは、近年課題となっている子どもたちの朝食欠食や孤食、栄養課題の解決を目指す「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」を展開しています。
本プロジェクトは、日本ケロッグの設立60周年の2022年を機に、認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえと連携して発足しました。プロジェクトに参加する子ども食堂には、朝食メニューの一つとしてシリアルを定期的に寄贈し、さらに子どもたちが自分自身で楽しみながら準備できるよう、ケロッグのシリアルディスペンサーを無償で貸与することで、朝食摂取習慣の定着を支援しています。
2025年度においては、包括的連携協定を締結している滋賀県および滋賀県社会福祉協議会の協力・連携のもと、滋賀県の既存 5 団体に加え、新たに 6 団体の新規参画が決まり、滋賀県内での本プロジェクトの拡大が実現いたしました。
参考リリース:
子どもたちの朝食欠食・孤食課題に“地域連携”で取り組む「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」に
滋賀県で新たに6団体が参画
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000040636.html
プロジェクト発足から3年が経過した現在、全国24都道府県・54団体にまで拡大しており、ケロッグでは2030年までに全国47都道府県での実施を目指して本プロジェクトを推進していきます。
また、本プロジェクトでは、子ども食堂だけでなく小学校を含めた包括的な食育活動への取り組みにも力を入れており、全国約110,000名*²の先生とのネットワークを持つ株式会社ARROWSと協働し、先生を通じて「朝食の大切さを伝える食育授業」を実施しており、2022年の開始以来、延べ86,636名(1,195校)の小学生にプログラムを提供してきました。
*² 2025年11月時点
参考動画:
【ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト】ケロッグと地域が連携 ~子ども達の朝食欠食・孤食課題解決を目指して~
https://www.youtube.com/watch?v=ZtUOmNZ2ApY
参考リリース:
子どもたちの朝食欠食・孤食課題に“地域連携”で取り組む「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」6月29日より始動!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000040636.html

② JCHO群馬中央病院で入院中の子どもたちとご家族へ「スペシャル応援パック」を贈呈
ケロッグは、食糧問題について考え、解決に向けて行動を起こす「世界食糧デー月間」に合わせ、10月6日(月)に認定NPO法人キープ・スマイリング(以下、キープ・スマイリング)と連携し、ケロッグ高崎工場を構える地元のJCHO群馬中央病院へ「スペシャル応援パック」を贈呈しました。「スペシャル応援パック」は、ケロッグの手軽で栄養バランス満点のシリアルと、ケロッグオリジナルのお絵かきノートと色鉛筆、さらにキープ・スマイリングが提供する「付き添い生活応援パックライト」をセットにしたもので、社員の手書きメッセージを添えて、高崎工場の社員が心を込めて梱包を行いました。贈呈式当日には、ケロッグのキャラクター「トニー・ザ・タイガー」も登場。小児病棟を行脚しながら入院中の子どもたちにエールを送り、プレゼントを手渡ししました。
本施策の背景には、入院中の子どもを支える保護者が直面する“食”に関する課題があります。多くの付き添い家族が、「栄養の偏り」や「食事の準備の難しさ」「保存食の不足」といった悩みを抱えているものの、なかなか顕在化しづらく支援の手が届きにくい現状がありました。こうした状況を少しでも改善したいという想いと、シリアルの「手軽さ」「保存性」「栄養バランスの良さ」という特長は、まさに問題とされている課題を解決するうえでぴったりなことから、付き添い生活を送るご家族に寄り添い、食を通じて安心と笑顔を届けるべく取り組みを進めています。
また、患者さんファーストで日々尽力されている医療スタッフの方々にも、勤務中に手軽に栄養補給していただきたいという想いから、小児科病棟のナースステーションにケロッグのシリアルディスペンサーを設置し、いつでもお召し上がりいただけるようにしました。本企画をきっかけに、JCHO群馬中央病院では病棟内の自動販売機に新しく牛乳を追加いただくなど、手軽に日常的に喫食いただける環境を作っていただきました。
参考リリース:世界食料デー月間に、入院中の子どもたちと付き添うご家族を“食”で支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000040636.html

③ 年間を通じた社員ボランティアの推進
「Better Days Promise™」の活動の一環として、ケロッグでは社員ボランティアの参加を積極的に推進しています。2025年度は、年間7種類、計10回のボランティア企画を実施し、延べ258名の社員が参加、計260時間を超える活動を実施しました。本社や高崎工場などに社員が集まり、寄贈用のシリアルをパッキングのうえ、手書きのメッセージや絵を描いたり、夏休み期間中は「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」にも参画いただいている「子ども食堂カフェ北野」様において、今年で4回目となる朝食&昼食のサポートボランティアにも参加しました。

④ デフバレーボールチーム「tortoise(トータス)」の選手へシリアルの寄贈
女子デフバレーボールチーム「tortoise」の選手へ応援の気持ちを込めてシリアルを寄贈いたしました。本取り組みは、「24時間テレビ(読売テレビ)」で披露された耳が不自由な方でもお楽しみいただける、ミルクボーイさんの“コーンフレーク漫才”をきっかけに実現しました。デフリンピックなど数々の主要大会に挑む選手たちに向けて、日々のエネルギーチャージや栄養補給として活用いただけるようシリアルを寄贈させていただきました。
また、tortoiseが練習会場として使用している大阪府立中央聴覚支援学校とも連携を行い、学校に通う子どもたちへ、12月中旬にケロッグからクリスマスプレゼントとしてシリアルや自由帳、クリスマスカードなどをお送りする予定です。当日は、子どもたちにエールを送るべく、ケロッグのキャラクター「トニー・ザ・タイガー」が学校へ訪問します。

⑤ 高崎工場の地元、群馬県高崎市における地域コミュニティとの関わり
ケロッグが工場を構える地元高崎市においては、高崎市商工会議所や地域の小中学校、NPOなど様々な団体とのコラボレーションや、地域のお祭りや各種イベントへの参加を通じて、地域コミュニティへのサポートや関係性の構築に努めてきました。2025年は、高崎だるま市、たかさき春まつり、たかさきハロウィン、榛名湖マラソンなどの各種イベントへの協賛をはじめ、地元野球チーム「群馬ダイヤモンドペガサス」やフードバンクなどへのシリアル寄贈、小中学生への高崎工場見学会の実施など、様々な取り組みを地域の皆さまとご一緒してきました。
1969年の高崎工場稼働開始以降、群馬県および高崎市の皆さまに支えられながら、長年にわたってシリアル製品の製造を続けてまいりました。引き続き地域に根ざした企業として、地元の皆さまをはじめケロッグをお召し上がりいただいている全国のお客様にとって「誇れる存在」「信頼できる存在」であり続けることを目指してまいります。

⑥ WOK(Women Of Kellogg)を通じた女性のエンパワーメント向上
ケロッグでは、女性の活躍推進を目指し、グローバル全体で「WOK(Women Of Kellogg)」と呼ばれる活動を通じて、毎年3月の国際女性デーを皮切りに、年間を通じて部門間を越えた様々な啓発イベントを行い、社員の理解向上と意識改革につなげ、誰もが自分らしく働けるような組織づくりを推進しています。
また、2025年は、東京都が推進する「男性育業の普及推進」に向けてのオンラインセミナーのパネリストとしてケロッグが登壇するなど、社内での取り組みに関する外部への発信を行いながら、働き方改革の推進に貢献しています。
こうした取り組みの結果の一つとして、女性の活躍推進に関する取り組みが基準を満たしている企業として、厚生労働大臣が認定する「えるぼし認定」の2段階目を、2025年10月31日付で取得しました。

⑦ 日本ケロッグ、法と経営学会主催の社会インパクトリーダー賞「サステナビリティ部門」大賞を受賞!
2013年以降、10年以上にわたり継続的に取り組んできた「Better Days Promise™」の確固たる理念とその取り組みが評価された結果、2025年11月に日本ケロッグが一般社団法人 法と経営学会が主催する第2回「社会インパクトリーダー賞」において、「サステナビリティ部門」の大賞を受賞しました。
本賞は、企業のサステナビリティに関する取り組みを、具体性・新規性・ステークホルダーへの影響・社内レビュー体制などの観点から総合的に評価し、社会課題への貢献を通じて良質なインパクトを社会にもたらした企業を顕彰するものです。
今回の受賞にあたっては、ケロッグが長年にわたり、よりよい日々の実現に向けて「Better Days Promise™」を推進、進化させてきた歴史に加え、近年の取り組みが高く評価されました。特に、2022年6月に発足した「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」において、子どもたちの朝食欠食や孤食といった喫緊の社会課題に対して、NPOや子ども食堂、小学校など様々な関係団体と協働しながら、全国規模で継続的な支援を続けている点や、教育現場などにおける食育推進の取り組みなどが高く評価されました。
これらの活動が、サステナビリティのある社会貢献を実現し、同時に持続的な企業活動を可能にするということを体現しているものとして、サステナビリティ賞にふさわしいと判断され、今回の受賞に至りました。

■ケロッグ 「Better Days Promise™」とは?
ケロッグがグローバルで展開している社会貢献プログラムで、①飢餓、②持続可能性、③ウェルビーイング、④公平/多様性/包括の4つのフォーカスエリアでの取り組みを通じて、世界中の人々が食糧への持続可能で公平なアクセスの実現を可能にし、2030年までに、世界40億人の人々にとってのよりよい日々(Better Days)の実現を目指すというものです。日本では、これまで、子ども食堂やフードバンクなどへ年間累計約30万食分のシリアルの無償提供や社員ボランティア、食育プログラムの実施などを行ってきました。

◼SDGsへの貢献について
「Better Days Promise™」は、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193カ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標であるSDGs(Sustainable Development Goals - 持続可能な開発目標 - )のうち主に下記4つの目標に貢献する活動です。

世界的な食品メーカー“ケロッグ”について
食品とブランドを通じて、世界に豊かさと楽しさを提供することを使命としています。
1894年にケロッグ社の創設者であるW.K.ケロッグが米国ミシガン州バトルクリークにおいて、療養所の人々のために食物繊維が豊富な穀物を材料に、食べやすく栄養が豊富な食品としてシリアルの原形となる「グラノーズ」を発明してから1世紀以上を経た現在では、180カ国以上で事業を展開する世界的な食品メーカーとなっています。1906年の会社設立から116年にわたりケロッグのシリアルは世界各国においてご支持をいただいております。米国ケロッグ社100%出資の日本法人となる日本ケロッグは1962年に設立されました。1963年の「コーンフレーク」、「コーンフロスト(現:コーンフロスティ)」の発売以来、半世紀以上にわたって、太陽と大地の恵みを受けて育った、玄米、小麦、大麦、とうもろこしなどの穀物のエネルギーと、バランスのよい栄養がたっぷり詰まったシリアルを日本の朝の食卓にお届けすることを通じて、お客様の気持ち良い一日のスタートを応援しています。
ケロッグ公式SNS
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YouTubeアカウント(日本ケロッグ公式チャンネル)
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